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脳内の吐き処

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曇り空が最高の晴れ。

曇り空が最高の晴れ。

茶色く汚れた水溜りでバシャバシャとはしゃいでいる私。裸足で歩くことを唯一許してくれるモノ、私はそれが大好きだった。雨の日の次の日は、決まって散歩していた。汚れた水溜り、濡れた木々たち、曇天の下にいる私をその瞬間だけは、何か包まれたようなそんな気分にさせてくれる。

一行。

病みの季節

病みの季節

極寒の夏。

気になるあの人の裸体を想像し、画用紙に落ちる鼠黒い汗にすら気付かぬまま私は無心に描き続けた。黒黒しく、細く、時に丸いもののそばで、子宮はドンと音をたてると唾の色は変色している。

何時間が過ぎたのだろう。何日かもしれないがそんなことはどうでもいい。カーテンの隙間から漏れる光は、夜か朝かも教えてはくれない。無心に描き続けた絵は完成を迎えようとしている。同時に、私の身体は火照り、絶頂を噛

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脳の髄まで癒されて。

脳の髄まで癒されて。

誰にでも疲れるという現象はあると思います。同時に疲れを癒す存在もあるのではないでしょうか。様々なことが重なり、病み期という沼に埋まりきっている私のちょっとした癒しを記したいと思います。

それは“ASMR”です。私がこのASMRに出会ったのは高校時代です。我ながら結構早い方だったのではないかと思っていますが、簡単に言うと音フェチというものなのですがジャンルは幅広くそして深い…。きっかけはポーチの中

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聴覚の癒し。

聴覚の癒し。

めちゃくちゃ久しぶりのnoteなんですけど最近感じたことがあります。まずその前に、今すごく悩んでるんですね。人生の中で病み期と言われるモノに入ったことがなかったんですけど、自我を持って約二十年目にして絶賛突入中です。今までの生活で辛いことは、多々ありましたが自己肯定感また自信が消滅しかけ我を保てなくなる事が一番の苦であると共にそれこそが病みの要因だと認識しているところです。こういう時ってやる気はも

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妹。

妹。

 春の訪れは別れが伴うと、小さな頃から聞かされていたもののイマイチ深く考えたことは無かった。今まで、もちろん卒業という行事も経験し、転校した事だってあるが、狭い町という空間内での話で会おうと思えばいくらでも会えるからである。

 人の変化と同様に環境の変化も激しく、気づけば大学生になってしまった。僕には妹がいる。つい先日、妹の就職が決まり関東のほうに出発してしまった。前々から話は聞いていたもののい

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萌え。

萌え。

 久しぶりの投稿になってしまいましたが、この前の出来事を綴っていきます。 

 バイト前の時間つぶしがてらに町中を散歩中、ふと車道に視線を移して運転している人を見てみると、着物風の服を身につけた美魔女っぽい方が、窓を開けて煙草を吸ってたんですね。

 初めてって言っていいくらい胸の中の何かが熱くなったんです。これが「萌え」というものかと実感した次第です。自分の中にあるM気質(と言えるのか分からない

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言葉。

言葉。

人とのコミュニケーションツールの言葉。

便利だけど不便なところもある。どうしようもないけど。

どうして人は“言葉”を持ったのだろう?
心が見えにくくなる

YUI 「why?」

どうして歴史の上に“言葉”が生まれたのか

椎名林檎「本能」にある歌詞。

生きていく上で話すということが自然過ぎた故にこの行動に意味なんて有るか無いかとか考えたこともないけど、互いに思っている事と感じ取ることが一致

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価値観。

価値観。

男女を表す文献を短期間で少し読んで感じたことは、うまくいかないことに落胆したり、怒ったり、考えすぎてる自分がいることに気がついたように感じた。少し。

同姓でさえ、全く理解できない行動や言動をとる人もいるし分かり合えないことも当たり前にある。反対に、異性との友情関係が成立していることも少なからず存在してるし。恋人とか親友とかセフレの境界線って何、

「女のイメージ」「男のイメージ」の奥に潜む、いち

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