マガジンのカバー画像

【エッセイ】

60
私がこれまでに、書きましたエッセイのまとめとなっております。
運営しているクリエイター

2023年2月の記事一覧

[エッセイ]【‘‘思索を重ねる’’】

[エッセイ]【‘‘思索を重ねる’’】

考えることについて、私はふと考えさせられたことがありました。
それはある日、文筆家の松浦弥太郎さんが記されました著書を2冊読んだことがきっかけでもあります。
一冊目は『松浦弥太郎の仕事術』という本であり、二冊目は続編である『考え方のコツ』という本です。↓

私が特に本書から共通して、学び得たものは‘‘考えることの大切さ’’についてです。
『松浦弥太郎の仕事術』において、本書の第4章仕事のための思考

もっとみる
[エッセイ]【‘‘幸福な微睡み’’】

[エッセイ]【‘‘幸福な微睡み’’】

ー何でもない日常の幸福な微睡みについてー

突然の質問ですが、皆さんは朝型でしょうか?
あるいは、夜型でしょうか?
私はどちらかと言えば、どっちも型です。笑
普段、次の日に仕事がある場合は毎日、仕事上のパフォーマンスのことを考えて、夜の23時には必ず寝ることを心掛けています。
ですが、土曜出勤がない金曜日の夜や土曜日の夜など、次の日に予定がない時にはだいたい、夜更かししています。
夜更かしする時は

もっとみる
[エッセイ]【‘‘着想からの試作’’】

[エッセイ]【‘‘着想からの試作’’】

noteで記事を書くにあたり、どうやって文章を書けばいいのか、あるいはそうした前提にまず、アイデアはどうしたら浮かんでくるのだろうかと、書きたい気持ちはあるけど、書けないということはnoteを書いている皆さんも、こういった経験はあるのではないかと思われます。
私の場合は、noteで記事を書く前に、綿密にプロットを考えたり、文章作成に向けてあらかじめ下書きを書いておくというようなことはありません。

もっとみる
[エッセイ]【‘‘不透明で曖昧な感覚に近いもの’’】

[エッセイ]【‘‘不透明で曖昧な感覚に近いもの’’】

高尚な文学、随筆、または映画、音楽などに触れている刹那、心身性と物語性が融和され、‘‘不透明で曖昧な感覚に近いもの’’が知覚される。
内在された技法や理論を超越して、純粋に面白い、楽しいと思える体験はとても貴重なことだと思える。
文字を追っていき、一文を読み終えれば、もう一度最初に戻る。
こうした体験はなかなか味わうことが出来ないものだと私は考えています。
一文を読むことで、そこには流跡線のような

もっとみる