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#評論
空洞のもつ恒久性としての「くつろぎ」(ヴォルフガング・ライプについて)
タンポポやヘーゼルナッツなどの花粉を実際に自分で採取し、丁寧に篩にかけて床に敷き詰める作品や、お米を山のように盛り上げたものを等間隔で敷き詰め、しばしその上に大理石や御影石などの家の形をしたオブジェを置く『ライス・ハウス』、
蜜蝋を用いて回廊のようなスペースを作ったり、蜜蝋のブロックを塔のように積み上げる作品、あるいは大理石に牛乳を注ぎ、表面張力により少し丸みを帯びた四角とつやつやした牛乳のマチ
ランドマーク・侵略・アクセシビリティ(バスキア以降、バンクシー前後/ポスト・グラフィティのアーティストについて)
巷ではバスキアの展示がとても評判だと聞いておりますが、グラフィティ・アートというものは現代(といってもかなり前からその呼称ではありますが)では、「ポスト・グラフィティ」などと呼ばれ、今尚発展を見せているジャンルかと筆者は思います。
事実、キース・ヘリングやバスキアのアートはユニクロでTシャツになったり、東京都のバンクシー関連の話題など・・嘗てよりかなり「身近」なものになっているように感じます。