横浜・副流煙裁判・冤罪事件における裁判資料及び未公開記録の公開~事件をジャーナリズムの土俵にのせる~

【ジャーナリスト黒薮哲哉氏による全面取材。事件詳細《メディア黒書》⇒https://b…

横浜・副流煙裁判・冤罪事件における裁判資料及び未公開記録の公開~事件をジャーナリズムの土俵にのせる~

【ジャーナリスト黒薮哲哉氏による全面取材。事件詳細《メディア黒書》⇒https://bit.ly/3a28rTj】【音声動画による記録⇒https://bit.ly/2UVIq40】【署名サイト⇒https://bit.ly/2JSVxN9】 記録⇒藤井敦子・横浜市青葉区すすき野

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最近の記事

264、『[窓]MADO』監督・麻王&舩越典子医師~対談 2023年(令和5年)12月15日大阪第七藝術劇場上映時にて

2023年(令和5年)12月3日、大阪十三にある第七藝術劇場にて映画『[窓]MADO』が公開された。下記はそのとき行われた麻王(『[窓]MADO』監督)と船越典子医師の対談だ。以下、麻王については息子でもあるため「まお」とする。 この日、下記の報道もあった。映画上映後、舞台壇上にて舩越典子医師がまおと30分ほど話をした内容について簡潔に報道している。 舞台挨拶後、場所を移してさらに1時間、まおと舩越典子医師の対談は続いた。上記の動画はそのときのものである。この場には画面に

    • 263、一挙公開(4)薬師寺聖氏は部外者? / 聖氏と「網代太郎氏・またも会」 / CS界隈は小さな存在?

      下記の記事を読めば、化学物質過敏症界隈の中で薬師寺聖氏が重要な存在であることがわかる。 が、聖氏は自身を化学物質過敏症患者ではなく、外野・部外者だと言う。そのような言い分は化学物質過敏症患者ではない私にはわからない。 私には聖氏が、 ・極度に臭いに敏感 ・洗濯に膨大な時間を費やしている ・多くの化学物質過敏症患者に対し助言する ・啓蒙は行っていると自身では認めている にもかかわらず「部外者」だと主張するのは、 ・化学物質過敏症の診察を受けたことがない ・臭いは嫌いだが、体

      • 262、一挙公開(3)産経への抗議 / 舩越医師をやめさせろとの暴言 / 化学物質過敏症専門医とは

        2024年(令和6年)3月から4月にかけ、ダイヤモンドオンライン・みんかぶ・産経新聞と立て続けに「リリカ・タリージェによる治療」と「精神疾患」に言及する記事が掲載された(下記参照)。 そのことで多くのクレームが各社に入ったようだ。 化学物質過敏症の専門医という意味 懲戒・免許停止への言及産経新聞記事のあと、特に舩越典子医師は誹謗された。その中で特に酷い下記2点について、私は投稿者に対し抗議した。この投稿者は実際に同じ会に属する人だそうだ(日本臨床環境医学会)。その人物が

        • 261、一挙公開(2)花王裁判当事者らによる平久美子医師への抗議文送付 / 判決は化学物質による中毒 / A娘の障害年金

          2024年(令和4年)9月、杉浦京子氏がリリカ・タリージェが効くことをX上で告げるやいなや、化学物質過敏症界隈は大いにざわついた。 そのことを受け、花王裁判の当事者が、ネット上の(自称も含む)化学物質過敏症患者をとりまとめ、平久美子医師に抗議文を送付した。 杉浦京子氏にクレームがあるのであれば、その主治医である舩越典子医師に抗議文を送るのが普通だと思うが、彼らはそうではなく平久美子医師に抗議文を送った。 本来なら、いかなる理由であれ治ったこと・症状が緩和されたことは喜ぶ

        264、『[窓]MADO』監督・麻王&舩越典子医師~対談 2023年(令和5年)12月15日大阪第七藝術劇場上映時にて

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        • 映画【窓MADO】関連
          7本
        • 勝訴後~化学物質過敏症・香害問題・メディア記事など
          39本
        • 誹謗中傷・事実誤認発言
          38本
        • 民事反訴(訴権の濫用 / 対A家3名および作田氏)⇒忌避
          22本
        • 横浜副流煙裁判~A家が藤井将登に起こした4500万円訴訟
          135本
        • 作田氏刑事告発
          9本

        記事

          260、一挙公開(1)杉浦京子氏発言「リリカ・タリージェで治る」の衝撃~薬師寺聖氏による発言の検証

          2024年(令和6年)4月8日に下記の記事が「みんかぶ」より掲載された。 この記事の中の「インターネット上にも、医療機関を受診するなとか薬を飲むなという発信を続ける人がインフルエンサーとなっているのも問題である」という部分に対して、アカウント名「薬師寺聖(Sei)@SeiSeinDesign」氏が反応した。 私からすれば聖氏は立派な化学物質過敏症界隈のインフルエンサーなのだが、本人は自身をそうは思っていないようである。が、聖氏は常に化学物質過敏症界隈の人に様々な啓蒙を行っ

          260、一挙公開(1)杉浦京子氏発言「リリカ・タリージェで治る」の衝撃~薬師寺聖氏による発言の検証

          258、みんかぶの記事~【冷静さを欠いた朝日新聞の報道に医師が違和感…企業を悩ます「化学物質過敏症」「香害」精神神経疾患の合併率が42~100%”研究者指摘”】

          2024年(令和6年)4月8日、みんかぶ(旧みんなの株式)に下記の記事が掲載された。表題は【冷静さを欠いた朝日新聞の報道に医師が違和感…企業を悩ます「化学物質過敏症」「香害」精神神経疾患の合併率が42~100%”研究者指摘”】である。この記事の中では、朝日新聞が「患者の声、患者のアンケートや署名活動」に依拠した記事を掲載していることを批判している。

          258、みんかぶの記事~【冷静さを欠いた朝日新聞の報道に医師が違和感…企業を悩ます「化学物質過敏症」「香害」精神神経疾患の合併率が42~100%”研究者指摘”】

          259、産経新聞記事~<独自>「香害」は神経障害による症状か 専門医らが症例分析 疼痛治療薬で患者の多数改善

          2024年(令和6年)4月11日、産経新聞にて化学物質過敏症最前線として花輪理徳(たかのり)記者による記事が掲載された。この記事の中では2017年(平成29年)から2022年(令和4年)まで、化学物質過敏症に悩まされた患者の話が出てくる。 引用) 医療機関に勤める40代の女性は平成29年、初めて香害の症状を自覚した。以前から柔軟剤の香りが苦手だったが、勤務先の患者が持っていた香袋で頭痛や吐き気に襲われた。それ以降、外出に分厚いマスクが欠かせなくなったという。 周囲の香りで

          259、産経新聞記事~<独自>「香害」は神経障害による症状か 専門医らが症例分析 疼痛治療薬で患者の多数改善

          257、化学物質過敏症と子育ての問題

          ある精神科医が、化学物質過敏症を題材とした講演にて話をしたことが化学物質過敏症界隈の中で物議を呼んだ。子どもが臭いが原因で学校に行けないのは親の影響によると発言したのだ。私はそれを当たり前のこととして受け止めたが、化学物質過敏症の母親たちは、自らの行動が子どもに影響を与えているとは考えたくないようである。 私達を提訴したA家のA娘も、子供の頃から登校拒否がちであった。いっときは就職したが、その後乳ガンを患い、以来長く引きこもっていることは地元では周知の事実である。 そして

          256、化学物質過敏症の新展開(by 煙福亭氏)

          煙福亭(えんぷくてい)氏による化学物質過敏症に関する最新記事【化学物質過敏症の新展開】です。多くの方が関心がある精神疾患との関連性についての洞察もあります。 どうかお読みください。 横浜副流煙裁判での化学物質過敏症下記が以前、同じく煙福亭さんが【横浜副流煙での化学物質過敏症】として書かれたものです。私たちの化学物質過敏症への関心は横浜副流煙裁判から始まっています。というのも、横浜副流煙裁判では化学物質過敏症の最権威・宮田幹夫医師がA娘の化学物質過敏症の診断書を書いたからです

          255、ダイヤモンドオンライン記事とその波紋

          2024年(令和6年)3月19日(火)、ダイヤモンドオンラインから下記の記事が出た。 この記事にて、坂部医師の公文書が取り上げられたが、これについては黒薮哲哉氏や私も過去記事にしている。 黒薮哲哉氏メディア黒書2024年(令和6年)1月17日記事 藤井敦子記事 ネットでの反応この記事は相当の数に読まれたとのことで、今後議論が深まっていくと予測される。 これを受けてネットでは、坂部氏が示しているものは化学物質過敏症発症後に精神を病んだものであり、事前ではないというのがも

          254、【東京女子医科大学、責任】による平久美子医師・舩越典子医師による共同研究~臨床研究に関する情報および臨床研究に対するご協力のお願い

          東京女子医科大学は、同大学附属足立医療センター麻酔科ペインクリニック環境医学外来および大 阪府の典子エンジェルクリニックで、令和6年度の研究として下記を発表しています。 http://atsukofujii.lolitapunk.jp/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E5%A5%B3%E5%AD%90%E5%8C%BB%E5%A4%A7%EF%BC%88%E5%B9%B3%E4%B9%85%E7%BE%8E%E5%AD%90%E5%8C%BB%E5%B8%AB%E3%

          254、【東京女子医科大学、責任】による平久美子医師・舩越典子医師による共同研究~臨床研究に関する情報および臨床研究に対するご協力のお願い

          253、喫煙者とコラボしながら、喫煙者を誹謗する発言に賛同するオケタニ販売株式会社

          私は過去、大関慶治氏を巡るダブルスタンダードについて2つの記事を作成した。 が、最近、オケタニ販売株式会社が喫煙者・大関慶治氏のバンドTERRROR SQUADとコラボを組むことを知った。 大関氏FB、2024年(令和6年)3月2日投稿 TERROR SQUADとのコラボは、喫煙者・大関慶治氏を介してもたらされた可能性が高いが、そうなると、オケタニ販売株式会社は喫煙について是の考えを持っているということになる。 ところが、本日2024年(令和6年)3月9日、【オケタ

          253、喫煙者とコラボしながら、喫煙者を誹謗する発言に賛同するオケタニ販売株式会社

          252、舩越典子医師の治療について

          下記に舩越医師からの解説を記します。 治療について1. 神経障害性疼痛の人にはリリカ・タリージェを使う。 2. ビタミンD・亜鉛不足の人には薬で補充する。 3. 慢性上咽頭炎の人にはEAT(上咽頭擦過治療)を行う。 4. 精神疾患を疑う人には精神科受診を勧める。 化学物質過敏症の定義は症状なので、症状が抑えられるということは治るということになります。 完治とは症状がなくなる事です。薬を飲まなくてもいいということではありません。 リリカ・タリージェについてリリカは

          251、A妻の本人尋問が決まる~第1回進行協議の報告

          2024年(令和6年)2月14日(水)、横浜地裁にて第1回進行協議が行われた。これは忌避が理由で止まっていた裁判を開始するにあたり、A夫の尋問をどうするかについて協議するための会合である。傍聴は認められておらず、古川(こがわ)弁護士と二人で参加した。 そして驚くべきことにA妻の本人尋問が決まった。忌避の高裁判決に述べられていたように、平田裁判官が翻意(意見を翻す)したのである。忌避をやってよかったと喜びに溢れた。 この翌日、見計らったかのように古川弁護士に最高裁から忌避申

          250、化学物質過敏症の患者数

          下記のような投稿がある。 いったい化学物質過敏症の本当の患者数は何人なのだろうか? 昨年2023年(令和5年)に「NHKあさいち」の報道では坂部貢医師が「13人に1人」と言っていた。 政府発表の患者数e-Statという政府統計の総合窓口というサイトの中に患者調査のデータがある。「患者調査は、病院及び診療所(以下「医療施設」という。)を利用する患者について、その属性、入院・来院時の状況及び傷病名等の実態を明らかにし、併せて地域別患者数を推計することにより、医療行政の基礎資料

          249、対作田氏・名誉毀損訴訟~原告準備書面(1)の公開

          2024年(令和6年)1月29日(月)に東京地方裁判所にて日本禁煙学会理事長・作田学医師に対する名誉毀損訴訟の弁論準備が開催された。弁論準備では傍聴不可のため傍聴申請書を提出。次回からは奉呈での口頭弁論に戻る可能性がある。そうなれば傍聴は可能になる。 この裁判は作田氏が「酒井氏は会計を通っていない」「藤井敦子は喫煙者」などと証人尋問で名誉毀損発言を行った作田氏に対し、原告酒井久男および藤井敦子が慰謝料を求める損害賠償請求訴訟である。 http://atsukofujii.