足りないから頑張るから抜け出し、自分を満たすことに時間とエネルギーを注ぎたい
自分は足りないから頑張る思考は足りない面に注目し、いつも自己否定を内包していて、重くなる。
自己否定
劣等感
恥
罪悪感
このような感情から自分にプレッシャーをかけ、頑張ることになる。
それは不安や焦燥感、怖れなどを内包し、生きることが苦しくなってしまう。
それより自分を満たす為に何ができるかと考え、頑張るほうが気楽だ。
では何が自分を満たすのか。
他人や社会ではなく自分を満たすのは何かを理解する必要がある。
それを理解するには
自分の感情が大きく動く時
人の言動に反応する時
「自分の気持ちを丁寧に見ていくこと。」
何が嫌だったのか
それは何を大事だと思っているからなのか
それは誰かから求められてきたものや社会の価値基準を押しつけられたものではないか
じっくり自分の感情を見ていく。
そこに
「自分が本当に願っているもの」が在ること
「誰かや社会の価値基準を押しつけられたもの」が在ること
に気づく。
焦らず続けていると日常のふとした時に気づくこともある。
自分の願いに気づくと、自分を満たすために何を頑張りたいのかわかってくる。
自分との対話がとても大事だ。
自己否定せず、どんな気持ちを受け取ることでわかっていく。
また人に聞いてもらうこともとても大事だと思う。
人に聞いてもらって問いかけてもらうと思い込みに気づける。
息子たちの力になりたいと思って始めた対話が今私の気づきになっている。
受け取ってくれて、そこから問いかけられたことで自分の思い込みやその思い込みを持ってしまった体験に気づくことがたくさん在った。
私が躍起になってきたことが自分を満たすことではなくて、自分の足りないところを補うものだったと気づいた。
頑張りたい自分がいる。
でも社会や他の誰かのものさしに合わせたいわけじゃない。
自分にダメ出しだってしたくない。
自分の願いや価値観を無かったことにもしたくない。
自分以外の願いや価値観を満たすだけで一生を終わりたくはない。
今の私も、今までの私もその時々で大切だと思うことを精一杯頑張ってきた。
手抜きなんてしてきていない。
でもそれが自分を満たすことではなかった。
それにやっと気づけただけなんだと思う。
いつもだれでもその時の自分で精一杯で充分なんだと思う。
足りないから頑張るのではなく、自分を満たすために何ができるのかを考えたい。
私は自分の満たしたいことのために時間とエネルギーをつかいたい。
今願うのは穏やかで安心して、のびのびと自分を生きること。
満たせるように何ができるのか。
意識して、日常、人間関係、仕事で自分の大切にしたいことを満たす言動を選択していきたいと思う。