あや 不登校三兄弟の母

不登校三兄弟の個性や段階に合わせて試行錯誤。読書の学びと子どもとの対話を大切に。子ども…

あや 不登校三兄弟の母

不登校三兄弟の個性や段階に合わせて試行錯誤。読書の学びと子どもとの対話を大切に。子どものわくわくを見守り、共に楽しむ母。①♂小4不登校→通信制高校→大学23年退学。絵を描く人②♂中1不登校→中卒2年目週一ジム。③♂小3三ヶ月不登校→少しずつ復学→不登校時々登校小6。

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子どもとの関わり方に正解はない。子どもと共に探していくことが豊かな人間関係や子どもの能力を育む。

本当に子育ては難しい。 必要な関わりや、不要な関わりが子どもによって違う。 また成長する時期や成長するところが一人一人全く違う。 不登校の息子たちと長い時間過ごしてきて、どんな関わりが良いのかは本人と向き合い、試行錯誤しながら、彼らの気持ちを聞いていくしかないんだとわかった。 昔は親や大人が正しさを押しつけ、できないと罰する子育て以前は大人の権威でコントロールしたり、教え導く子育てが主流だったように思う。 何が正しくて、今何をしたら良いのかを説伏せ、言うことを聞かせるや

    • 不登校 進学に向けて 子どもと自分を理解するチャンスにしよう

      この2年不登校だった三男が4月から中学生になる。 次男の時よりかなり進化していて、三男と見学に行って過ごしやすそうだねと話していた。 三男の不登校は3年生の同級生との関係から。 五月雨登校から3カ月ほど不登校。 その後登校するも、怖さが増えてしまって、この2年間ほぼ不登校の三男。 昨年末に4月から中学の別室に登校し、勉強したいと思っていると言いだした。 在籍校では教室に入るのが難しい子どものための別室を用意している。 昨年秋に見学には行っていたけれど、通わないかなと

      • 足りないから頑張るから抜け出し、自分を満たすことに時間とエネルギーを注ぎたい

        自分は足りないから頑張る思考は足りない面に注目し、いつも自己否定を内包していて、重くなる。 自己否定 劣等感 恥 罪悪感 このような感情から自分にプレッシャーをかけ、頑張ることになる。 それは不安や焦燥感、怖れなどを内包し、生きることが苦しくなってしまう。 それより自分を満たす為に何ができるかと考え、頑張るほうが気楽だ。 では何が自分を満たすのか。 他人や社会ではなく自分を満たすのは何かを理解する必要がある。 それを理解するには 自分の感情が大きく動く時 人の言動

        • 不登校の中学進学で思うこと 私の不安や願いも大切にしよう

          「x(Twitter)」で投稿した内容です(一部加筆)。 あ〜。私三男の中学校の準備に抵抗があるんだなと気づいた。 とっても気が重い…。 4月から中学校の三男。 少しずつ準備が必要で、学校との話し合いも必要になる。 そこで上手くできるかなという怖れと不安がある。 だから気が重いんだ。 三男の気持ちを尊重しつつ、学校や担任の先生に理解してもらう。 それは簡単ではない。 上2人の時も、三男の小学校でもたくさん経験してきた。 三男、学校や担任の先生だけでなく私の気持

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        • 不登校 大切な記事
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          不登校の子どもを受容するとは親が我慢することではない。【聞き合うことで共に創造し、成長し、変化していける】

          子どもを受容が大切だと言われることが多いし、私も息子たちを受容することはとても大事だと思っている。 でも受容とは子どもの願いをすべて受けいれることだと勘違いしてしまうことはとても多いと思う。 私は長男が不登校になった時に受け入れられず、深く傷つけてしまったと感じて、彼のすべてを受け入れなければと強く思うようになって、ずっと間違った受容をしていたと思う。 子どもを受容するとは?子どもを受容するというのは子どもの主張をそのまま聞き入れるのではなくて、その主張の奥にある感情、

          不登校の子どもを受容するとは親が我慢することではない。【聞き合うことで共に創造し、成長し、変化していける】

          対話の良さは違っても大丈夫、違ってもつながれると感じられることではないか

          対話の良さは安心したつながりを作りながらもそれぞれが違うことを確かめ合うところにある気がする。 自他の境界線を認識しながら違っても人はつながれると実感していくことに良さがある。 共感だけでは依存的になってしまう可能性がある。 「同じだね」や「わかるよ」だけでは得られない安心感があると感じる。 それぞれの違いを受け止め合うことの豊かさ「あなたはそう感じるからそれが大事で、それを選択するんだね。」 「私はこう感じるからこれが大事で、これを選択するんだ。」 とそれぞれ

          対話の良さは違っても大丈夫、違ってもつながれると感じられることではないか

          子どもとの対話で「境界線を理解し、思い込みを解きほぐす」

          息子たちと対話をしてきて、たくさんの気づきがあった。 私が支配される在り方だったこと たくさんの痛みから自分を守るための行動が実は自分を小さな枠に閉じ込め、孤独にしていたこと。 そして息子たちと対話をしてくことでここに気づき、癒され、自分を取り戻す体験がたくさん起こっている。 対話の恩恵を一番受けているのは私かもしれない。 対話にはまだまだたくさんの可能性があるように思う。 今回は境界線と思い込みを理解することについて書きたいと思う。 境界線を理解し、支配されること

          子どもとの対話で「境界線を理解し、思い込みを解きほぐす」

          表面的に見えている言動から解釈していることが人との関係を難しくしているかもしれない

          相手の言動を勝手に解釈して、不満を感じたり、反対に自分がダメだったと考える。 どんな意図や気持ちが在るのかを聞かないことで私はずっと人間関係が難しかったり、分断になってしまうことも在ったんだと息子と向き合うようになってやっとわかった。 いつも相手の言動の理由を聞かずに勝手に推測していた。 私の感じ方、受け取り方、価値観で想像していた。 。 一人一人感じ方、受け取り方、価値観が全く違うから、聞いてみないと全くわからないのに。 なぜ分断になりやすいか。 次男と不穏な空

          表面的に見えている言動から解釈していることが人との関係を難しくしているかもしれない

          本当に良くないことをすぐに何とかしようとすることはもったいないことなんだな。なぜ良くないと感じたのかをじっくり感じてみると自分が教え込まれたり、体験や見聞きしたことで信じてしまった思い込みに気づく。また傷つきから二度と同じ体験が起きないように作り出した思い込みはすごく強力なんだ。

          本当に良くないことをすぐに何とかしようとすることはもったいないことなんだな。なぜ良くないと感じたのかをじっくり感じてみると自分が教え込まれたり、体験や見聞きしたことで信じてしまった思い込みに気づく。また傷つきから二度と同じ体験が起きないように作り出した思い込みはすごく強力なんだ。

          学校が疲れるのはなぜ?自分のブロックやプレッシャーに気づき、自分を大切にしたいことに明確になること

          この記事が学校が疲れる、しんどいと感じる子どもやその保護者に届くといいなと思っています。 学校が疲れる、しんどいと感じるのは何故だろう? まず私が考える結論から 学校が疲れると感じる時、自分を縛っていること、緊張させいることがあると思う。 それに気づけたて、無理せず、自分の大切にしたいことを心地良く選択する挑戦が少しずつでもできたらいいな。 それができない時も自分はそれが大事にしたいんだだねと自分の気持ちを理解し、そう感じる自分を大切にして、受容できたらいいなと思いま

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          親子で対話することで自分を信じる気持ちを取り戻す            【不登校の子どもとの体験より】

          14年前長男が不登校になって、登校できない彼への関わり方やそれまでの子育てが間違っていたと感じてしまった。 そこで自分の感情や自分を信じられなくなっていた。 自分を貫き通せない不確かさを感じ、いつも何が正しいのかを考えるようになっていた。 それは元々私がそれまでに自分の感情や意見は正しくないのかもしれないという体験が在って、元々疑念を持っていたからだと思う。 私が育つ過程で自分の感情や意見より大人にとって都合が良いことを教え込まれ、違うことを選択すると切り離されるよう

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          不登校の再登校、新たなチャレンジで上手くいかない時こそ自分に合った方法を知るチャンス  

          不登校の子どもが再登校や新たなチャレンジの時に子どもが元気に参加できることを求めてしまう気持ちありますよね。 でもなかなが参加できなかったり、参加することが辛そうな時もあると思います。 そこで親が不安を感じる。 親はまた動けなくなってしまうのではという不安を感じる。 その時の子どもの辛さや状態を見てきたからそれが怖いのは当たり前だと思う。 でも今までと同じで結果や言動などの表面的なことで判断していても、子どもの力にはなれないんだと痛感している。 子どもの内面で何が起

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          不登校の息子たちとの対話     【テーマ:境界線について】

          「境界線」や「課題の分離」は不登校の息子たちと対話をする時に親子で理解が必要なテーマだなと思っている。 ちょうど少し前に「境界線」は我が家の対話のテーマになっていて、何度か息子たちと話し合った。 それは私の長年の悩みや痛みからの疑問、相談から始まった。 不登校の子どもを受容し、見守るだけでいいのか?長男が学校に行けなくなった時、自分の怖れや不安から長男の気持ちを受容的に聞いたり、辛さや傷つきに寄り添えなかった。 そればかりかたくさん傷つけてしまった。 そこが私の痛み

          不登校の息子たちとの対話     【テーマ:境界線について】

          不登校の子どもへの支援 子どもの気持ちを置いてけぼりにしていないか?

          登校したくない子どもに対して、登校するための「環境調整や理由を聞いて対処する」ことは親が登校して欲しいという願いを叶えるだけになってしまうのではないか。 それは子ども自身を置き去りにし、蔑ろにしていることになると思う。 ではどうしたら良いのか? 何よりまず子どもの「登校したくない」気持ちを受け止めることが子どもの力や自分を信じる気持ちを奪わないために大切だと思う。 子どもの気持ちを受け止め、寄り添うこと。 それが今後どんな道ややり方が子どもの願いに合うのかを話し合う

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          不登校の親が怒ること 脳の反応を理解し、子どもと自分を安心させることが大事

          「子どもとすぐ言い合いになってしまう」 「つい感情的になって傷つけてしまう」 後悔し、落ち込む時、ありますよね。 親も子どもが学校に行けなくなったことで不安や焦り、わからない怖さがあるのは当たり前です。 「不安や焦り、どうしたら良いかわからない状態」では脳は危険を感じ、警戒モードになってしまいます。 その状態では視野が狭まり、 闘争(怒ったり、説得して登校させようとするなど) 逃走(そのままにする、話してもわからないと諦めるなど)反応になりやすい。 青砥瑞人さんは

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          まず丁寧に珈琲を入れることから  【不登校母】

          せかせかした気持ちではなく 朝から「自分のため」思って珈琲淹れてみた。 「丁寧に自分を扱う」 「自分を大切にする」 こういうことを少しずつ大事だなと思えてる。 いつも食事もあわただしく食べてきたな。 子ども達が小さな頃からやらなければいけないと思い込んでいたことが多すぎて、自分の力量や、心身の限界を超えてやることを詰め込んでいたなと思う。 習い事もあんなにしなくて良かったのになと今は思う。 自分に余裕が無いと子どもだって吸収できないだろう。 私もあんなに

          まず丁寧に珈琲を入れることから  【不登校母】