マガジンのカバー画像

双極性障害の私が司法試験に合格する話。

427
2021年に双極性障害と診断された私が、2025年に司法試験に合格するまでの話を全部丸出しにする日記です。初めの頃は苦手な数字を克服するため小学3年生の算数ドリルをやっているよう… もっと読む
運営しているクリエイター

2024年1月の記事一覧

双極性障害の私が司法試験に合格する話(389)音楽の効果。

私はあまり音楽は聞かない。

友人のミュージシャンのCDを買って聞くくらいで、あまり、日常に音楽を必要とはしていない。
 
だけどたまたま、「勉強に効果的な音楽というものがある。」という情報を見かけ、思わず、ダウンロードしてみた。

『Weightless』

究極のリラックス用音楽として、イギリスのバンドであるMarconi Unionが作曲したもの。

この楽曲の作成には、イギリス音楽療法学

もっとみる

双極性障害の私が司法試験に合格する話(388)無気力だけどこだわってる。

無気力が始まった。
 
2日前から寝込んでいる。朝起きれない。ずっと眠い。何もする気が起きない。
 
いわゆる、鬱状態。
 
だけど、やっぱり、司法試験に合格したいってことは、私の中で1番重要なことみたいで。そのことばかり考えてる。
 
無気力、なにもしていない、だけど、頭の中は、司法試験のことをずっと考えてる。
 
こだわってる。
 
今は、それでいいやと思ってる。やれる時にやることが私に向いて

もっとみる

双極性障害の私が司法試験に合格する話(387)弁護士になってやりたいこと。

司法試験にこだわっているのはいろいろ理由はあるけれど、ざっくり言うと、かっこいいから。
 
でも、弁護士になって何がしたいか、それが明確にはなっていなかった。
 
でも今日、友人と話していて、はっきりしたような気がした。
 
訴訟をするには、立場上リスクがあるし、そこまでの話じゃない。でも、ちょっとしたお金のこととか、泣き寝入りしている。そんな話を聞いて、こういう人の力になりたいと思った。法律は、

もっとみる

双極性障害の私が司法試験に合格する話(386)左手で勉強する。

書きすぎで、右手が痛い。でも、書かないと勉強できない。読んでいるだけだと寝てしまう。他にいい勉強法がない...どうしよう。
 
大谷翔平とダルビッシュが左手でキャッチボールをして遊んでいた、というような話をたまたま耳にして。おお、左手があるじゃん!と思い立つ。
 
めちゃくちゃ効率悪いだろうと思っていたから、初めから、ナシだと思っていたが、やってみるもんだ。ゆっくりなぞることで、今まで気づかなかっ

もっとみる

双極性障害の私が司法試験に合格する話(385)どんな気分?

「今どんな気分ですか?」

カウンセリング中、先生から、この言葉をたびたび、本当にたびたび聞かれる。そのたびに、たびにたびに、私は困る。そんなにコロコロ気分変わらんて...。自分の気分を少ない語彙ボックスを探し、合っているかもわからないまま、先生の問いに答える。ゆっくり考えてみたりもするけれど、結局、考えたほどの正確な答えは出ない。ただ、迷いが深くなるばかり。
 
こんなに自分の気分を考えたことな

もっとみる

双極性障害の私が司法試験に合格する話(384)自分の闇に触れる。

とっくに忘れたと思っていたのに、しっかり覚えていた。私の闇の根源に少し触れた。

昨日は、カウンセリングに行ってきた。EMDRという方法で過去のトラウマとか記憶を処理?する?やつをやっていて。(うまく説明できないから、お世話になっている松岡先生のHPから抜粋☟

それをやりながら、え!そんなことあったね!!!!というようなとっくに忘れていた記憶に触れて、すごく嫌な気持ちを思い出した。初めは全く暗闇

もっとみる

双極性障害の私が司法試験に合格する話(383)自分の機嫌を取る。

お腹が空いているのか?
寒いのか?
眠いのか?
飽きたのか?
絵が描きたいのか?
 
自分の気持ち、心の声に、意識的に耳を傾けられるように、なった気がする最近です。勉強したくないときは、しない。お腹空いてない時は食べない。眠い時は寝る。眠くない時は寝ない。勉強したい時にして、絵が描きたい時は描く。心の声に正直に動いていると、自分自身がひねくれなくなっていく気がします。
 
とにかく、天邪鬼だった私

もっとみる

双極性障害の私が司法試験に合格する話(382)勉強時間の計測をやめた。

どうも私は、管理されるのが、苦手みたいだ。こうでなければならない!カクカクした箱にキチっと詰められようとすると、苦しくなり呼吸困難で暴れ出す。そんな感じ。
 
当然に必要だと思っていた、勉強時間の計測。うまくいっているときはいい。たくさん勉強した時間を見て、満足するのだけれど、長く集中できないときは、少ない数字を見て、焦る、自分を責める。 
 
でも、私の本来の目指しているゴールは、司法試験の合格

もっとみる

双極性障害の私が司法試験に合格する話(381)鼻歌を歌いながらできることだけ。

鼻歌が大事なバロメーター。鼻歌が歌えないような作業は、私には向かない。そういうことは、やらないことにする。

昔、モネの言葉に影響を強く受けた、それを忘れてた。「鳥がさえずるように、絵を描きたい」という言葉。20代前半くらいにこの言葉に出会ったはず。あの頃から、私はこういうふうに生きたいと気づいていたのに、それを忘れていたんだ。
 
鼻歌を歌いながら、勉強するんですか?するんです。実際は、口でテキ

もっとみる

双極性障害の私が司法試験に合格する話(380)口笛を吹きながら仕事をする。

年末年始は、海外で過ごした。

私の行った場所で働いていた人たちは、みな、口笛を吹きながら、軽やかなステップを踏みながら、鼻歌を歌いながら、仕事をしていた。ホテルのウェイターさんも、ドライバーさんも、CAさんも、関わる人みんなみんな、軽やかにニコニコ、肩の力を抜いて仕事をしていた。

日本じゃあり得ない。むしろ、失礼にあたるのかもしれない。だけど、私は、全く、嫌な気持ちせず、むしろ、気分良く、過ご

もっとみる

双極性障害の私が司法試験に合格する話(379)2024年はじまり。

2024年が始まった。
 
とはいえ、昨日も今日も変わらぬ、大事な1日。新年の誓いなどは、特にない。何も変わらず、一歩一歩、小さく確実に進むのみ。
 
双極性障害やらナルコレプシーとの付き合いも、昨年はかなり苦しみつつ、だけど、いいドクターやカウンセラーと出会い、少しずつ良くなっている感覚がある。
 
今年は、実りの年にする。
 
あれやこれやしたい私だけれど。今年ばかりは、勉強に集中。(去年もそ

もっとみる