己を追え!

ナラ野といいます。 2024年春から新社会人の若輩者です。 皆様温かい目で見守りくださ…

己を追え!

ナラ野といいます。 2024年春から新社会人の若輩者です。 皆様温かい目で見守りください。

最近の記事

東京という街

東京に住み始めて2ヶ月が過ぎた。 雑感を書こうと思う。 ①人が多い そんなのみんな知ってんだよ、という声は、東京の10分の1の人口しかいない県に生まれた私に免じて控えていただきたい。 店の数も電車の数も多いが、そんなものは比較にならないぐらい人が多い。需要がパンクしている。よくインフラが保たれているものだ。人気がないはずの夜の住宅街にも結構人がいる。これが意外と驚きで、やはり昼間に忙しく行き交う人たちは幻ではなく、ちゃんと生きてここに暮らしているんだなと感じた。 ②縦

    • 視座という椅子

      お疲れさまです、ナラ野です。 長い長い学生生活で育まれたモラトリアム精神はなかなか抜け切らず、早いもので初夏の匂いが漂ってきた。 これじゃちょうどセミが鳴き始める頃に「いつまでも学生気分でいられちゃ困るんだよ」と定番のお叱りを受けるだろう。そんなのこっちが困る。だてに長く学生をやってきたんじゃないよ。たった数ヶ月で学生気分が抜け切るのか。何か良い方法があれば教えていただきたい。 今回は、学生気分が抜け切る前に人生で培われた価値観を一旦振り返ってみようと思う。「常識とは18

      • 人生は一度きりという呪い

        最近、年を取ることが怖くなってきました。 今までは、年を取っていろんな手段を捨てて身軽になりたい、色んな経験をして説得力を持ちたいと、前途洋々気分高揚YOYOチェケラッチョな心持ちでしたので、こんな気持ちを抱き始めた自分をどうしたメーン?と気に掛ける日々であります。 その原因を考えてみると、おそらく「インプットしたいこととアウトプットしたいことが多すぎる」からだという結論にたどり着きました。 読みたい本、見たい映画、行きたい場所、食べたいもの、会いたい人 書きたい思い

        • ビバ初任給!

          お疲れさまです、ナラ野です。 慌ただしい社会人生活を送っているわけですが、先日待望の初任給が飛び込んできました。 まだ社会になんの貢献もできていない青二才にも会社はきっちり支払ってくれるのですから、日本の雇用制度には頭が上がりません。 いやしかしすごいです。この感動、重みを一生忘れてはいけませんね。 「いかり」ですよ、この感動は。 これからどんな事があってもこの港に戻ってこられるような、そんな目印にしたいです。 さて、初任給といえばその使い道ですが、人生の諸先輩方は

        東京という街

          新社会人、なるべく小さな幸せと不幸せを集める。

          お疲れさまです、ナラ野です。 いやはやモラトリアム最後の春休みは惰眠を貪って過ごしていたわけでありますが、気づくと社会に放り出されていました。 4月1日に感じたことをその日のうちに書きたいと思っていたのですが、新入社員にそんな猶予が与えられるはずもなく今日はもう4月4日です。 これからものんびり投稿していきます。 というか本アカウントの主目的はこれからの日々を綴ることなんです。いけるかナラ野?! 私は東京にカチコミに来たわけですがすごいですねここは。鹿の1匹も歩いてい

          新社会人、なるべく小さな幸せと不幸せを集める。

          「最後とは知らぬ最後が過ぎてゆくその連続と思う子育て」/俵万智

          タイトルにもある 「最後とは知らぬ最後が過ぎてゆくその連続と思う子育て」 という俵万智さんの短歌をご存じでしょうか? 私はまだ子どもを持つどころか、どちらかといえばまだ子ども側で、かといってモラトリアムは過ぎ去っている年齢ですが この短歌には共感を禁じ得ないというか、背筋が伸びる気がするのです。 子どもの成長過程では、何かにつけて「最初」というものが印象に残ります。 初めて自転車に乗れたとき、初めて漢字を書けたとき、初めて荷物を持ってくれたとき 何かが始まるとい

          「最後とは知らぬ最後が過ぎてゆくその連続と思う子育て」/俵万智

          鹿がどんどん増えてる気がする話

          私の故郷、奈良を紹介します。第2弾です! 前回同様「いざいざ奈良」のサイトを貼りますね。なんてったってこっちには鈴木亮平がいるんでい!虎の威を借る狐ここにありなむ。 最近奈良を旅行する予定の方、既にされた方がいましたら挙手をお願いします。 ありがとうございます。結構です。 前回の奈良についての記事で京都よりは人が少ないと書きました。前言撤回とまではいかないですがなかなか奈良も人で溢れています。 海外からのお客様が多く、多言語が行き交う古都をニホンジカが闊歩する光景に

          鹿がどんどん増えてる気がする話

          招き猫の街・常滑

          お疲れさまです、ナラ野です。 先日、愛知は常滑市へ馳せ参じてきました。 ここが舞台となった「泣きたい私は猫をかぶる」という映画を鑑賞して居ても立っても居られなくなったわけです。 名鉄常滑駅を出ると常滑焼のネコチャンたちが出迎えてくれました。 常滑という名の由来は「常・・・床、地盤」が「滑・・・なめらか」ということらしいです。 なにか焼き物に最適って感じがしますねぇ。 「常滑牛乳」という給食用の牛乳をメインに製造されている会社があるみたいです。 常滑市・大府市・知多市の

          招き猫の街・常滑

          我が故郷、いざいざ奈良!

          今回は私の生まれ育った"奈良"を紹介したいと思います。 では奈良に行かれたことがあるという方は挙手をお願いします。あどうも、結構です。 修学旅行などで行かれた方が多いでしょうか。 とはいっても、年端の行かない学生にとっては鹿と大仏が支配するこの地でいったい何を学び修めるのやらという感じです。 そんなことない?ありがとうございます。 最近はJR東海様が「いざいざ奈良」という観光キャンペーンを打ち出してくださりました。 国宝的人気俳優鈴木亮平氏を先陣に配置した圧倒的ワ

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          捕らぬ狸の皮算用

          以前投稿していた記事を推敲して上げ直しました! 皆さんは「人権作文」を一度は書いたことがあるのではないだろうか。 おそらく皆さんの記憶には「期待に満ちた夏休みに暗い影を落とす宿敵」としてドカンと居座っているだろう。 しかし私はというとそれに特段怯えることなく、好敵手と感じているまであった。 当時ドッヂボールで食っていこうと意気揚々だった私に一方的にライバル認定された人権作文の気持ちを思うとたまったものではない。 人権作文を書き終えたあとは、しばし恍惚タイムである。

          捕らぬ狸の皮算用

          愛すべきヒトたち

          こんばんは、ナラ野です。 さて、本日からは自己紹介も兼ねて私の好きなヒト・モノ・コトについて だらだら投稿していきます。 今回は私の好きなヒトについて書いていきます。 少しでも共感いただけた方は、どうか何かしらの温かい反応を! 私が小躍りします。 西加奈子 氏 BIG LOVEである。 私が中学生の時に出会った『まく子』は、めくるめく小説の世界におけるコンパスとなってくれている。 朝井リョウ 氏 同じくBIG LOVEである。 良い意味でキリキリと胃の痛むようなオ

          愛すべきヒトたち

          田舎から上京する新社会人が七転八倒する記録です

          皆様はじめまして、ナラ野と申します。 今春から晴れて社会の仲間入りです! ということで、この機会にnoteを始めてみようと一念発起いたしました。 これまでは、ショートショートをWordに寝付かせたりして過ごしていました。 そんな折、先日とある芸大の卒業制作展に行く機会がありまして、同世代の力作にポカーンと圧倒される間に「こうしちゃいられん!」とわかりやすく元気を頂いたわけであります。 単純ですね。 そうはいっても私には学才もなければ絵心もない、更にはお金といった物的資

          田舎から上京する新社会人が七転八倒する記録です