野菜たちの何が危ないの?残留農薬の減らし方教えます
自然の恵みといえば真っ先に思いつくのが野菜。
太陽の恵みを受け
大地の恵みを受け
雨という恵みを受け
作ってくれる人の愛情を受け
すくすくと育ったお野菜さん。間違いなくパワーを持った存在。
「野菜はたくさん摂ったほうがいい」
それって常識になっていますよね。栄養面から見ても必要なものがたっぷりつまっている。だから摂ったほうがいい。
それはそうなんだけど、栄養面だけではなく、やはり食材そのものがもつパワーがあるから、だから人間には野菜が必要なんだと私は思います。そもそも新鮮なお野菜ってやっぱりおいしいですし。おいしい=身体が求めている だと思うんです。
でも、ただ「なんとなく」野菜がいいから食べる。その選択って大丈夫なのかな?昔に比べて今はもうちょっと必要な知識が増えているように感じます。
自分が選択をすること。そこに確信のようなものが欲しくて、私はやっぱりそこにいきたくて、日々迷いながらも歩み続けています。
そんな私が今回は野菜について考えてみました。
1、野菜の何が心配なの?
農薬と一言で言っても、
・病気を防ぐ殺菌剤
・害虫を防ぐ殺虫剤
・雑草を防ぐ除草剤
など様々なものが使われています。日本の耕地面積は世界の0.3%。それに対し、日本の農薬使用量は世界の12%にもなっているそうです。国土の狭い日本においてこの使用料はさすがに問題があると感じられますよね。
農薬検査に関しても、現在の農薬の種類は約4500種類あるうち、残留基準のある農薬は約110種類しかないといいます。他はどうなっているのでしょうか。
野菜を市場に出荷するにあたり、安定した供給が求められます。そのためには、病気を防いだり、虫の被害にあわないようになどの目的で農薬を使用します。今は虫が野菜についていたらクレームにつながったりもしますので、生産者たちもそこはとても気を使っていることだと思います。
もちろん農薬使用に際しては基準値は設けられてはいますが、たくさん使用される農薬。果たして本当に基準は基準として成り立っているのか、疑問が残ります。
残留農薬の人体への影響としては
・発がん性
・遺伝毒性
・催危形性
などが言われています。
農薬以外にも、
・化学肥料の使いすぎ
・大気中の窒素酸化物の増加
などにより、特に葉物野菜に高濃度の硝酸塩が多く含まれるという問題も起きています。硝酸塩は唾液・加熱などによって亜硝酸塩に変化。すると体内に入った時に、ジアミン類という物質と反応し、発がん性物質に変わる恐れがあると言われています。
知らないまま毎日食べている野菜。その陰には知らないだけで、実は見過ごせない問題が潜んでいるのかもしれません。
2、少しでも減らすためにできること
無農薬の野菜を求めるのもひとつの手段です。
しかし、オーガニックと表示されているものであっても実は少し心配があるという話もありますし、そもそも本当に安心なオーガニック食材は手に入りにくいうえ、値段もはります。日常使いできないわっていうお悩みも。
では、少しでも安心したいあなたのために、家庭でできる方法をご紹介します。
①よく流水で水洗いをする
②ゆでこぼす
③皮をむく、トマトは湯むき
④葉物野菜は根元を切ってからゆでる
⑤キャベツなどは外側の皮をむいてから使う
⑥塩で板ずり、塩もみ
⑦水にさらす・酢水にさらす
⑧アクをきれいにとる
これらは普段からすぐできることですよね。
特にトマトやきゅうり、いちごは農薬使用量が多いと言われ、その分残留農薬が心配。少し気を付けてあげましょう。
この他に洗浄剤で洗うという方法があります。
⑨食品用の洗浄剤を使う
洗浄剤と言ってもいろいろありますが、例えば天然素材を使った除菌洗浄剤としてホタテパウダーやホッキ貝パウダーを使用するという方法があります。
我が家にあるのはこちら。
パウダーを溶かした水に野菜などを漬けこむというもの。数分置くと自然に農薬などが浮いてきます。除菌ができたり、鮮度も保てるようになるとも言います。
レモンを入れたら水面に何か浮いてきました。その後は水で洗ってから使用します。
正直、使ってみると毎回液につけるのも面倒です。我が家は幸い隣に住む義母が畑をやっているので使用頻度が低いからいいですが、忙しいママさんたちには毎回これをしてからだと少し負担になるかもしれませんね。
ご自身のライフルタイルとご自身の許容範囲の中で決めてもらうのが一番です。
と、今回はいくつかの方法をご紹介しました。どこまで心配して、どこまで実践するかはそれぞれ家庭の中で基準を作っていくことになろうかと思います。100%を目指すのか、70%を目指すのか、正解は自分の中で見つけていくことが大切だと思います。
賢く 美しく
自分で決め 自分の足で歩く
綺麗な道を歩んでいきたいなと思います。
今回の記事であなたにとって何か得るものがあれば幸いです。
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