相手の反応を見ること
相手の反応を見ながら話すことで、伝えたいことがグッと伝わりやすくなる。
友だちと話すとき、相手の話したいことを遮って話し続ける人は、あまり少ない。じっと話しを聞くだろうし、わざわざ相手の主張を遮るなんてひどいことをして、友だちを減らしたくはない。
けれど、仕事となると途端にできなくなることは多い。
例えば、接客業。販売が、例として分かりやすいだろうか。相手が何を欲しているのか、見極めながら話すことが必要だ。けれど、売りたいという気持ちと、いまいちなお客さんの反応で尻込みして、一気に話してばかりの状況になることは多い。
でも、一方的な話しばかりだと、お客さんは嫌がる。商品知識をガーッと話されても分からないし、そもそも商品に興味がなければ伝わらない。でも、焦ると冷静になれず、そういうことが途端にできなくなる。
焦りすぎて、まだ買うという決断をしていないのに、「お決まりですね」という言い方をしてしまうこともある。そう言ってしまうと、お客さんはなんだか居心地悪く感じてしまう。
さらには、疲れが悪い影響を及ぼすこともある。特に、このゴールデンウィークのような大型連休。接客業の人は、軒並みフル勤務なことが多い。7連勤、8連勤。もちろん、その前後に休みはあるけれど、連勤中はどうしても集中力が落ちてくる。
特に、今日みたいな真ん中くらい。疲れて、でもまだ終わりはこなくて、集中できない。私もアパレルの販売員だったので、気持ちは痛いほど分かる。集中したくても、集中できないのだ。
でも、そういうときほど、お客さんの話しだけに集中してみてほしい。切れそうな集中力だからこそ、一点集中をする。連休中の高い売り上げ目標も、いまは無視をする。お客さんのことを考え続けていれば、売り上げはついてくる。
相手の反応第一。職業が変わったいまも、相手の反応ありきな仕事。慣れてくると、ついつい忘れがちになる。
だからこそ、常に頭にいれて、忘れずにいたい。
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