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【ボードゲーム×子育て】パズルを使った図形の学び??

こんにちは、ばいそんです!
今日はボードゲームの紹介をしていきます!ボードゲームと教育の関係性についてはこちらの記事をご覧ください!

今日紹介するゲームは、勉強という形を取らずに、楽しく視空間認知力が鍛えられるゲームです!WISCに絡めながら紹介していきます!

カルカソンヌ

今回は「カルカソンヌ」を紹介します!
このゲームは正方形のタイルを繋げて、1つの地図を作っていくゲームです。

やる人によって全く違う地図が出来上がっていくので、出来上がった地図を見るのも楽しいですね!

ルール説明は5~10分、プレイ時間は30~40分程度で、誰でもすぐ遊べるはずです。
裏になっているタイルをめくり、その絵柄にあわせてタイルをくっつけていくだけなので、運要素も強く、初プレイの人が経験者を負かしてしまうこともよくあります。

なので子どもも「勝てた!」と思って、もう一回やりたくなる要素もありますよー!

もっと深くゲームの内容を知りたい人は以下のリンクをご覧ください!

カルカソンヌと発達指標

ここでWISCの指標と絡めてもう少し説明していきます!

カルカソンヌで関係してくる指標はPRIだと考えています。PRIとは?という人は過去に記事にしているので、ぜひご覧ください!

カルカソンヌではこの記事の中で述べた「目で見たものを処理した力」が関係してきます。

このゲームでは一枚一枚のタイルの各辺が繋がるように、タイルを回転させながら合わせていきます。このときに「回すとどうなるのかな?」と推測する力が関わってくるんです。

PRIが弱い子はこの作業の負荷が大きく、図形の勉強は嫌になりがちです。
でも、カルカソンヌはボードゲームなので抵抗なく図形を処理する練習をすることができます。

いつも図形が関わる問題に嫌悪感を抱いていたAくん

小学5年生のAくん。勉強の時間はいつもやる気で「やるぞ!」という感じで来てくれます。でも図形が関わる勉強の時間がくると、珍しく「これやるの嫌だな…」と抵抗感を示していました。

だからいつもは具体物を用いて、少しでも負荷を下げるようにしていました。

でもそんなときに、もっと楽しく自分からやりたいと思えるものにシフトできないかなと考え、カルカソンヌをやっている小集団に誘ってみました。

そうするとルール把握に不安があるので最初はためらいがちでしたが、そこを僕らスタッフが補助しながら導入してみると、楽しかったようで「来週もやる!」と言っていました。

それで実際やっている最中はやっぱり少し大変そうなのですが、慣れるまでは補助を少ししながら、慣れてきた3回目あたりからは僕は隣にいるだけいて、自分でやるようにしてみました。

そうすると自分でどんどん考えられるようになり、少しずつ負荷が下がってきたようでした。

負荷が高い子への導入のコツ

Aくんのように、基本苦手なことは最初つまづきます。なので、最初は楽しい!と思える程度に補助を大人がしてあげる必要があります。

でも手を出しすぎると、自分でやった感がないので自分でもう一度やりたいと思う気持ちが得られなくなってしまいがちです。

このバランスをよく見極めて補助することがコツです。

例えばひとりでやることに不安を抱えている子ならば、ペアでやってみようと誘ってみましょう。自分でやることにプライドがある子なら、1人でやらせつつ「自分ならこうするかも?」のようなひとりごとをボソっと発してみるのもいいですね。

その子の特徴に合わせて、補助の内容や度合いを定めていくといいです。

まとめ

今回は「カルカソンヌ」を紹介しました。PRIのうちでも図形やパズルようなものをイメージする視空間認知能力が鍛えられるゲームだと思います!

そしてゲームであるために、抵抗感なく楽しく学ぶことができるのがいい点です。

今回は苦手な子も楽しくできるという視点で書きましたが、PRIが強い子の場合はもっと高度なレベル感で楽しみながら、その強みを伸ばすことができますよ!

ぜひみんなでカルカソンヌやってみてください!

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