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受け入れる事ができない。なら、それでもいいですよ?【短編】

ご高覧いただきありがとうございます。

日々を過ごしていると、受け入れがたい現実が降ってわく事があります。

起こった出来事を心身で受け入れようして辛い想いをする
けして、ない話ではありませんよね。

身内の不幸。
仕事の失敗。
人生の不運。
人との確執。
自己の喪失。

こういった時、辛い思いは長く抱えてしまうものです。

そして、受け入れることができない自分を責めています。

そんな人は一度冷静になり、自分を責めることをやめてもいいのです。



このような方の特徴は「これくらいの事……」と考えています。

出来事に対して、心の傷を過小評価してしまっている。
そもそも何にショックを受けるかは、自分の価値観によります。
価値観とはアナタだけが養い、生きた上で得たモノ。

だからこそ、受け入れる事ができる『物事の尺度』は人によって違う

「そんなことはすぐに受け入れなさい」

そう言っていた人が、アナタにとっては些細なことを受け入れない。
けして珍しいことではありません。

例えば、身内の不幸はすぐ受け入れた。けど、仕事の失敗は受け入れない。もしくは逆もあるかもしれません。



受け入れる前段階。
まず重要なことは、たった2つです。

・受け入れられるモノの種類と時間は人によって違って当たり前。
・辛いことであっても、アナタはちゃんと受け止めようとしている。

この2つなのです。

受け入れるにはいくつかの要因があります。
踏ん切り。決断。別離。愛情。

様々なものがありますが、1番は時間なのです。
実はアナタが辛いことを受け止められたのは、時間に身を委ねたからです。



何故、時間なのは?
「時間なんて当たり前だ」と感じる人もいるのではないでしょうか?

時間が必要な理由。
それは「辛さを感じたアナタの心は悲鳴を上げて泣いてる」からです。

いわば、アナタの心は泣いている状態。

どうしようもなく辛くて、苦しい、
もしかしたら、なぜ辛いのか説明すらできない状態。

そこへ「泣きやめ!」といきなり叱咤するのは残酷です。

子供はもちろん。
大人であっても涙を止めることは難しい。

なにより、受け入れようと頑張る自分にもっと優しくしていいのです。

だからこそ、気づいてください。
アナタは受け入れられない時にアナタの心は何と言っていますか?

きっと泣き叫んでいるのではないでしょうか?
それとも愕然としているのでしょうか?

その瞬間こそ『自分を優しく慰める時間だ』。

そのように意識してください。

「辛かったよね」
「よく頑張ったね」
「時間をかけて辛さを癒そうね」

そうして自分の心に声をかけ、少しずつ癒してからでも遅くはないのです。



アナタが思っている上に、みんな弱さや辛さがあります。
全体的に強くてもウィークポイントのようなものを抱えています。

受け入れたくないと拒否する人。
受け入れないまま過ごしている人。
そもそも無かったことのように生きている人。

そんな人々はアナタが思っている以上に多いです。
でも、それは悪い事ではありません。

しかも、その中でのアナタはどうしていますか?
誰でも拒否できる。でも、アナタは立派に受け入れようとしている。

それ自体が、とても尊いことなのです。

時間をかけ、ゆっくりと心の自分をなだめて、慰めてあげる。
そうすれば、自然と受け入れられる日もくるでしょう。


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