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人生が辛いなら、ほんの少しだけ刺激させると色々分かってくる不思議【短編】

ご高覧いただきありがとうございます。

毎日、家と会社の往復。その上、休みの日は家で寝ているだけ。

そんな生活が続くと人は鬱屈してしまいます。
自分が楽しくて仕方がない仕事をしているなら問題ないでしょう。
でも、残念ながら多くの場合はそうじゃない。

生きている意味ってなんだろう?
なんで生きるって苦しいものなの?
このままでいいのか?
自分はなにもできてない……。

そうやって悪い方向にばかり考えてしまいますよね。

そんな状態に対する回答は『刺激を与える』ということなんです。

なぜ刺激が必要なのか? どんな刺激が必要なのか?
今回はこれらを考えてきたいと思います。



「人生を潤したいなら刺激を与える」なんて当たり前だ。

誰しもがそう思いますよね。
けれど、重要なポイントが出てきます。

あなたは刺激をさえたことはありませんか?

人生で色々なことが起こると不安。だから、刺激は欲しくない。
こうやって考えた事はありませんか?

当然ですが、これも正しい考えです。
うつ傾向で休職するとしたら、まさに刺激から離れたと考えられます。

ところが、脳は刺激が無いなら、無いで不安になるのです。

改めて考えると人間はとても矛盾してますよね。



大前提として知ってほしい事があります。

人間の「本能は人生に波風を立たせたくない」のです。

理由としては「波風=危険」と認知するからですね。
これは人間が野生で暮らしていた時代からの本能です。

その為、刺激を求めるという行いは……

本能や無意識の下では「今の生活に満足しているサイン」と言えます。

ここで「満足」に対し、誤解してはいけません。
なので、表現を変えましょう。

今のこの瞬間は「安全を確保し、安心を得ている状態」にあるのです。

安全や安心がないと「身の危険=死が間近」と考えるので当然です。
そんな状態では「刺激が欲しい」という発想に至らないのです。



さて、安心と安全を確保した。

すると今度は「動かないと不安になる本能」が出てきます。

これは「動く=生存するために積極的な活動」と認識している為です。

ここで面白い事例があります。
漠然とした毎日に鬱屈している人がいました。

「外で全力でダッシュした」結果、鬱屈や不安が消えた話があります。

これはふざけている訳ではありません。
本当に有効な対処法として存在します。


ここで一旦深呼吸しましょう。


ここからは発想の転換です。

鬱屈くらいなら「全力ダッシュくらいの刺激でOK」という事ですよね?

本能にとって「動いている」とは全力ダッシュくらいの認識です。
もちろん、これは一時的な対処法で、長期なら話は変わってきます。

しかし、人の本能は「全力ダッシュ」でも納得させられる。

その為に有効な方法こそ『やってみたかった些細なことをやる』です。

これが1番簡単で安全。
そして、有効です。

ここでは『些細』いうのが大事です。

些細な事は身の回りにたくさんあります。

・部屋の掃除をする。
・ちょっとした料理をする。
・行った事のないお店に入ってみる。
・使ったことのない入浴剤を試す。

こんな誰でもできる些細なもので十分なんです。



実は、刺激には「好みと傾向」があります。

なので、効果のあるなしに関係なく、
やったことはできる限りメモしておきましょう。

「刺激にならないモノ」を知れたら、それは大きな1歩です。

求める刺激とは、自分を知る機会でもあるのです。

「自分を知ること」は人生にとても重要な行動です。
そのきっかけになる可能性は大いにあります。

場合によっては、好きが高じて『自分の仕事』になるかもしれません。

ぜひ、「軽い気持ちで些細な刺激」を求めてみてほしいと思います。


ご高覧いただきありがとうございました。

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