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踊るのはキライじゃない、ただ踊らされるのは気に入らない。

違和感はきっと正しい。
ただ知ってなお変われる人は余りにも少ない。

一体何を綴ればいいのかも今はわからない。ただ僕が継続して記事を書いていたことは覚えているから毎日朝起きたときに歯を磨くように感覚的に文字を連ねている。

自分のアイデンティティであった絶望すら今は正確に捉えることが出来ずにいる。

楽しくもなければ苦しくもない。ただ今此処に在るというだけだ。

出来ることならばひたすら惰眠を貪りたい、いや違う、僕はただただ現実を直視せずに何処かに浮かんでいたいんだ。

もう限界なのかもしれない。ただただ生きることだけでも大変だというのに、フルタイムで働きながらもコミュニティを維持するために一人孤独にスケジュールを組み上げ、休日さえも消費している。

幸せになるために始めたことなのに、今では寧ろ僕を追い込み苦しめる要因となっている。

そもそも僕は自ら望んで始めていたのか......?

誰かに焚き付けられたから始めただけで都合よく利用されただけではないのか、僕の満たされない乾きや孤独を。

何故誰も僕を助けてくれないのだろうか。

僕の創る環境に魅力を感じてきた人に僕自身が助けを乞うのはお門違いだとしても、身近にいる連中が助けようとしないのはあまりにも可笑しい。

いや助けないことに対しては許そう。それ以上に僕が必死で整えた地盤を各々のエゴで踏み荒らすのは許しがたい。

本当に僕は生きづらい人たちが笑える場所を作りたかった。その気持ちは今でも強く心に有ると思っている。少なくとも一緒に僕と物語を始めた人らには、賛同して欲しかった。

ただ現実はそうではない。彼らは己が欲を満たすために環境を利用しているに過ぎない。そして僕のようにこの場所が無くなれば生きていけないような人たちではなくて、余裕がある者たちだからこそ、そこまでコミュニティに対して必死になれない。

必死になるときは、働きに対して形ある代価が得られる瞬間のみであり、それ以外は適当で思い入れも成し遂げたいという強い思いもない。

ただ幼いころから共に過ごしてきたからと言って分かり合えるはずなんて何も無かったのだ。いや本来は白か黒かを早めに決めねばならなかった、けれども僕はそれを先送りにして、向き合うことをせず、表層的な関係を続けてしまった。そのツケが今来ているのかも知れない。

もう辞めてしまったほうがいいのだろうか。また一人に戻り、静かに孤独を味わいながら過ごす日々を送るのも悪くはないのかも知れない。


***


そうだ、また皆に会いにいこう。

創作学校の皆は元気にしているだろうか。

また僕の書く小説を読んでほしいな。

休日は図書館にゆこう。

コーヒーとパニーニをスタバで注文しよう。

いつもの席で積読していた本のページを捲るんだ。

毎月旅にいくのもいいな。

自分が落ち着ける場所を見つけたい。

そして最期には......


***


ふざけるな、このままで終われるか。

僕はまだ終われない。

今していることの全てが間違いだとは思わない。

僕が深呼吸することを難しくしているものの全てを断ち切ればいい。

踊るのは嫌いじゃない、けどね僕は自分が踊りたいと思ったときに踊りたいんだよ。

君たちに僕は踊らされはしない。

このショーを観客に楽しんでもらうために僕は踊るんだよ。

さて始めようか、全てを。

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