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曲がって生きる

今日2/26は岡本太郎の誕生日。

今朝、私がナビゲートしているラジオ番組=ZIP-FM otonationaryで愛知県美術館の学芸員=石崎尚さんに開催中の『展覧会 岡本太郎』についてお話をお伺いしたのだけれど、その中で石崎さんが岡本太郎のことを「曲者」だとおっしゃっていて。ああ、まさにその通りだなあ!って。

自分のまま生きることを貫いた岡本太郎は実に曲がっている。自然に=素直に生きたら、真っ直ぐになんてなるわけないもんなあ!と大きく頷いたのでした。

自然界には直線は存在しない。なのに社会は「真っ直ぐに生きろ」と言う。もともと曲がってるものを真っ直ぐに矯正しようとするから辛くなっちゃったりするんだよな。「真っ直ぐに生きる」と「素直に生きる」はこんなにも違うんだなあ。

話はちょっと変わるんだけど、最近の我が家のブームはコマ回し。昨年末に保育園でサンタさんから息子が貰ってきたのをきっかけに、夫も私もマイ駒を手に入れて、日々回し回し回してます。

その駒が回っているのを見ていて気付いたことがあるの。

床についてる芯が真っ直ぐ一点で動こうとせず、上部だけが揺らいでいる時は、駒が倒れやすい。

一方で、駒の上部が揺らいでいても、床についてる芯が一点に居座ろうとせずうまく曲がって床に円を描くように動くと、駒が倒れにくいのです。

って、、この描写↑わかりづらいぞ!!笑。

つまり言いたいのは、、、不自然な真っ直ぐさはもろい、と言うこと。曲がってるから強いのだ。ちゃんと曲がれてるかなワタシ?

6歳児と暮らす中で、心に留めておきたい「曲者」と言う言葉。ちゃんと「曲者」に育ってくれたらいいな。私も「曲者」母さんでいたいぜ。

あ、書いてるうちに日付変わりまして、昨日2/26は岡本太郎の誕生日でした。

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