見出し画像

非外傷性疾患と体幹

どうも先週は
アルルカンのライブにご招待いただきました
やまねです。

アルルカン來堵くんと!

運指がスムーズになるように
調整させていただきました!


ライブ帯同では
安全かつ即時性があり、
ご本人さんの"良い実感"が
必須になってくるように感じています。

より安全で効果が出るように
色んな分野の勉強をがんばります。


さて、
僕自身今年最後のヤンセラ投稿になるので
今年臨床でよく考えていたことを
記事にします!


よく整形外科にこられる
痛くなったキッカケがハッキリしない方々。


捻った記憶がない…
歳のせいなのだろうか…


そんな方々と関わっているうちに
"体幹、呼吸筋と疾患"
について考えるようになりました。


体幹や呼吸が大切なのは
なんとなくイメージあるかと思いますが
なぜ大切なのでしょうか??


色んな論文を参考にしながら
僕なりに考えてみました。

体幹の評価

頸部痛
肩関節痛
腰痛
股関節痛
膝関節痛

日々色々な疾患に向き合われる方が
多いかと思いますが、
どの疾患においても
体幹の可動域に左右差がない方って
ほとんどいなくないですか?


体幹の屈曲、伸展、側屈、回旋を評価した時
可動域制限や痛みが出ることがあるかと
思います。


例えば、、、

◎肩関節に痛みがある方にFFDしていただき
 肋骨をみるとRib humpがある。

◎頸部痛がある方に側屈していただくと
 片側が極端に制限されたり
 詰まり感がある。

◎腰痛の方に体幹回旋していただくと
 片側だけ再現痛がある。

◎膝関節痛の方の姿勢評価をさせていただくと
 脊柱が側屈していたり
 肋骨の片側のみアウトフレアがみられる。


僕はこのような評価に遭遇することが
多いと感じています。


"主訴の場所と離れている体幹の左右差"
これをどのように考えるかを
2021年はよく考えていました。


例えば、
膝関節痛をお持ちの方に
背臥位になっていただいた際、
片側だけ膝が屈曲していると
かなり気になる左右差かと思います。


しかし、
膝関節痛をお持ちの方に
背臥位になっていただいた際、
下肢はパッとみてあまり左右差がなく
体幹に微妙な側屈や、
肋骨の片側のアウトフレアがあっても
そこまでシビアに気にしないかと思います。
(気にされる方、すみません…)


自分の経験から
体幹の左右差や可動域制限は
意識しながら介入させていただいた方が
良いと感じます。


疾患別に考えてみましょう!!

体幹と腰痛

いきなりですが
腰痛の運動療法には
ドローインが紹介されていたり
腹横筋との関係性がよく紹介されているかと
思います。


いざ腰痛の方に介入すると

△背筋が硬い
△腹直筋が硬い
△腸腰筋も殿筋も硬い
△大腿四頭筋もハムストリングスも硬い

このように思われるかと思います。


未だに悩むのですが、
目の前の方の腰痛に繋がった
第一要因は何なのか!?

どこの硬さ、どこの弱さなのか!?

そんなことを考えているうちに
面白い論文を見つけたりして
自分自身の考えがまとまってきました。

ここから先は

2,461字 / 2画像
月額100円という"破格の値段"に設定された 若手セラピストのためのマガジンです。 ○ セラピストにとって必要な基礎知識 ○ 臨床推論の組み立て方 ○ 多角的な事象の捉え方 若手にとっての"等身大のモデル"として 3つの情報を発信していきます!

週刊ヤンセラ

¥100 / 月

💡若手セラピストのためのマガジン💡 セラピストに必要な基礎知識 / 臨床推論の組み立て方 / 多角的な事象の捉え方 を発信! コスパ、良す…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?