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社会不安障害と鬱病と私

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社会不安障害・うつ病で重度精神障害者として生活する様子を、気のままに書き連ねています。
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記事一覧

TMS入院の結果

かなり間が空いてしましたが、流石に年も越しているので退院しています。

単刀直入に言うと、rTMSは私の身体には合わず、2ヶ月入院の予定が1ヶ月で退院になってしまいました。

何度磁気の位置を直しても、次回の施術の時には手足の痙攣が起きてしまうのです。
確認のために脳波の検査もしたのですが、原因は全くわかりませんでした。

病院側も、痙攣は重篤な副反応とされ得ているので、これ以上悪化させないために

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県立精神医療センターへの入院前診察

前回の記事では、TMSについて触れました。

私のかかりつけ医にTMSの治療を受けたいと申し出ると、県立の精神医療センターに紹介状を書いてもらえました。
私は自分で電話をすることが難しいので、主人にセンターへ初診申し込みの予約を取ってもらい、先日行ってきました。

ホームページには事前に紹介状を送付する旨が書かれていました。
しかし、主人が電話した際に話が通っていたらしく、当日受付に紹介状を出すだ

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TMS治療について

今回は、私が新しくチャレンジしようとしているrTMS療法について、紹介しようと思います。

TMSとは
反復経頭蓋磁気刺激。
Transcranial Magnetic Stimulationの略。
磁気エネルギーを使って脳内の神経細胞を人工的に働かせる治療法のことです。
頭にコイルで磁気を当て、脳内の電気信号を誘発し、特定の神経細胞群を電気的に刺激します。
私が受けようと思っているのはrTMSで

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精神科ソロ参戦時の装備

精神科には普段は主人が付き添って通院しているのですが、ここのところ主人の仕事が忙しく、一人で通院せざるを得ません。

私の場合の対処法は、症状をルーズリーフに書いて医師に渡す、です。
前回の診察から何が変化したか、何が変化していないかを具に書いています。

私の病院では、医者が紙のカルテを使用しているので、この方法が一番丁度良かったのです。
毎日日記のような形で症状や気分がどうであったか書いても良

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社会不安障害が私にもたらす影響

今回は自分が診断されている「社会不安障害」の、”自分の”症状について書いてみようと思います。
何故、”自分の”と強調したのかというと、同じ病気でも併発している病気が違ったり、そもそも現れている症状が人によってかなり差があったりする病気なので、一概に「社会不安障害とはこういう病気である」と、医療関係者でも何でもない私が言うことが出来ないからです。
それほど多岐にわたって、様々な影響が出てしまう病気な

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病気の発覚

今回は、何故私が社会不安障害と発覚したというきっかけについて書いてみたいと思います。

大学を留年していた頃、慢性的に頭痛と吐き気、腹痛が続く時期があり、まず近所の脳外科に行って、MRIと血液検査をしてみました。
結果、MRIの方はあまり問題はなかったのですが、血液検査で重度の栄養失調と貧血だったことが発覚しました。当時、大学の研究室が楽しくて1週間連続で泊まり込みをしたりなども頻繁で、夕飯も学食

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