黙考する主婦

自身は社会不安障害と鬱病、平成ラスト生まれの息子は片耳難聴、主人は腫瘍性疾患の難病の一…

黙考する主婦

自身は社会不安障害と鬱病、平成ラスト生まれの息子は片耳難聴、主人は腫瘍性疾患の難病の一族の母です。 自身の体験やよしなしごとを書き連ねたいとお思います。

マガジン

  • 社会不安障害と鬱病と私

    社会不安障害・うつ病で重度精神障害者として生活する様子を、気のままに書き連ねています。

  • 子育て記録

    2018年夏生まれの息子について書いています。 大人しくマイペースな子ですが、毎日とても楽しく、賑やかに子育てをしています。

最近の記事

TMS入院の結果

かなり間が空いてしましたが、流石に年も越しているので退院しています。 単刀直入に言うと、rTMSは私の身体には合わず、2ヶ月入院の予定が1ヶ月で退院になってしまいました。 何度磁気の位置を直しても、次回の施術の時には手足の痙攣が起きてしまうのです。 確認のために脳波の検査もしたのですが、原因は全くわかりませんでした。 病院側も、痙攣は重篤な副反応とされ得ているので、これ以上悪化させないためにも、施術を断らざるを得なかったのです。 また、私側の都合としても、3歳の息子が私

    • 精神病棟に入院(1週目)

      精神病棟に入院してから1週間が経ちました。 その中での簡単な変化について書きたいと思います。 この病棟で知り得たことは外聞しないという決まりがあるので、自分の中での変化だけに留めておきます。 まず、最初の面接では、息子がいた中での会話だったので、話しは主人に任せて、私は息子の相手に専念しようとしていました。 その時に入院についての説明を受けます。 最初のうちは対人恐怖がひどく、担当医や看護師の顔を見ることすらできませんでした。 また、病院食が多すぎて圧倒され、初日は1口も

      • 明日からTMSのため入院です

        8月に「1ヶ月後に入院です」と言われて2ヶ月、明日からやっと入院します。 はっきり言って不安で仕方ないです。 幸いにも、今まで大した病気をせずに生きてきたので、出産以外の入院は初めてなのです。 また、1ヶ月と言われたのに2ヶ月だったことから、そこの病院にも不信感が募ってしまい、病院の個室から治療に出られるかも心配です。 2ヶ月かかってしまったのは、待機中に学会があったことと、病室が空かなかったが故なので、医療スタッフに罪はないんですけどね。 神奈川県立医療センターは、1日

        • #デジタルの日 デジタル庁のイベントを聴講して

          今日、10月10日はデジタルの日だそうです。 日にちが2進数に見えるからでしょうか?笑 今日は、13時からのデジタル庁のイベントを、夫とオンライン聴講していました。 「声を届けよう」の意見募集では、旦那が部門内で一番共感を得ていたので、もしかしたら取り上げられるかも、と期待もして見ましたが、そこは残念ながら叶いませんでした。 なんかワイドショーをている気分で、最初のコーナーを見ていました。 今の私が一番デジタル化してほしいと思うのは、医療情報です。 特に、個人のワクチン接

        TMS入院の結果

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        • 社会不安障害と鬱病と私
          6本
        • 子育て記録
          2本

        記事

          「どんぐりの木」に参加して

          先日、ダブルケアに関する集まり「どんぐりの木」に参加してきました。 場所は、大倉山のどろっぷでした。 ダブルケアとは、「子育て+介護」など、家庭内に2種類の大変さを抱えている状態のことです。 我が家の場合は、3人家族で、全員が何かしらの病気等を患っています。 なので、いつも息子を遊ばせている施設にチラシがあり、興味が沸いたので、申し込んでみました。 人数は主催者を合わせて3人。 確かに、よく考えたら、ダブルケアの家庭は意外と少ないのかもしれません。 この会の規約により、

          「どんぐりの木」に参加して

          自分と同じ価値観の人はいない

          初めてタグでの記事に参加してみます。 #一人じゃ気づけなかったこと はっきり言って、自分が障害者なので、他人との差を多くの人以上に感じていると自負しています。 しかし、よくよく考えてみると、他人との差なんてあって当たり前ではありませんか? 自分と全く同じ考え方をしている人がいる方が珍しくありませんか? そのため私は、他の人と自分を同一化しないことが、多様性への向き合い方に近いのではないかと思います。 自分は少しストイック過ぎて鬱になったようなものですが、主人から言われ

          自分と同じ価値観の人はいない

          息子の発語遅れに対する療育の相談

          息子は7月に3歳になりました。 3歳といえば、普通であれば大人と簡単な会話ができたり、自分の名前や年齢を言うことができます。 最低限、2語以上の発言(「パン、食べたい」など)は出来るでしょう。 しかしうちの息子は、基本的に話すことは「あい!」でコミュニケーションを取ろうとしますし、自分の世界が頭の中にあるのか、その場の環境と全く関係ない単語を口ずさんでいます。 しかも、単語も、数字やアルファベットをブツブツ唱えている事が多いです。 区役所で行われた3歳児検診で、身体測定

          息子の発語遅れに対する療育の相談

          主人の個人サイトの作成

          今日は久しぶりに、サイトの編集の作業をしました。 大学在学中から病気になってしまっていたので、実は社会経験が一切ない状態で現在も過ごしています。 病気が完治してから、どのように仕事につけば良いものか… とにかく、今回は、大学時代の学園祭実行委員会の経験を生かし、リハビリとして主人の個人サイトを作成しました。 主人はアプリエンジニアで、更に私と息子を介護しながらNPO法人の手伝いをしているので、かなり顔が広くなっています。 なので、流石にそろそろ主人自身の活動をまとめた何

          主人の個人サイトの作成

          3歳児検診と療育の勧め

          先日、息子の3歳児検診がありました。 本来は、3歳くらいの子は、2語〜3語で大人と会話ができます。 しかし、うちの子は全く会話が成り立たず、いくら言葉を教えてもオウム返しもしません。 自分の好きなタイミングで、自分の世界に浸って知っている単語を吐き出すだけです。 ちなみに、息子は先天的に片耳難聴ですが、6月に定期検診で子供医療センターで診察を受けたところ、耳鼻科的な要因で発語が遅れていることはないと、医師から説明を受けました。 3歳児検診の際に、個別相談でその旨を話す

          3歳児検診と療育の勧め

          県立精神医療センターへの入院前診察

          前回の記事では、TMSについて触れました。 私のかかりつけ医にTMSの治療を受けたいと申し出ると、県立の精神医療センターに紹介状を書いてもらえました。 私は自分で電話をすることが難しいので、主人にセンターへ初診申し込みの予約を取ってもらい、先日行ってきました。 ホームページには事前に紹介状を送付する旨が書かれていました。 しかし、主人が電話した際に話が通っていたらしく、当日受付に紹介状を出すだけで診察してもらえました。 ちなみに、介助人と一緒の来院でないと認められないとも

          県立精神医療センターへの入院前診察

          TMS治療について

          今回は、私が新しくチャレンジしようとしているrTMS療法について、紹介しようと思います。 TMSとは 反復経頭蓋磁気刺激。 Transcranial Magnetic Stimulationの略。 磁気エネルギーを使って脳内の神経細胞を人工的に働かせる治療法のことです。 頭にコイルで磁気を当て、脳内の電気信号を誘発し、特定の神経細胞群を電気的に刺激します。 私が受けようと思っているのはrTMSで、repetitive=反復的に行うことからこのような名前になっています。 T

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          精神科ソロ参戦時の装備

          精神科には普段は主人が付き添って通院しているのですが、ここのところ主人の仕事が忙しく、一人で通院せざるを得ません。 私の場合の対処法は、症状をルーズリーフに書いて医師に渡す、です。 前回の診察から何が変化したか、何が変化していないかを具に書いています。 私の病院では、医者が紙のカルテを使用しているので、この方法が一番丁度良かったのです。 毎日日記のような形で症状や気分がどうであったか書いても良いし、症状だけを書いても良いし、とにかく伝わる形だったら何でも良いと思います。

          精神科ソロ参戦時の装備

          社会不安障害が私にもたらす影響

          今回は自分が診断されている「社会不安障害」の、”自分の”症状について書いてみようと思います。 何故、”自分の”と強調したのかというと、同じ病気でも併発している病気が違ったり、そもそも現れている症状が人によってかなり差があったりする病気なので、一概に「社会不安障害とはこういう病気である」と、医療関係者でも何でもない私が言うことが出来ないからです。 それほど多岐にわたって、様々な影響が出てしまう病気なのです。 私に起きていることは、 ・鬱病 ・パニック症状 ・頭痛・腹痛・吐き気

          社会不安障害が私にもたらす影響

          病気の発覚

          今回は、何故私が社会不安障害と発覚したというきっかけについて書いてみたいと思います。 大学を留年していた頃、慢性的に頭痛と吐き気、腹痛が続く時期があり、まず近所の脳外科に行って、MRIと血液検査をしてみました。 結果、MRIの方はあまり問題はなかったのですが、血液検査で重度の栄養失調と貧血だったことが発覚しました。当時、大学の研究室が楽しくて1週間連続で泊まり込みをしたりなども頻繁で、夕飯も学食が閉まっている時間帯はカップラーメンばかりだったので、当然といえば当然です。 そ

          初投稿は自己紹介

          はじめまして。 ちょっと前に話題になっていたので、今更ながらはじめました。 簡単に自己紹介をすると、3年ほど前に社会不安障害と診断され、その間に妊娠出産をした母親をやっています。 ここでは主に、病気と子育てについて書いていきたいと思います。 本当は病気のことを書くのは怖いのですが、目に見えない病気であるが故に理解者が少ないので、少しでも認知してもらえたらと思って、頑張ってみます。 正直言うと、書くことによって少し認知療法的な効果もあるのではないかという期待もあるんですけど

          初投稿は自己紹介