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ハムやベーコンっておいしいから添加物を減らす方法を調べてみた

すぐ食べられるハムやベーコン。
子どもも好きだし、日持ちもするので何かの時用についつい冷蔵庫に入れておきたくなるもの。

でも、加工食品にはいろいろな添加物が・・・。

それは怖いんだ。

でも便利だしな。

間で揺れ動く親心。

私自身その悩みを解消するべく、ハムベーコン問題を考えてみることにしました。

1、ハムやベーコンなど加工肉に含まれる添加物は


なんとなく「色々入っている」と感じていたハムやベーコン、ウインナー。

「なんとなく」だからもやもやしているんだな。

では具体的に何が問題なのかまずは調べてみました。

【含まれる添加物で危険だと言われているもの】

・保存料(ソルビン酸、ソルビン酸K)
・結着剤(リン酸塩Na)
・発色剤(亜硝酸Na、亜硝酸K、硝酸K)
・着色料(コチニール色素)

もともとは塩漬けや燻製することで食肉を保存していたのがハムやソーセージなどの加工肉。今は大量生産・流通の関係で多くの添加物が入った危険な食品に位置付けられてしまいました。

ソルビン酸は腐敗を防ぐためのもの。単体でも危険性はあるといわれますが、亜硝酸塩との組み合わせでさらに危険度が増してしまいます。できればこのふたつを同時にとることは避けたいところです。

リン酸塩は血管を詰まらせ、骨をもろくする、腎臓にもダメージを与える恐れがあると言われます。

亜硝酸塩は食肉に含まれるアミンという物質と結びつくことで発がん性物質に変化すると言われています。

最近では通常のスーパーでも「無塩せき」と書かれたウインナーなどを見かけるようになりました。これは工程の中で発色剤や着色料を使用していないものになります。発色剤がないだけ添加物は少ないと言えます。それでも、結着剤や保存料などは使用している場合も多いので注意が必要です。

本当の無添加にこだわる方は「豚肉・食塩・香辛料・砂糖」だけで作られた本当の無添加ハムを探すしかないんでしょうね。

ちなみにコチニール色素は、中南米のサボテン科ベニコイチジクに寄生するエンジ虫から抽出した色素。虫からとったんですね・・・。弱い毒性があると言われますが、まれに急性アレルギー反応(アナフィラキシーショック)が出ることがあるそうです。

それぞれは基準値が決まっているので、単体で見る分には大丈夫と言われています。ですが、いくつかを一緒にとったらどうなるのか。そこまでは検証されていないのが一番の問題。基準値はがクリアされていたら安心なのかな。やっぱり消費者としては気になるところ。

世界保健機関(WHO)の外部組織である国際がん研究機関(IARC)の発表では「ハムやベーコン、ソーセージなどの加工肉を食べると、大腸がんになりやすい」とされています。

うーん、残念ながらやっぱりそうなのか。できれば避けたい食品であるのはわかるんです。

それでも食べたいという人もいるはず。そんな方にはせめて添加物を減らす方法を取り入れてみてはいかがでしょうか。


2、少しでも添加物を減らすために


そのまま食べるより湯通し!

こんな実験結果があります。

ウインナーをゆでこぼしたものとしなかったものを比較する実験。

3分ゆでこぼしたもの 20ppm
ゆでこぼさなかったもの 40ppm

発色剤である亜硝酸塩の数値に明確な差が。ゆでたほうが減るという結果になりました。

ウインナーに切れ込みをいれたものとそうでないものの比較

同じゆでこぼしたもののうち、
切れ込みありとなしで亜硝酸塩に2倍の差(テスターの色の濃さで検証)

ウインナーに切り込みをした方が亜硝酸塩が減るという結果に。


発色剤である亜硝酸塩の数値を測る実験ですが、切れ目を入れてゆでることで亜硝酸塩が減るということが分かります。

同じような製品としてハムやベーコンもありますが、これと同様に湯にくぐらせてからのほうが安心できそうです。

3、家庭でできること

なるべく食べる回数は減らす。でもその中で食べるときは少しでもできることをする。とりあえず我が家のスタンスはある程度固まった。

●できるだけ原材料を確認し、より安心なものを選ぶ

●料理の前にひと手間でゆでる

●手作りしてみる

参考:ずぼらママでもできた自宅でベーコンの作り方はこちら↓
簡単すぎる!自宅で手作りベーコンが作れちゃいました


私自身食の安全には一人の母として非常に興味があります。やっぱり子どもには安心安全なものを食べさせたい。そのためには知ることがはじめの一歩。

その後どうするかはそれぞれ。

どれが正解とか、どれが間違いとかってなくて。

加工肉を作ってくれている皆さんがいて、美味しいものが食べられて、つまり敵なんていうものはいない。

なんとなく選ぶのではなく、知った上で自分が何を選択するのか。

自分の選択に確信が少しでも持てるように、できることをする。

私の一歩があなたにとって有意義なものでありますように。


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