AZUSA

ラジオDJ。名古屋のZIP-FMでお喋りしています。日曜朝7ー10時『otonatio…

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ラジオDJ。名古屋のZIP-FMでお喋りしています。日曜朝7ー10時『otonationary』。43歳で初産。5歳の男の子との暮らしを中心に、時々ラジオ、時々なんでもないこと。 instagram↓ https://www.instagram.com/azubeatradio/

マガジン

  • 子育てって、何だろう。

    子育てが教えてくれる私の形。家族の形。

  • よしなしごと

    雑記。

  • おうちのスキを見直す。

  • 音楽と映画

最近の記事

大人が子どもに残すもの

先日の話。 遅めのランチを食べに行った帰り道。息子7歳が急に街に落ちているゴミを拾い始めました。素手で拾おうとするので慌ててコンビニで袋とお箸を調達。 ガムの包装紙、よくわからない紐、空になったジュースの紙パック、なぜか新品の靴のソールが!他にもジャムパンの袋、マスクにティッシュも。色々ある中でぶっちぎりダントツで多かったのはタバコの吸い殻でした。 聞くと、学校で取り組んだ課外プロジェクトで「生き物を大切に」「ゴミを捨てない」と学習したようです。「植物は酸素を作ってくれ

    • お父さんの育児の。

      息子6歳の歯科健診へ。今日は小児に特化してる診察日なので待合室は子連れが6組。その付き添いは全てお母さん。 息子が通うこの歯科医院、診察室に入るのは基本子どもだけ。子どもによって時期の早い遅いはあれど、保護者は待合室にて子どもを待つスタイルを提唱している。 理由は、歯科医や助手と子どもとの信頼関係を作るためプラス子どもの独り立ちを促すため。というのだが、、、つまりはアレコレ口出しする親がいない方が診察がスムーズ、ということだろう。ワハハ。妙に納得。 診察後、先生が待合室

      • 曲がって生きる

        今日2/26は岡本太郎の誕生日。 今朝、私がナビゲートしているラジオ番組=ZIP-FM otonationaryで愛知県美術館の学芸員=石崎尚さんに開催中の『展覧会 岡本太郎』についてお話をお伺いしたのだけれど、その中で石崎さんが岡本太郎のことを「曲者」だとおっしゃっていて。ああ、まさにその通りだなあ!って。 自分のまま生きることを貫いた岡本太郎は実に曲がっている。自然に=素直に生きたら、真っ直ぐになんてなるわけないもんなあ!と大きく頷いたのでした。 自然界には直線は存

        • 夫の育児

          海遊館のイトマキエイ。妊娠中のメスが安全にお産できるよう網に囲われていました。オスは網の向こうに。 それを見て夫が言いました。 「一緒じゃダメなのか?」 我が家の場合、私が産後7週で仕事復帰をしていて、週末や早朝や夜の仕事の際には、夫と息子の二人だけで過ごす時間が多く、それが当たり前。しかもこの6年夫の育児を近くで見てきた私からすると、明らかに私より育児に向いている。息子も肌で感じているのか、お風呂に入るのもベッドに入るのも、母親よりも父親を選ぶことが多かったりする。夜

        大人が子どもに残すもの

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        • 子育てって、何だろう。
          17本
        • よしなしごと
          18本
        • おうちのスキを見直す。
          8本
        • 音楽と映画
          4本

        記事

          懲りるを演出する。それが親としての私のテーマ。

          保育園に送って行ったら、息子のロッカーから靴下2組。もちろん使用済。そういえばこないだ迎えに行った時、履いてないなとは思っていた。ウチの靴下の在庫が減ったなとも感じていた。そこにあったか!! さて、私の親としてのテーマは「懲りるを演出する」である。 困ったことにならないと、気が付かないのが人間だと考えていて。 「もうこりごり」ってなってから、やっと自分の頭で考えてやれるようになる、と、思っている。(←自分がそうだっただけ。低レベル。) その「こりごり」を演出しようとでき

          懲りるを演出する。それが親としての私のテーマ。

          男の子の自由

          少し前に見たドキュメンタリー。1920年代にNYの百貨店にアンケート行ったところ、半数以上がピンクは男の子の色と答えた、とあった。その後玩具メーカーによって常識が操作されてゆく。 先日、5歳の息子が沢山の色の中から選んだブーケは、これでした。 握りしめながら帰り道に「1個だけ青があるよね」と。 色はそこにあるだけなのですね。   ちなみに、 私は、ピンクにときめかない。ブルーやグリーンの方がずっと好き。保育園の3年間、藍組、青組、緑組に通った。毎日そんな色の帽子を被

          男の子の自由

          育児はいつも後手後手だ!!

          年中の息子の保育園のクラスメイトにびっくりするほど挨拶上手な子がいる。 「おはようございます」「さようなら」「良いお年を」「あけましておめでとうございます」と私の視界に入るようにやって来てはそれはそれは大きな声でハキハキとこれぞお手本な挨拶をしてくれる。息子や友達を呼び止めて名前を呼びながら挨拶をしてくれるのだ。 それに対してうちの息子はとういうと、、、ガン無視。 おーい、聞こえてますか?いや聞こえてる絶対に聞こえてる。なのになぜか息子は挨拶をしない。先生からの挨拶にも

          育児はいつも後手後手だ!!

          育てなくても彼は自然に育つ

          どうして子どもって文字を左右反転させて書くんだろう。ちゃんと教えてないから書き順もバラバラ。でも、なんか正す気がしなくて放っておいている。 こういう類は自然に直っていくような気がしていて、それを観察するのが面白いのだ。すでにいくつか反転させずに書くようになっていてちょっとつまらなかったりする。 書き順はまあそのうちね。まだ年中さんだし。なんなら私ですら、トメハネしっかり書いたことなんてこの何十年もないし、漢字の書き順曖昧だし、間違ってても死なんし。 成長の過程で自然に直

          育てなくても彼は自然に育つ

          許し方を教えてもらったことがありますか。

          許し方を教えてもらったことはありますか。 「ありがとう」と言いなさい。 「ごめんなさい」と言いなさい。 とは教えてもらって来たけれど、 許し方を教わった記憶がない。於私歴。 「ごめんなさい」と「いいよ」はセット。 「謝罪」と「許容」はセット。 「喧嘩」と「仲直り」はセット。 仲直りまではできなくても、誰かを憎まずに済んだら、自分はどれだけラクだろう。   友達とトラブルがあって泣いて怒っていた5歳の息子に、 「イヤだと伝えていい。喧嘩をすればいい。心のざわざわがさ

          許し方を教えてもらったことがありますか。

          言葉は悲しみのために

          嬉しい気持ちは、言葉なんかにしなくても、そのまんま、どさっと、嬉しさの質量だけ、心は引き受けてくれるのだけれど、 悲しい気持ちは、そうはいかない。 悲しい気持ちを、そのまんま、どさっと、心が引き受けようものなら、心が壊れてしまう。 心が、悲しみを受け入れるには、その悲しみを畳むことが必要で。畳むのに必要なのが言葉なんだ。 得体の知れない悲しみを、そういうことかと理解して、畳んで、やっと心にしまえるのだ。 その悲しみは時々暴れ出す。その度に、また、畳む。 繰り返し。

          言葉は悲しみのために

          誕生日が嬉しいということ

          今日、息子が5歳になりました。 起きてくるなり「もう5歳になった?」と確認して満足げ。 数日前から、保育園のクラスのあの子はもう5歳、あの子はまだ4歳だと位置付け、自分はもうすぐ5歳になるんだよ、と、5歳に仲間入りできることがあたかも誇らしいことであるかのように、興奮気味に繰り返しそんな話ばかりしていた。 たった数日の違い。取るに足らない違い。そこに優劣を見出したがるのは、意味を見出したくなるのは、人間の性か、親の育て方がそうさせるのか。 ふと、 早く生まれる、とい

          誕生日が嬉しいということ

          母。私。ハイヒール。

          久しぶりに丸一日ハイヒールで過ごした。 背の低い私はかつて、 7センチ、8センチのハイヒールを 毎日のように履き、 駅まで片道7分の道を歩き、 遅刻しそうだと走り、 ライブハウスで飛び跳ね、 クラブに行って踊っていた。 母になって履かなくなったハイヒール。 数年ぶりに履いたオープントゥの。 背が高くなってなんだか景色が違うような。脚が長くなったようでなんだか嬉しいような。 今朝息子が、 「その靴、かわいいね」 と褒めたハイヒール。 でもね、脱いだ後まで足が痛いよ

          母。私。ハイヒール。

          非常に残念ながら5歳を前に息子がひらがなを覚えてしまった

          何かを言葉で表現しようとして、百点を取れたと感じたことはない。どんなに言葉を並べても、気持ちと完全にフィットすることはない。時には気持ちよりも大袈裟な言葉になってしまったりもする。 ラジオで話すのを生業にしている私は、長いことそのギャップに苦しめられているから、息子には、なるべく長い時間を文字のない自由な世界で遊んで欲しいと願ってきたのだけれど、子どもの吸収力というのは、驚くほど早く、5歳を前に、最近とうとう彼はひらがなを読めるようになってしまった。 これまで何度かひらが

          非常に残念ながら5歳を前に息子がひらがなを覚えてしまった

          じゃあ、この花は今おばあちゃんってこと?

          先日、一輪の薔薇をいただいた。 持って帰ると息子が自分が「育てる」と。 「切り花を育てる」という表現になんとも心地よい違和感を覚え。 実はこれまで、家に飾ってきた切り花は、枯れるところを息子に見せたいと、朽ち始めても水を変え育ててきた。美しいうちだけ飾る、というのは、、、なんだかちょっと腑に落ちなくて。 我が家は都会のマンション暮らし。日々の中で命に触れることがどうしても少ない。命はいつか朽ち果てるということを、切り花にも感じさせてもらおうという思いもあった。 朽ち

          じゃあ、この花は今おばあちゃんってこと?

          私は我が家の在庫管理担当ではありません。からの家庭内ストライキ突入。

          結婚したての頃の話。 驚いたのは、 トイレットペーパーの減るスピードの速さよ。 こないだ買ってきたと思ったのに、また? 歯磨き粉の減る速さよ。 こないだ買ってきたのに、もうないの? ボックスティッシュは、、、何度も欠品させました。 そりゃそうだ。1人暮らしだった私。2人になれば倍のスピードで消耗していく。これまでの1/2のペースで買いに行かなきゃならない。欠品しないように注意を払っていても、欠品はあっという間にやってくる。その度に私が補充をしていた。時々は、忘れ

          私は我が家の在庫管理担当ではありません。からの家庭内ストライキ突入。

          相変わらずウソつきな4歳の息子

          4歳児の息子。相変わらずウソをつく。 行ったこともない所へ、「行ったことあるよ!」 見たこともないものを、「知ってるよ!」 大嫌いな食べ物を、「食べられるよ!」 全く!とんでもないウソつきです!!!!! ただ、そのほとんどは、ウソだとは思わずついているもののような気がします。そうだったら良いな、という思いをそのまま口に出すと大人の私にはウソに聞こえてしまうのですよね。この大人と子どものウソに対する意識のギャップが面白くて、最近は息子がウソをつくのを楽しみに待つほどに

          相変わらずウソつきな4歳の息子