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出る杭って言葉をこの世から消したい。若者の清々しい生き方を見ていて言える、2つのこと。

おはようございます。一足早く冬休みをいただいたので、大雪の影響をちょっぴり心配しながら、今、JRの中で記事を書いています。(今日は、自由席でもとても空いています~)

2020年は、新型コロナウイルス感染症にオドラサレテイルかのような1年でしたが、振り返ってみると、多くの社会の変化、価値観の変化がありました。そして、変化に対応していける柔軟性や、新しい発想が輝く1年でもありました。そう、目の前の当たり前は、当たり前ではないという気づきと勇気を得られる、そんな経験をしたと言っても過言ではありません。

“外出”がもたらしてくれた幸運

私は正直、このコロナ禍、日常がとても豊かなものになりました。子どものころ、日曜日のお昼にはバレエのレッスンが終わっているはずなのに、帰宅は夕方・・・もともと外出が大好きで、母親に「鉄砲玉」と言われていたほどです。今は、インターネット・SNSというまちに出かけ、延々と“外出”しているわけです。きっとこれは、本質的には同じことで、対象が変わっただけとも言えます。私は新しいものを見たり知ったりすることが好きだから、外で物質的な新しいものを見つける外出と、インターネット・SNSを通じて新しいものを見つける感覚は(無意識でしたが)同じだったんだなと気づくことができました。

そして、この“外出”のおかげで、コロナ禍に、いや、コロナ禍だからこそ、多様なステキな若者との出会いに恵まれました。年末にどうしても整理しておきたかったので、noteにまとめることにします。

■はじめに:突如始まったおしゃべり配信

もともと知り合いだったデザイナーの丸藤 健悟さんと、EDUFES北海道やNEONE等で活躍し、未来コーディネーターをしている馬場 航平くんと6月頃から3人で、教育や人生をテーマに、オンラインでおしゃべりをはじめました。実施3回目くらいには航平くんが「これ、配信しますか?」と言ってくれたせいで(おかげでw)、ミライブの原型ができました。(ちなみに、3人でリアルで集まったことは一度もない…笑。)
丸藤さんは、そもそも私がこうして動き出すきっかけを引き出してくれた人だし、ロゴやPR用素材も素早くつくってくれました。

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2人には、嵐の芽のような私に寄り添い、活動の目的や趣旨をよく理解してもらって、忙しい中でも時間を捻出してユニットw組んでいただいて、本当に感謝しています。航平くんが、3人に共通していることは「本質に着目することですね」って言ってくれたこと、それがすべてかなーと思う。

■夏:出会いのスタート地点~函館

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夏に、函館で710candleを経営している和泉 詩織さん(以下、詩織ちゃん)という方に出会いました。インターネット・SNSというまちで(笑)北海道で男女共同参画と言えばこの方!という、札幌市男女共同参画センターに勤務する、菅原 亜都子さんのFacebookの投稿に掲載されていた写真に写り込む「フリーペーパー」の記事をスマホで極限まで拡大して読んでみたら、めっちゃ主体的に人生歩んでるこの人!と思い、興奮。FacebookやTwitterを駆使し、ご本人にたどり着き、ダイレクトメッセージを送信!そこから、実際に函館に足を運び、会うことができました。詩織ちゃんは、這い上がる力があって巻き込み上手で愛に溢れてる人。だから、みんなが助けてくれて大小の課題もいつのまにか乗り越えていける人。いつか本を出す人になるんじゃないかな〜!と彼女の可能性に惹かれています。ご興味もたれた方はぜひ、この配信をご覧ください。

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そして同時期に、人生の学び舎「わらじ荘(大学生が運営するシェアハウス)」代表の下沢杏奈ちゃん(以下、杏奈ちゃん)に出会いました。

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杏奈ちゃんは、感性の人だと思う。子どものころから絵を描くことが好きで、美術部に入りたかったけど、当時その環境では闇部と言われていた美術部には入らず(入れず)、ソフトボール部へ。でもやっぱり表現することが好きだから、今、人生かけたその表現活動が爆発しているんだと思う。杏奈ちゃんのわくわくエンジンの一つは「(表現することを通じて)よりよい日常を提供すること」かなぁ。どんな人かはこの配信をご覧くださいパート2

そしてそして、わらじ荘には、お菓子やものづくり(荘の経理までこなす!)手しごと大好きなすみえちゃん、写真・デザイン大好きで最近710candleのボックスデザイン制作を手掛けたかなえちゃん、今年は湯本啄木亭の壁アートや動画づくりに邁進したグラフィッククリエイターのあおいちゃん、いろんな壁のない幼稚園をつくりたいと言っていた(今年の経験できっともっと夢が深まっている気がする…!)さやかちゃん、絵も描けて見映えにこだわる料理人ごうくん、札幌から函館に移住し2拠点で活動するシンガーソングライターのけーすけくん、押し入れでパソコン広げて起業準備をしていて会うたびにヘアスタイルが変わるぐんじくん(ほか多数!)・・・たくさんのわらじ荘…今や荘が増えて「みなも荘」「きらく荘」に住む住民=「荘民(公式用語w)」や高校生、荘を応援する地域のみなさんにも出会いました。

そして、先述の詩織ちゃんと出会うきっかけとなったフリーペーパー(現代社会を強く生きる女性を発信)を発行しているハタチの女子大生で構成する学生団体CARPの代表市川 青空さんにもたどり着きました。CARPとのコラボは来年のお楽しみです。

■秋:休息をいただく

興奮の連続で疲れを感じ、9月は活動という活動はあまりせず、(自称)休息させていただきました。が、この休息に、逆に(笑)心が退屈?してしまい、やはり、また、動き出しました。※ネタではありません。

■冬:ほっとして、はっとする!?謎の人材輩出スペース~札幌

12月、先輩が運営しているみんなのリビング「イロイロリビング」で、17歳でN高生しながら会社経営&ピアノのスペシャリストの田畑快くんソラクラゲというユニットを組んでくらげのクッキー(くらげっきー)をつくる20代稲垣菫ちゃん(以下、すーちゃん)&コーヒー担当で19歳哲学的な蝦名陸くんたちに出会いました。(すーちゃんは「自分は探すもんじゃない、(ここに)あるやん!って思う。」って言ってた。そうなんだよね。外のものに当てはめるのではなく、自分の内に自分があるんだもんね。)

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よくよく話を聞いていくと、彼らが高校生、大学生時代に札幌の「穂と葉」というカフェ&バーに行っていたそう・・・ほと、は?「ほっとして、はっとする」スペースという意味で穂と葉らしいのです。そしてこのスペースを作っている人はジャンボさんという方とのこと。何者だ!?私の好奇心がジャンボさんに向かいました。その当時のお店自体は残念ながら閉店し、現在は間借り営業スタイルを始められたようですが、このコロナ禍に、なんと穂と葉ラジオなるものが不定期に始まり、ジャンボさんやこれまたオモシロ18歳インテリやんちゃ青年高橋 世弥くんらにも出会いました。穂と葉は今後形を変えて何かが始まるようです。こちらも大注目!

そしてそして、このウィンターシーズンのすべての出会いのご縁をくださった人つなぎ大好き坪田先輩にはマジで感謝っす!坪田さんのわくわくに私がわくわくさせてもらってます。vivaわくわく連鎖

■個々の存在自体はspecial、でも・・・・

だらだらと・・・いや、丁寧にw登場人物を書いてきましたが、この出会いの雪だるまを経て言えることは2つ。

一つは、シンプルに、みんな「幸せそう」だってこと。もちろん、これからどうやって自分をさらに高めていこうかとか、事業を広めていこうかと迷ったり不安になったりもしてる。でもでも、自分で決めた納得の方向性だから、みんないい顔してる。自分の言葉で話してる。だから、人の心に響くんです。生き方(選択)が、めっちゃかっこいい!!!!!!(語彙力のなさよ・・・)

もう一つは、自分のエネルギーがぐ~~んと出るもの(こと)は、みんな一つ以上、なにかしらもっているということ。今年、私が出会った若者たちが「たまたま」みんなもっていた、ということではなくて、誰もが「誰しもが!」内にもっている。何が違うかというと、それに「気づいた人生」かどうかってことだけだと思う。単にそういうことだと思う。そして、幸いにも、それを「心から本質的に尊重し、応援してくれる人(親や先生、仲間、もちろん強い意志のある自分自身でもOK)」が近くにいたかどうかってことだと思う。逆に言えば、いかにそういう<機会と人>という環境がこの社会にないかってことの裏返しだと思うんですけど、ね。個々の存在自体はspecial、でも、その環境ってそんなにspecialでいいんですか?おかしくね??

まぁ、そんなこんなで、北海道にゆかりのある俗にいう「出る杭」みたいな若者にわくわくさせてもらって「一緒になにかできそう!なにかできそう!!」と、日々、私は、はふはふしているわけです。でも、自分のやりたいことを見つけてそれに突き進んでいる人が出る杭って言われていることの方が逆にコワイ…。そんな言葉がそもそもこの世からなくなって、生きやすい社会になりますように。2021年も、今から楽しみです。

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