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竹刀でホームラン~婚活迷子の16年~⑤


 どん底を味わったからこそ見えた現実。

 竹刀(漫画レベルの理想の男)でホームランを打つのは不可能という事を。


 コロナで世の中が混乱する中、私も色々考え直す事が増えた。


  結婚とは何か、

  結婚したい相手に何を求めているのか、

  結婚相手に何を私がしてあげる事が出来るのか

  何をお互い大事に出来る事を求めるか


 そう、私はこのステイホームの中でやっと、
 結婚とは何かという原点にかえることが出来た。

  竹刀以外で打てる道具が
 この世にあるのではと考えたのだ。

 40歳で遅すぎるかもしれないが、今まで打てると信じ込んで素振りの練習をしてきた手前、こんな状況になるまで、無駄に振り続けていて、知らない間にボロボロになっていた。


  人それぞれ、理想はある。
 それにケチをつける気は全くない。
 しかし、ひとつアドバイスが出来るとしたら


 学生時代から「理想の男性(結婚に求めている条件)が変わってない人は要注意だ。

 40過ぎて、第一条件が「顔」なんて未だに言っている人はまず自分の顔を鏡で見た方がいい。
 顔で選んでいた学生時代から何十年もたって、同じ感覚で男性を求めても、成立するわけない。
 顔で選ぶ人は、相手も顔や容姿(若さ)で
 選んでいる。

 また「年収」を第一にしている人も要注意。

 確かにお金は大事だ。
しかし、学生時代に「年収800万円以上の人」と理想をもっていて、その当時と今の年齢対象の男性で同じ800万では全然感覚が違うし、学生時代に同じような年齢で800万も稼いでいたら、今3000万プレーヤーになっているだろう。
 そんな人はとっくに成功してとっくに人の夫になり社長になっている。 

 そして、自分が学生時代からどのような職業について、どのくらいの収入が確保できているかで全然違う。

 一番大事なのが、今からの結婚で本気で子供を望むのかどうか。  
 どうしても欲しいなら年収は気になるだろう。
 しかし、どうしても欲しいレベルなら「自分で不妊治療にも耐えられるお金」を貯めてから婚活に望まないといけない。
 40過ぎて「子供が欲しいから不妊治療分も稼いでくれる男性じゃないとダメ!」と言い出したら、男性だってひとつでも若い女性がいいと思ってしまう。

 逆に、もう子供は望まないのなら、果たして今自分が設定している「年収」が本当に必要なお金なのか。老後も考えた年収が計算出来ているか。

 「年収」は本当に怖い。

 「稼いでいる」のと「お金(貯金)がある」は全く違う。
 一番聞きにくい部分でもある。

 私は夫の貯金額なんて、結婚するまでしらなかったし、私の収入の5倍力で稼ぐのに大学生くらいの貯金額しかないと分かった時はたまげた。
 (その上、稼ぐので簡単にローンが組め、借金がある状態)

 だから前回述べた 「派遣」=「年収が低い」→「俺に頼られては困る」=「金がない」の図式がわかるのだ (まぁ・・・夫にはハズレたけど苦笑)


          〜続く〜

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