足立あす香@大阪・北摂のビーズ講師・作家

大阪(箕面・豊中・池田・茨木・高槻・千里中央)でビーズ教室を7年続けている30代後半の…

足立あす香@大阪・北摂のビーズ講師・作家

大阪(箕面・豊中・池田・茨木・高槻・千里中央)でビーズ教室を7年続けている30代後半の女です。 物事を深く掘り下げて考えることが好き。 人と関わることが好き。 世界中の美しい物事が好き。 大切なものを大切にしたい。 概念的なこと、哲学的なことが好き、美しい物事が好きな方向け。

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最近の記事

照見五蘊皆空と行

般若心経の写経を最近始めました。 といっても、本当にゆっくり、一文、一行、ひとまとまりずつですが。 ゆっくりやることで、一行一文ずつやっていくことで、一字一字、単語の意味、文章の意味を調べながら、考えながら、噛みしめながら書くというのもとても楽しいです。 今日の写経の言葉は 照見五蘊皆空 照見五蘊皆空とは、 書き下すと 五蘊は皆空であると照見した となり、 意味としては私たちの心と体を構成している五蘊(5つの集まりの色・受・想・行・識という、物質・感覚・観念・衝動

    • 不気味の谷の原因を人類史で推理する

      病院の待ち時間が長すぎて、読書に出てきたロボットが人に近づくとある一定の所で気持ち悪く感じて、その後更に似たものには親近感が回復するっていう不気味の谷について考えてみる。 読んでたのは ユヴァル・ノア・ハラリの 『サピエンス全史』 文脈的にはホモ・サピエンスが自分自身に似ていたけど違ったネアンデルタール人なんかの兄弟種を許せず根絶やしにしたのではないかって話がこれ、不気味の谷のことだろって思ったんだけど。 最初不気味の谷は子孫(自分の実子)を残すためなのかと思ったんだけ

      • 男女の友情の有無と依存する女、甘える男

        ネットのコミュニティの友達に、その子の属する別のコミュニティでの恋愛依存の友達の話を聞いた時に思ったこと。 私は自分をちゃんととても丁寧に扱っておかないと、何事にも依存しやすい体質なのでとても良くわかるのですが(今は自分のことを丁寧に扱っているのでそんなに依存心に振り回されたりはしづらいんだけど・・・) うん、依存心のある女の子と、そのトリガーを引く男の子については一家言ある。 そう、なにせ私がすごく注意してないとそれになりやすいから!wwwww 恋愛すぐしちゃう女の子っ

        • とんでもないCMに出会った話

          凄いCMに出会った。 YouTubeCMなんていつもすぐ飛ばすのに、これだけは見てしまった。 分かりやすい頭お花畑な夢なんて語ってないんだよ。 結婚に夢なんてなくて、お互い傷つけることばかりで。 それでも人に助けられながら、なんとか縁を繋いでいって、 その中で自分も相手も救われていくってのが、すごくリアル。 結婚後の絶望と癒しと再生のモノガタリ。 その象徴がダイアモンドリングで、捨てられて後にもう一度2人でその輝きを闇と雨の中見出すってのが感動する。 昼間に見つけてるわけ

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        • こころと哲学
          12本

        記事

          アドラー心理学・対等に自立して生きる(100分de名著)

          100分de名著 のアドラー心理学 の回を見てるんだけど、人生はgive and giveだってのが心にくる。 give and take じゃないんだ。 そして〇〇すると褒められるって育ち方すると他人からへの承認欲求ベースになってしまうことも。 課題の分離 もキーワードだった。 人の課題を自分のものにしない。 私の人生は私の人生、他人の人生は他人の人生。 他人の問題に土足ではいらない。 他人のためを思ってだなんて言い出したらややこしくなる。 劣等感の扱い

          アドラー心理学・対等に自立して生きる(100分de名著)

          表情のしわがキニナルあなたへ

          自分すきになりたいターンな最近なので、朝のお散歩中に、もっと笑顔でいなきゃ、年老いてもせめて笑いジワてなきゃ、ニッコリしてなきゃ! って、そんな気持ちになってニコニコ義務感ニコニコしてたんです。 けど苦しい。 なんか居心地悪い。 しんどい。 そのとき、 ふぉ! ふっと思ったんです。 眉間のシワってあまり良いイメージないけど本当に? 眉間のシワ・・・・・・ ・・・・・・ 眉間のシワ・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 眉間のシワ・・・・・・ ・・・・

          苦手な人が多いあなたへ

          【苦手な人について】 人の好き嫌い、得意不得意があるのは当たり前なのだけれど、苦手な人ができる心理について最近考えたことをまとめて書いてみようと思う。 最近、自分の問題が解決したり、自分の心が安定しているときには苦手な人というのがすごく少ないということに気が付いた。 なるほど、物事、言葉や態度に本来絶対的な意味などないのに、それに意味付けをしているのは自分自身という前提を考えると、人のその意味のない言葉や態度に傷つくような意味を持たせているのは自分自身といえるなら、

          ビーズアクセサリー講師になった経緯と人生の転機

          長ーい話なのでかいつまんでまとめると 自己肯定感が低かった私が、失恋して自分にはなにもない、ないも持っていないことに気が付き、死にたいけど死ねないなら生きるしかない!と気が付かされ、どうにか幸せに生きるために、自分づくりを始めました。 その中の取り組みの中の一つに趣味で始めたビーズアクセサリー作りがあって、ほかの趣味は続かなかったけれどこれだけはなぜか続けることができ、結婚を機に大阪に越してきて、良い師と出会い、アクセサリー講師を始めることになったよ、そんなお話です。

          ビーズアクセサリー講師になった経緯と人生の転機

          アドラー心理学

          100分de名著 のアドラー心理学 の回を見てるんだけど、人生はgive and giveだってのが心にくる。 give and take じゃないんだ。 そして〇〇すると褒められるって育ち方すると他人からへの承認欲求ベースになってしまうことも。 課題の分離 もキーワードだった。 人の課題を自分のものにしない。 私の人生は私の人生、他人の人生は他人の人生。 他人の問題に土足ではいらない。 他人のためを思ってだなんて言い出したらややこしくなる。 劣等感の扱い方も面白くっ

          コロナ禍にオススメの本とヒント

          このご時世になって読まれる本って話題を少し友達と話したんだけど、その時にはフランクルの 『夜と霧』 がでてきたのね。 私もこの本には影響を受けたクチで、これはナチス政権下のアウシュビッツに収容された精神学者が、極限の状態に人が置かれた時にどのような反応を示すかっていうルポものの本です。 そんな状況でも希望を見出すことが出来ると証明していて、コロナ下のこの時代にも力強く響く1冊だと思います。 私自身の個人的なオススメは、 人類学者のジャレド・ダイアモンド博士の 『銃・病原菌・

          コロナ禍にオススメの本とヒント

          人を励ますとき

          かまたくさんの前の投稿を受けて。 人を鼓舞する時ってさ、同時に自分へも鼓舞してるんだ。 強くなりきれないから、それでも強くいたくて、現実は強くいるしかなくて。 けどそれでいいんだと思っている。 いつかそれが少し自分のホンモノになれたらいいと思って、人を鼓舞し、自分を鼓舞しながら。 強くなければいきていけない、優しくなければ生きる価値がないってチャンドラーは言うけど、まずは強くなければ生きていけないんだ。 正確に言うと強くなければ生きられないこともないけど、回りを幸せにして

          恋愛と仕事って似てる

          今日仕事で世話になって6年ぐらい経ってる人のところ行ってきて、仕事の話をけっこう長くしてきました。 その方と話していて思ったのですが、ほんと恋愛と仕事って似てると思ってます。 その方は今から言うような事がさらっとできる方なんですね。 営業と恋愛が似てると思ってたけど、仕事自体も似てると思います。 欲しい欲しいって人や自分の幸せを考えられる人は多いけど、人に与えようってのをなんのてらいもなく、自分の持ってるものや幸せに執着することなくできるか、ギブできるかってすごく重要。

          FF14のデジタルファンフェスの感想

          FF14のファンフェス、今年はコロナの影響でウェブ上のみとなりました。 勿論私も一縷の望みをかけて応募してたけど、このご時世じゃしょうがないよね! 1日目、2日目と、ネットの友達と通話しながら、たまに手作業の仕事しながらフルに楽しんだ2日間でした。 以後、感想です。 制作陣の魅力が凄い・・・ 吉田さん、モルボルさん、祖堅さん、コージさん、なっちゃん初め、制作陣一人一人のファンになっちゃう。 どの人もトコトンプロフェッショナルであり、エンターテイナーであり、自分たちが自

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          教育もしくはエデュケーションという言葉について

          エデュケーションという言葉の語源を今日調べる機会があったんだけど、単に「教育」という意味だけでなくて、語源では「引き出す」という意味があるらしいことに感動した。 「引き出す」というのは、引き出せるものが相手にあると信じて初めて「引き出そう」とできることだから、そこには人への愛情や信頼があるんだ。 信じてるんだよ。 貴方は大丈夫だって信じてるから、教育があって、人の可能性を信じているから、伝えることが出来る。 それに、与えるものでもなくて、中に眠るものを引き出すこと、その

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          オートクチュール刺繍のブローチの制作過程

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          庵野秀明が言う「謎に包まれているものを、人は面白いと感じなくなってきている」について

          インスタント的なものが流行るのは特に近年顕著だけど、時間がかかるものの中にしかない価値(時間がかかってれば価値かっていうと違うけど)ってのもあるはずで、それを解する人が減ってきてるのはどの分野にも言えることかなと思いました。 手仕事の大島紬の良さや、うん年単位で作られるトルコ絨毯なんてどうでもいいのよ。悲しいことに。 長大で難解な小説だって流行らない。 多分ね、お金と時間が皆ないんだよ。 お金は構造に搾取されて、時間は色んな手軽な楽しいコンテンツが世の中に溢れていて、そい

          庵野秀明が言う「謎に包まれているものを、人は面白いと感じなくなってきている」について