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「プロのグラフィックデザイナーとイラストレーター、まなびの雑談。」やる理由と説明。

* 2021年7月30日:追記

ラジオ「306号室」は、YouTube「プロのグラフィックデザイナーとイラストレーター、まなびの雑談。」にグレードアップしました!

今後は、アトオシのYouTubeよりお楽しみいただけると幸いです。


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【 目次 】

ラジオ詳細・コンセプト・目次
第1回「ジョナサンからの刺客」
第2回「酒よ」
■ 第3回「ガチャ切りマジゆるさねえ!」
■ 第4回「デリバリー探偵」
第5回「オリエンタル美人対策会議」
第6回「ガンジス川でナンじゃこりゃ」
第7回「赤いセリカまじゆるさねえ!」
第8回「チルトーーク!」
第9回「きまぐれ未来予想図」
第10回「方言よもやま旅話」
第11回「男子校サミット 2018」
第12回「こちらオンナゴコロ研究所」
第13回「マナーの虎」
第14回「芸能人あれやこれや」
■ 第15回「M-1グランプリ2018に出たよ!」
■ 第16回「夏のおもひでぽろぽろ」
第17回「研修合宿ティーチャー永井」
第18回「元カセイ人の証言」
■ 第19回「Mr.めんどくさいの苦手くん」
■ 第20回「おもちゃのチャッチャチャース」
第21回「モテないモテない詐欺疑惑」
■ 第22回「にこるんに首ったけ」
第23回「ケチャップ美味い!」
第24回「お蔵出し総集編 ①」
第25回「2019新春特大号」
第26回「時空を超えてコノヤロウ病」
第27回「反省する男」
第28回「ベランダから失礼いたします」
第29回「家庭円満な男」
第30回「2ちゃんねるの話」

↑ 各回のリンク&タイトルです。更新毎に、目次が増えていきます。

↑ “ポッドキャスト版”はこちらから聴けます。

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突然ですが、近日よりnoteで、イラストレーター工藤陽之(くどうたかゆき)さんと、ラジオを始めます。

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僕は“何気ない会話”が好きだ。“面白い会話”も好きだ。学生時代、金と彼女はなかったが、時間だけはたらふくあった。ジャナサンやベローチェも好きで、モテない友だち通し、しょうもない話しを延々とする時間が、限りなく快感だった。

会話は、セックスである。これはもう、男女関係ない。何気ない会話の中で、「あぁ、それわかる! わかる!」なんてな共感や、予想もしない派生の派生の派生でフラフラと寄り道していくトークテーマ、ふとしたツッコミから生まれる笑い(ツッコミにつなげる小ボケも)。

そんな、肉体的な快感さえも凌駕する雑談。会話。好きっす。

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しかし、年を取る度、デザインの仕事をしていく中で、「“何気ない”会話」の時間は、「“意味ある”ヒアリング、打合せ、プレゼン」の時間に、グイグイと押されてきた。

“意味”はもちろん大事である。デザインが持つ機能、目的、何のために社会に役立つか。しっかりと考える。と、同時に。なにもかも、“意味”ばかり求め過ぎると、「味気ない人生」になってしまう。

「意味ある時間」、つまり、「超合理的な時間のみ」で過ごす。どういうことか? 前にも書いたが、「メシ・寝る・仕事・ウンコ」これ“だけ”で過ごすことだ。たしかに無駄がない。一切。うーん。超合理的。“意味”の塊。

でも、待てよ? それって、“本当に生きている”ことになるのかい??

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「生きる喜び」っつーもんは、人それぞれだけんど、何気ない日常の中で、ふと、「なんか、いいな」と感じる瞬間でもあると思うんですよ。それが僕にとっては、「無駄話しをしている中で、生まれてくる笑い」であった、と。

「喜びを生む」ことは、「デザイン」でもある。

実務の中で、ガッツリ雑談することは、あまりない。しかし、寄り道はある。なんなら、その寄り道を“メインストリート”にしてみよう! それが、本ラジオ「306号室」の企画です。

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◎ イラストレーター工藤陽之さんって??

いきなり出てきた名前。工藤陽之。私が一緒にトークラジオする方。一体、どなたでしょうか? という声もあるでしょう。先にプロフィールをお伝えします。

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【 イラストレーター工藤陽之(くどうたかゆき) 】

1978年青森県弘前市生まれ。セツ・モードセミナー卒業。 デザイン会社でのイラストレーターを経て、現在フリーランスで活動。 

「ザ・チョイス」年度賞入賞・入選、「1_WALL」入選、「ADFEST(アジア太平洋広告祭)」プロモ部門シルバー受賞、「graniph award」 銅賞受賞、「TBSラジオ『東京ポッド許可局』」イベントグッズコンペ採用、他いっぱい。

・ 工藤陽之 Twitter
・ 工藤陽之 Instagram
工藤陽之 ポートフォリオサイト


描くイラストレーションは、こんな感じです↓

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……この絶妙な抜け感と、やわらかなオシャレ感と、独特の空気感。ね? 最高でしょ?? (ちなみに一番下のモリサワ広告は、私がディレクション・デザインしました。あと、私企画の「人の顔が魅えるデザイン展」フライヤーでもイラストを描いていただきました)

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◎ なぜ、イラストレーター工藤陽之さんとラジオをやるか?


もともとの経緯。私がデザイン団体、日本タイポグラフィ協会というのに入っておりまして、この協会内に、「日本タイポグラフィ協会の活動を広く伝える」ことを目的とした、広報委員会というものがございまして、そこに属しているのです。

広報委員会内で企画された、大手書体メーカーであるモリサワさんの企業広告「国字を歩く」シリーズにて、「国字(日本独自の漢字)」と「日本の景(景色・情景)」を感じる「フォント・イラストレーション」を重ねて、「日本を代表し、文字を扱うメーカーとしての起業姿勢を見せる」目的でつくっていました。

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約2年前。このシリーズ、私がディレクション・デザインを担当させていただくことになり。協会内デザイナーさんから、この企画にバッチリのイラストレーターさんいるよ! と紹介いただいたのが工藤さんでした。

なんでも青森にお住まいとのこと。メールで広告概要・方向性・ざっくりとしたイラストディレクション用のラフを送ります。おそるおそる、電話をします。

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……気づけば、3時間経っていた。長時間にわたって、打合せをしていたのか? ノンノン。広告の擦り合わせは10分ほどで終わり、後の2時間50分は雑談だった。

といっても、デザインやイラスト関連がメインのお話し? ちゃうわい! こちとら、意味で満ちあふれた日々を送ってんだ! 雑談ってのは、くだらなければ、くだらないほどいいんだ!!  わかってんのか!

仕事が山積みで、できれば、1分たりとも無駄にしたくない中。約2時間50分のクソみたいな無駄話。電話。しかも、直接会ったことのない相手。

わすれかけていた快感は、私の脳天から脊髄を通り、肛門を駆け抜けた。き、きもちいい……。

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その後、永井と工藤は、なにかと「打合せの電話」と称しては、10分足らずで用が済み、毎回2〜3時間、しょうもない無駄話しをするのであった。


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◎ “三方良し”を生みだす「ラジオ」 = 「デザイン」。


「人の喜び」を生むことは、「デザインの役割」でもある。自分が“きもちいい”。相手も“きもちいい”。そんな会話を聞く、リスナーも“きもちいい”。

そんな、“三方良し”を生みだす「ラジオ」は、めちゃくちゃ高尚な「デザイン」だろう。しかも、くだらなくて、面白くて、笑いが生まれるほど、強固な「デザイン」となる。

クリエイターが「クリエイションに関係ない話し」をする時。実は、そんな四方山話の中にこそ、「リスナーを根っこから成長させる、気づきやヒント」が隠されているんじゃなかろうか。

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カッコイイこと言ってはみたが、ストレートにいうと、単にラジオをやりたいだけである。しかし、本気の遊びだ。工藤さんなんて、このラジオ収録のためだけに、青森から東京まできているんだ。どうだい? 若干、ヒクだろう??

とまぁ、それなりに、必死に実績を重ねてきた、デザイナーとイラストレーターのおっさん2人が、ひたすら無駄話しをするトークタイム。お昼のシャレオツFMより、深夜の汗臭いAMといった感じでしょうか。

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◎ ラジオ「306号室」の“公開先マガジン”と、“注意事項”!



* 本ラジオ「306号室」の音声データは、近日、新規マガジン「“三方良し”を生みだす『ラジオ』」内で公開します。

* 特に、“「日常とデザインを拡げる雑文集」マガジンのみフォローしていただいている方”へ。本ラジオは、“雑文集マガジンのタイムライン上に出てこない”ので、ご注意くださいませ。できれば、発信元の永井アカウントをフォローいただけると、確実に漏れはございません!

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反応によっては、一瞬アップして、すぐに消す可能性もあります(笑) どうぞ、お楽しみに〜!


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