甲子園とは……メンタルから見る高校球児【短編】
ご高覧いただきありがとうございます。
「こんなに点差が開いてると、私なら泣けないねぇ」
甲子園を見ていた母が試合終了した時に行った言葉です。
テレビには、大きな点差で負けた高校球児たちが泣いていました。
実は、母の言葉は私も大いに理解できました。
私も過去に中学まで野球をやっていました。
確かに、点差が開くと心が折れて「早く終われ」ってなってました。
しかし、テレビに映る高校球児たちは涙を流している。
その理由は単純です。
『本気だった』のです。
その本気を出した彼らを私は大いに尊敬します。
私が過去に野球で泣いたのは1度だけ。
小学校の頃です。
試合が惜しかったのか? それもよく覚えていません。
ただ、泣いた事だけは覚えています。
今では、何故泣くほど悔しかったのかは分からないんですね(笑)。
メンタルを学んでいく内、このことを言語化できるようになりました。
その理由は、
あの瞬間、勝ちたい本気で思った。
あの瞬間、自分の全てが試合に向いていた。
たったこれだけです。
これをより簡潔に表現すると『夢中で本気だった』のです。
その証拠が「泣く」という形の感情の発露だったんです。
実は「本気だったかどうか」は結果でしか分からないのです。
結果とはなにか?
この場合、「身体反応」と「感情」が表に出てしまうことです。
悔しくて、膝をついて泣く。
嬉しくて、思いっきりガッツポーズ。
感情と身体反応が同時に吹き出してしまう。
この結果が出た時こそ、『本気』の分かりやすい指標。
とにかく1番大切なことは『感情をしっかりと出す』ことです。
大人の視点から見れば、感情があふれ出て、思わず体が動いてしまう。
それほど本気なれる物事ってあるのでしょうか?
私は正直、『本気』は大人になると出会うのが難しいと考えています。
そう、甲子園や青春が素晴らしいのではありません。
高校球児たちが本気になれることに出会えたこと。
そして、泣き崩れるほど感情を発露できる本気を体感できたことなのです。
高校生という若輩者が本気で挑んでいる。
だからこそ、眩しい。
だからこそ、日本中が夢中になるのでしょう。
だけど、アナタにもできるのです。
それは忘れないでください。
感情を出せるくらい好きや夢中になれることは必ず見つけられます。
世間の言う結果とは、成果を指しています。
成果なんでどうでもいいです。
我々が欲しい結果とは、『感情が発露する』ことです。
私もまだまだ探求中です。
遊びでも仕事でも、なんでも構いまいません。
ぜひ、アナタにも見つけられることを願っています。
ご高覧いただきありがとうございました。
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