宝箱

大事なもの

人によって大事なものはそれぞれちがうからこそ、その人の大事なものを、大事にしたい。

人と関わる機会が増えると、人の大事なものに触れる機会も増える。なにか理由があって宝物になった訳で、人によってバラバラだ。

その大事なものは、簡単に壊せない。踏み入ることも、難しいと思う。

私の場合は、名前とプロフィールだと思う。間違えられやすいこの名字に諦めは感じつつあるけれど、間違えられるたびに、大事だと思う。

けれど、この感覚はめずらいし名字あるあるな気がしていて、そもそもよくある名字の人は、まちがえられない。だから、名字について考える機会なんて、ない。

よくある出来事だから、過敏になっているだけだ。けれど、大事なものであることに変わりもない。名前が載るプロフィールだってそうだ。プロフィールはライターにとって大切で、きっと仕事だって変わってくる。そのささいなことに、妥協してはいけない。妥協した瞬間から、すべてが崩れはじめる。

だからこそ、人の大事なものにふれるのがこわい。間違っていたらどうしよう、怒らせてしまうのではないか、どうしよう。そんな感覚ばかりよぎる。インタビューは、そんな感覚が続く。

でもそれと同じくらい、人の大事な価値観にふれるときは、おもしろいなあと思う。やめたくないし、きちんとこだわっていきたい。

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