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【コロナ禍の留学】イギリスの大学を3ヶ月で退学した話

メルボルンからこんばんわ、Mikuです。
昨日の記事でコロナ禍のニュージーランド留学について書きました。今回はそのイギリス版で9月〜12月の3ヶ月間の留学生活についてです🇬🇧

隔離

この頃日本は"amber list"に入っており、自主隔離2週間を寮で過ごしました。この2週間でたくさんのハプニングが起こったのですが、長くなるので今後別の記事で書こうと思います😅

Fresher's week

学校の始まる前の1週間はFresher's (新入生) week があり、1年生のために様々なイベントが開かれます。入学式、サークル説明会、遠足、クラブ、飲み会、出し物会など、、、たくさん!そこで授業が始まる前に知り合いをたくさん作ることができました。そして私が通っていた大学はカレッジ制を導入していて、生徒が16のカレッジに分かれていました。そのカレッジの寮に入りそこでも、内気な私が友達を作る機会がたくさんありました。留学生活する上でいつも心配になる”友達作り”は、順調でした。

授業

1学期の授業は3科目のみ。1科目ごと講義2時間+ワークショップorチュートリアル2時間の2コマ。週に12時間だけしか授業がないラッキー😁って思ってました。最初は。イギリスは、自主勉強メインで授業は理解を深めるためにあるもの。授業では予習が必須で、予習をサボれば授業で置いてきぼり、恥をかきます。
1つの授業の予習に、約100ページの読み物+ノートにまとめる+問題をやらなければなりません。そうなると予習だけに計5時間かけることは、珍しくなかったです。formative とsummative の課題前はもっとでした📚
大学の違いは別の記事で書きましたが、イギリスの教育レベルは高かったです。図書館で勉強しすぎで"married to library" と言われている生徒もいるらしいです笑。イギリスに名門大学がたくさんあるのも納得です。

思い出

Fresher's weekと寮のおかげで授業前にも同じ学部の友達ができ、授業後はシティーで昼を食べに行ったり、授業サボってドライブしたり😅、他のcollegeのPubで飲みに行ったり、映画を夜中に見たり、夜に恋愛トークしたり、ロンドンまで遠出をしたり、、。中でも一番の想い出は、寮のリビングの床に寝そべり、夜中の5時までおしゃべりをしていた時です。翌日の授業は頭が回らず顔も死んでるよと言われましたが💦 友達6人で寮のキッチンに集まりおしゃべりするのが習慣になっていたのですが、その日はつい盛り上がり3人で床に寝そべって、くだらない話や過去の暴露話をしたりしていました。その2人とは学部も寮のflatも違いたくさん話す機会がなかったので、この日にグッと仲を深められたことが何よりも嬉しかったです。

突然の知らせ

イギリス留学にやっと慣れていた頃に、オーストラリア国境再開が進んでいるというニュースを知り、パニック状態!
元々オーストラリアで生活してみたくて第一志望のオーストラリアからのオファーをキープしていました。でもオンライン授業は嫌でオーストラリアの国境が開かなそうなので、第二志望のイギリスの大学に進学していました。親とも話し、2021年に国境について動きがなかったら、オーストラリア留学は諦めるつもりでした。でも国境が留学生を対象に制限ありで開くというパイロットプランが発表されたのです。入国を許可する人数にも限りがあり、選ばれるかはイギリスの大学をやめ、オーストラリアに正式入学を決めなければなりませんでした。

<オーストラリアを選んだ場合>
イギリスの大学をやめオーストラリアの大学に入学。入国に選ばれたらオーストラリアで現地の大学に通える。選ばれなかった場合は、日本でオンライン授業を受けなければいけない😭

<イギリスに残った場合>
オーストラリアの大学は諦め、イギリスの大学3年通い卒業。

不満

イギリスの生活はすごく楽しかったです。それと同時にどこか納得のしていない自分がいました。それは、オーストラリアの大学を諦めきれていないことと、現状に不満を抱いていたことでした。大学の受験に落ちていたらオーストラリアは諦めて迷いなどなかったはず。でもオファーまでいただいて、大学から何回か家に電話で連絡も来ていました。
イギリスで通っていた大学は小さい町で大学の街!っていう感じ。街の人は大学関係者がほとんどで、どこにいても大学から抜け出せない感覚でした。さらに、住んでいる寮の周りは林。街から歩いて30分、1番近いスーパーまでも歩いて30分。1番近い店まででも15分はかかりました。簡単に言えば田舎でした。大丈夫だと思っていたのですが、東京の生活を経験してしまうと、不便さはいつも感じていました。留学はたくさんの人と関わり、視野を広げて、たまざまな価値観を発見できる貴重な機会でもあります。その貴重な大学留学をこの大学で過ごしていいのか。あとで後悔するのではないか。でももっと時間を費やせば、この街の良い所も発見できるのかもしれない。ここの友達みたいに、オーストラリアでも仲のいい友達が作れるのか。などと色んなことで悩んでいました。

突然の知らせ②

11月22日にオーストラリアの国境のパイロットプランが撤回。12月から留学生に向けて国境を開くことに。またもやパニック状態。

決断

悩みに悩み1ヶ月が経ち、11月下旬に寮と2学期の更新日がありました。寮と学校に事情を説明し、カウンセラーの人と話し、すぐ決めれれば残り半年分の授業料は全額払うことは逃れられるということに。大学側もサポートをしてくれて、私はオーストラリアの大学に行くことを決断。そしてイギリスの大学を1学期終了後に退学しました。
退学を決めた後は、授業は出ず行きたかった所(Leeds、New Castle、London)に行ったり、人生初のクラブに挑戦してみたり、クリスマスディナーをしたり、友達とたくさんの思い出を作りました。大切な友達のために、大学卒業式にまた訪ねに行きたいなと思います😁

嬉しかったこと

たった3ヶ月ですが、イギリスで出会った友達は良い人たちで大切です。私は悩み事や決断は、巻き込みたくないので、ギリギリまで周りには話さないタイプでした。私がオーストラリアに行くことを迷っている時も、黙っていました。私が他国に行くと知ったら、もう友達になってくれないとか変なことを思ってました(笑)。でも誰かに相談したくて思い切って、友達に伝えたんです。"行かないで!"と言われるかと思っていたら、"Rikoが選んだ道なら喜んで応援するよ。本当は行ってほしくないけど、Rikoがオーストラリアに行きたいと思っているなら行くべきだ"と。言ってくれました。この時この友達は私のためを思ってくれて、私が聞きたかった言葉をくれて、本当に嬉しかったです。話して楽になり、変に考えすぎていた悩み事も消えて、後悔なく決断をできました。本当にいい友達を持ったなと思います。

最後に

3ヶ月のイギリス生活をへてオーストラリアに現在います。なんか遠回りをして現在に至るという感じですが、貴重な3ヶ月でした。素敵な出会いと教育に感謝しています!これからも時間を大切に過ごしていきたいと思います。今後の記事もお楽しみに!

That's all we have for you today. Have a good night xx

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