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愛知県岡崎市生まれ。東京、ロサンゼルス、ニューヨーク生活を経験、現在は夫と3,5,9歳…

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愛知県岡崎市生まれ。東京、ロサンゼルス、ニューヨーク生活を経験、現在は夫と3,5,9歳の子どもとロンドンに滞在。好きなものは食べること(鰻、揚げ物、焼肉ほか)とバレーボール。自然科学への憧れが強いとともに、現在は異文化コミュニケーションや教育、言語習得に興味があります。

記事一覧

ポニーから手品ショー~イギリスの子どもの誕生日会、自己肯定感の源泉に?

昨年、キャサリン皇太子妃の母、キャロル・ミドルトン氏が経営されていたパーティーグッズ会社「Party Pieces」がコロナの影響もあり、経営破綻したとの報道がありました。…

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5か月前
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イギリスの公立学校、大半がストライキへ 先生に質問はNG? 

  今月中旬、英国のイングランドとウェールズの先生たちが所属する全国教職員組合(NEU)が2月1日、3月2、15,16日にストライキを行うと発表がありました。明…

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1年前
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ロンドンで「サービス」について考える~郵便・修繕…不便さと生きる

 ロンドンでの生活も少しずつ慣れてきて日本の輸送、飲食、配送サービスを含めた水準の高さを改めて実感するようになりました。  Royal mailとよばれる郵便サービスで…

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1年前

インフラとしての教会~ロンドンでPlaygroupに行ってみた    

 昨年夏に0歳児の乳幼児を抱えてロンドンでの生活が始まりました。探したのは「子育て広場」。東京で生活していた時には、長男、次男ともに区(自治体)がやっている乳幼…

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1年前
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ロンドンで触れる優しさ~Strangersにも笑顔と関心を

 ロンドンに来て人の温かさを感じることが多いです。見知らぬ人にでも、親切心と笑顔、期待以上のリスポンスがかえってくることがあります。  昨夜、イベント参加のため…

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1年前
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Show&Tellがやってきた~みんなの前で話す大切さ 4歳児、英語習得の道

 4歳息子が通うイギリスの学校(Receptionと呼ばれるYear1の前)でShow&Tell の順番が回ってきた。自分の好きなオモチャなどをみんなの前で発表する場だ。  息子は先月の…

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1年前
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子育てを楽チンに~3人目で(やっと)気づいた5つの法則

夫が日本に出張中です。2,4、7歳の子どもを1人で親や民間サービスのサポートなしで面倒みるのは工夫が要ります。  まだまだ親になって日が浅いですが、私なりに心が…

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1年前
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悩ましく楽しいハーフターム~問われる親子のネットワーク&企画力 

 イギリスの公立学校に子どもを通わせています。1年が3つ(秋、春、夏)のタームに分けられその学期の間にも1週間以上の休みがあります。  1週間以上の長い休みをど…

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1年前

「幸せ自転車ライフ」への道のり~購入、レンタル、乗り捨て?…A long and winding road to happy bicycle life …

 「移動の自由」の確保は、生活の満足度を上げるとても重要な要素です。  渡英前、ウィンブルドンで住むには車は運転できた方がよいとのアドバイスを受け、実家近くの自…

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1年前
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「自分のタイムテーブル」〜軸を持つ大切さ

 7歳の長男(日本では小学2年生、ロンドンではYear3)と学校のホールを活用したハロウィンダンスイベント(Monster disco)に参加しました。私自身はPTAのボランティアと…

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1年前
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ポニーから手品ショー~イギリスの子どもの誕生日会、自己肯定感の源泉に?

ポニーから手品ショー~イギリスの子どもの誕生日会、自己肯定感の源泉に?

昨年、キャサリン皇太子妃の母、キャロル・ミドルトン氏が経営されていたパーティーグッズ会社「Party Pieces」がコロナの影響もあり、経営破綻したとの報道がありました。パーティーグッズのビジネスで将来のKingも通うような私立大学に子どもを通わせることができるだけの財を成せるのか、と以前から素朴に思っていましたが、ロンドンで生活を始めてから現地での子どもの誕生日会に対する投資の大きさと熱心さに

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イギリスの公立学校、大半がストライキへ 先生に質問はNG? 

イギリスの公立学校、大半がストライキへ 先生に質問はNG? 

  今月中旬、英国のイングランドとウェールズの先生たちが所属する全国教職員組合(NEU)が2月1日、3月2、15,16日にストライキを行うと発表がありました。明日2月1日には多くの公立の学校で先生たちのストライキが予定されています。
 
 子どもが通うロンドン南西部の公立小学校からは組合の発表があった次の日、「学校全体の5-6クラスを除いて学校が閉鎖になる」での告知がメールでありました。

 校長

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ロンドンで「サービス」について考える~郵便・修繕…不便さと生きる

ロンドンで「サービス」について考える~郵便・修繕…不便さと生きる

 ロンドンでの生活も少しずつ慣れてきて日本の輸送、飲食、配送サービスを含めた水準の高さを改めて実感するようになりました。

 Royal mailとよばれる郵便サービスですが、一度不在で荷物を受け取り損ねるとその荷物を受け取るのに時間と苦労を要します。
 2日前、運悪く家を不在にしてしまい荷物を受け取り損ねました。再配達をお願いすると3~5日かかるため、早く受け取るため少し離れた郵便局まで取りに行

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インフラとしての教会~ロンドンでPlaygroupに行ってみた    

インフラとしての教会~ロンドンでPlaygroupに行ってみた    

 昨年夏に0歳児の乳幼児を抱えてロンドンでの生活が始まりました。探したのは「子育て広場」。東京で生活していた時には、長男、次男ともに区(自治体)がやっている乳幼児から遊べる空間に大変お世話になっていました。
 ロンドンに来てみると…「ない!」
 
 民間会社が商業施設の中でスペースを持ち音楽楽しむ講座(Gymbolee Musicなど)は一駅先などで開催しているのですが、近所でほかのお母さん・お父

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ロンドンで触れる優しさ~Strangersにも笑顔と関心を

ロンドンで触れる優しさ~Strangersにも笑顔と関心を

 ロンドンに来て人の温かさを感じることが多いです。見知らぬ人にでも、親切心と笑顔、期待以上のリスポンスがかえってくることがあります。

 昨夜、イベント参加のためにロンドンの東側に位置するショーディッチという場所を初めて訪ねました。出かけたほんの4時間ほどの間に以下の3つの状況に遭遇しました。

1)どしゃぶりの雨の中、スマホの接続がうまくいかず目的地までたどりつけず助けを求めると懇切丁寧に目的地

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Show&Tellがやってきた~みんなの前で話す大切さ 4歳児、英語習得の道

Show&Tellがやってきた~みんなの前で話す大切さ 4歳児、英語習得の道

 4歳息子が通うイギリスの学校(Receptionと呼ばれるYear1の前)でShow&Tell の順番が回ってきた。自分の好きなオモチャなどをみんなの前で発表する場だ。
 息子は先月のハーフターム中に行ったバルセロナのことについて話したいというので家族旅行の写真や現地で買った絵葉書などを厚紙に貼って持って行った。
 この機会、とても素敵な場だなと思う。
 1)30人あまりの友達、先生の場の前で話

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子育てを楽チンに~3人目で(やっと)気づいた5つの法則

子育てを楽チンに~3人目で(やっと)気づいた5つの法則

夫が日本に出張中です。2,4、7歳の子どもを1人で親や民間サービスのサポートなしで面倒みるのは工夫が要ります。
 まだまだ親になって日が浅いですが、私なりに心がけている5つのポイントを共有します。

1.共感→子どもの気持ちを言語化する
子どもは色々な理由で泣きます。
 ケンカ、転んだ、オモチャ取られた、おなかすいた…などなど2人目までの育児の時は何で泣いてるの?泣かないで!など言っておりました。

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悩ましく楽しいハーフターム~問われる親子のネットワーク&企画力 

悩ましく楽しいハーフターム~問われる親子のネットワーク&企画力 

 イギリスの公立学校に子どもを通わせています。1年が3つ(秋、春、夏)のタームに分けられその学期の間にも1週間以上の休みがあります。
 1週間以上の長い休みをどう過ごすかの企画力及び親・子どもそれぞれの友人関係(&資金力?)が問われます。私立の学校は休みが公立より1週間ほど長く、公立学校にした理由のひとつは「休みが短い」点もありました。

 前半バルセロナで過ごしたものの、まだ半分以上休みが残って

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「幸せ自転車ライフ」への道のり~購入、レンタル、乗り捨て?…A long and winding road to happy bicycle life                                                

「幸せ自転車ライフ」への道のり~購入、レンタル、乗り捨て?…A long and winding road to happy bicycle life   

 「移動の自由」の確保は、生活の満足度を上げるとても重要な要素です。
 渡英前、ウィンブルドンで住むには車は運転できた方がよいとのアドバイスを受け、実家近くの自動車教習所で縦列駐車含め特訓しました。教習所から子どもを乗せて実家までたどり着いた喜びは忘れません。
 実際に渡英後生活を始めると、
1)ガソリン価格の高騰
2)維持費の高さ
3)自宅前含め駐車スペース確保の難しさ
 それに加え、道中ですれ

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「自分のタイムテーブル」〜軸を持つ大切さ

「自分のタイムテーブル」〜軸を持つ大切さ

 7歳の長男(日本では小学2年生、ロンドンではYear3)と学校のホールを活用したハロウィンダンスイベント(Monster disco)に参加しました。私自身はPTAのボランティアとしてディスコ会場の脇に設置されるゲームコーナーを担当、息子がイベントを楽しむ間、普段は入れない学校の様子や子どもたちの姿を垣間見ました。(通常は犯罪防止などの点から、学校関係者以外の立ち入りが厳しく管理されています)

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