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電車で席をゆずることが『思いやり』だとは限らない。

「あなたのことを思っていってるのよ」

というドラマのセリフがよくありますが、
母親の愛情で言っていて優しい言葉に聞こえるこの言葉は、ほんとうに子供のことを思っていっているのか疑問に感じていました。

✳︎

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「勉強をしないといい大学には入れないわよ」

「みんなと同じようにやりなさい」


わたしは両親にこのようなことは言われたことがありませんでした。

放任主義という見方もありますが、

本質としては、

"わたし自身の意志"をなによりも大切にしてくれていたのだと
わたしが気づくことができたので、
本当に感謝の気持ちしかありません。

"いい大学に入っていい会社に就職する"

という1つのゴールのような感覚を
強制してしまうのは親のエゴのような気もしてしまいます。


ただ、1つたしかなことは、

"親は子供の人生を思っているからこそ"

失敗しないための人生を歩んでくれるように伝えるのだと思います。

楽しい方向や周りの環境に
流されてしまう可能性があるから、

レールを敷いてあげる
という思考はわかるのですが、

子供が、

"いい大学に入っていい会社に就職する人生"

を望んでいるかどうかはわかりません。

親のエゴや見栄も全くないと言えば嘘になる場合もあるはずです。

✳︎


"いい大学にいっていい会社にしか就職する"

というのは1つの例えですが、

これに限らず、

じぶんは『思いやり』の気持ちを持って発言しているつもりでも、

相手はその『思いやり』を求めてないことは
よくある場面だなぁとふと考えてみました。

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わたしが『思いやり』に関して
むずかしいなぁと思った場面が、

”電車で席をゆずるとき”

なのですが、


年配に見えた方で、
持っていた荷物も重そうだったので、

わたしは、
『思いやり』の気持ちをもって、


よかったら席どうぞ😳
といいました。



その年配に見える方は、

いえいえ、
わたしはそこまで年取ってないから大丈夫よ🙎‍♀️


と言い、
立ったまま他の人に席をゆずってしまいました。


わたしは、ハッとして、

これは気をつけなければいけないと思いました。

席をゆずられることで、

相手にとっては、
不快な思いをさせてしまったことに
すごく反省しました。

席をゆずることが『思いやり』だと

自分の中で少し酔っていたのか、
相手に対する配慮も足りなかったなと思います。



何も言わずに席を立てば、

自然とその年配のかたも
嫌な思いをしないで、
席に座ることができたのかな、、、

とぐるぐると考えてしまいました。


『思いやり』に関して、

正解はないのかもしれないですが、


お伝えしたかったことは、

『思いやり』というのは、

ひとり歩きをしてしまっては、
相手に不快な思いをさせてしまうこともあるということです。


干渉していくことが
優しさや思いやりに直結するとは
限らないため、

相手の状況や気持ち、環境を考え続けることは、

『思いやり』ということを考える上では、
忘れてはならない大切なことだと改めて思いました。


良かれと思って、、

というのは
じぶんのエゴかもしれない、、、


と考える心こそ、
『思いやり』だと

電車で席をゆずることしか
考えていなかったじぶんに伝えたいです🙄





人のこころはむずかしいものですね。。。




最後まで読んでくださってありがとうございます😊


ここまで見てくださった方に対し、


大変恐縮なのですが、


最後にひと手間、

スキを押してもらえると、


ジェリー非常に喜びます😳

明日も頑張る活力になるので、

よろしくお願いします!!!


ではまた明日〜🙋‍♂️

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