Tamaki(占星術・タロット)

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最近の記事

占星術を心理学で補完する

ホロスコープは、人間の心理とその人の周囲に引き寄せる現象の構造を示しているということを前に書いた。 アドラー心理学の本を最近は読んでいるのだが、人間は過去の印象深い、ショックを与える経験から、特定の見方を採用して、それをその他の現象に当てはめて理解しようとする。そうやって物事の見方を固定化して、それに基づいてライフスタイルというものが作られる。 ある経験からどのような解釈を引き出すのかは、その人次第であると言える。 そこでホロスコープを見ると、その人がどのような解釈を取ろ

    • 自分の可能性を広げるための占星術

      ぼくは昔から心理学には興味があった。 心理占星術と言われるものも盛んであるけれども、占星術が扱う「心理」というものは、一般に意味されているのよりも範囲が大分広い。 ホロスコープから心理を見ると言っても、それはその人の内面だけを捉えるのではなくて、その人が招き寄せやすい人々や出来事の性質のような外界についても読んでいくことになる。 ホロスコープでその人の願望だったり、意欲的になれること、趣味趣向を知ることができるけど、それはいわゆる人間の「内面」や「心」とは、ちょっと違ってい

      • 占星術の知識を深めるには、自己理解が欠かせない

        占星術を勉強し始めて数年になる。 占星術の難しいところというか、占星術に限らずいろいろな分野でそうかと思うけど、人間生活があった上で成り立つものは、結局人間をよく理解することをしないとあまり深まっていかない。 人は自分の視点に縛られる面が大きくて、その自分のレンズを通してしか物事を見ることができないので、さまざまな可能性を見ようとしないし、間違った考えにこだわり続けたりしてしまう。 世の中に争いが絶えない原因は、そうやって多くの見方がある中の一つに過ぎない自分の見方に囚われ

        • 占星術で見る『ザ・バットマン』

          映画を題材にして占星術を考えるシリーズです。 会社のことを占星術的に見る場合、会社ができた日時のホロスコープを作ることになるのですが、それだけではなく会社の設立者の図も参考になると考えられます。やはりその組織のトップが持つ性質は、組織全体に影響を及ぼします。 それについては映画も同じで、全体を統括する監督のホロスコープの影響は大きいのです。ハリウッド映画のエンドロールはバカみたいに映画に関わった大勢のスタッフの名前が流れてきますが、やはりもっとも重要なのは監督のチャートだろう

        占星術を心理学で補完する

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        • 占星術のマニュアル
          9本
        • 映画と占星術
          2本

        記事

          『ソー:ラブ&サンダー』を占星術から見る

          見た映画に関しては何かしら書くネタになるだろうということで、書くことにした。 見たのは『ソー:ラブ&サンダー』。 マーベル映画は、長大なシリーズものの一部分にしか過ぎず、全体を統括するプロダクションの管理下で制作されるために、映画の内容も監督の作家性が十分に発揮されることはないことが前提にあるが、それでももちろん監督の個性は幾分か出ている。 監督は、タイカ・ワイティティという変わった名前の人。この人は前作『マイティ・ソー バトルロイヤル』も監督している。今作は監督だけでなく

          『ソー:ラブ&サンダー』を占星術から見る

          差異に気づくことと習慣を変えること

          グレゴリー・ベイトソンの『精神と自然』を読んでいる。岩波文庫から少し前に出たもの。その本の中で、よく知られている茹でガエルの例えがあった。カエルがを入れた水の温度を少しずつ上げていっても、カエルはそのことに気づくことができず、いつの間にか茹で上がってしまうという例えとしてよく使われる話。実際にはカエルも暑くなってきたら、不愉快さを感じて水から出ると思う。その時水の温度が上昇していたことに気づくかどうかはあまり関係ないのではないか。水の温度の上昇に意識的に気づくかどうかとは別に

          差異に気づくことと習慣を変えること

          金星雑感

          金星には甘ったるい感じがある。そこには怠惰の気配がある。トートタロットやウェイト=スミスタロットなどのゴールデンドーンから派生したタロットの小アルカナの7のカードは生命の木のネツァクに対応している。ネツァクは惑星との対応では金星である。トートタロットでは特に7の系列のカードはネガティヴに解釈されている。カップ7は「堕落」。ソード7は「無益」。ディスク7は「失敗」。ワンド7は「勇気」。 占星術では男性のホロスコープで金星にアスペクトが多かったり、アングルによって金星が強調されて

          過去の事例から学べることと学べないこと

          型にはまらないことを常に意識はしていたい。大抵のことは型にはまっているように見える。ネットの占いに関する発信を見ていても同じようなものが多い。占い師の発信することはこういうもんだろというのを真似ている人が多いと思う。それは無意識にしているのかもしれない。確かに有効性の高いスタイルがあれば、それを真似るのは賢い選択かもしれない。しかし、そのスタイルは過去に有用だったかもしれないが、今現在そうであるとは限らない。そしてコピーされたものは大体において退屈である。 そういう意味では、

          過去の事例から学べることと学べないこと

          考えないことが大事だと考えて書いてしまっていることについて

          自分の話なんだけど、木星が10ハウスにあることもあってか、仕事というものを考えた時に、何かの専門家になるとか、これを天職と見て一つのことに取り組むということが想像し難い。占星術にしても、興味があって勉強してきたが、専門家になる気もしないし、占い師になりたいとも思わない。ぼくにとっては占いの知識はリベラルアーツの中の一つだ。 大体占い師になるにしても、占いの知識だけではなく、人間心理の扱い方に関する知識が必要。人気でる占い師は、育ってきた過程で人扱いの上手さを意図的でないにし

          考えないことが大事だと考えて書いてしまっていることについて

          心境の変化

          先月に見た夢では、学校から卒業したということらしい。教室にいたのだが、もう卒業してそこにいる必要はないと気付いたので、そこから出ていった。夢の中でよくいく喫茶店がいくつかあって、そこではタバコを吸うことができた。しかし、そのいくつかあった店は閉店してしまって、もう行くことができない。スタバのようなカフェに変わっていた。スタバはどこも禁煙である。 何から卒業したのかというと、占星術とかタロットとか占いに関わる夢の中の学校であるという気がする。自分に必要なだけの知識は既に得たとい

          ホロスコープは運命論的

          成功している人や、それぞれの分野で活躍している人程、ホロスコープの示す特徴がはっきり出ているとよく言われます。実際にぼくから見ても、そう思います。やはりそれは、自分の欲求に忠実に生きた結果だと言えるでしょう。受け身で、親とか世間の目にを気にして、流されるように生きていると、個性的な人生には当然なりません。 占星術で出生図を見ても、当たっていないように感じるのだとすれば、それは自分の本当の欲求がよくわからなくなっているからでしょう。ホロスコープに現れている構造に沿って生きてい

          ホロスコープは運命論的

          占いの仕事はこれでいいのか、ということについて

          何でかわからないけど、10代の後半から哲学とか文学に興味を持ちはじめて、いろいろ読んだりしていた。でも、そういうものを読んでも実生活にはほとんど役立たなくて、不満が残っていた。哲学者になっても、細かい知識がつくだけで、自分が変わることはないと思った。そういうことを思ったということは、自分を変化させたいと強く感じていたということでもある。 知識を蓄えることにあまり喜びを感じない体質なのかもしれない。もっと実践的に活用できる何かが欲しいと思っていた。実践と結びつかない研究は特に

          占いの仕事はこれでいいのか、ということについて

          最近はトートタロットについて書いたりしてます

          書いている本は、というか本になる当てはないのだけど、トートタロットについてのものです。トートタロットは夢に何度か出てきたので、これも何かの縁と思って、トートタロットについても、クロウリーについても、よく知らないまま書き始めました。トートタロットについて書くようにぼくに促しているのは、白人のおばあさんのような存在として、イメージ化されています。夢に何度か出てきたし、変性意識っぽい状態の時に、自分の左上にいるのが見えたこともあります。生命の木でいうと、コクマーの位置であり、日本語

          最近はトートタロットについて書いたりしてます

          本を出したいので書く

          しばらくnoteに記事は書いていなかった。 noteに課金して長文を読んだことがないのだけど、長文は読みにくいのではないかという気がする。 SNSはほとんどやっていなくて、Twitterで細々とつぶやくのは自分には向いていない。でもTwitterを見ている人は多いと思うので、好きな人はやった方がいいと思う。noteでもそんなに長い文章は書かないし、今まで書いてきたものにしても、思いついたままに書いていてまとまりはない。 SNSを盛んにやって宣伝して顧客を集めるようなスタ

          本を出したいので書く

          数日前の夢でアルクトゥルスという言葉が頭に浮かびつつ、ショッピングモールの中をスマホで動画を撮りながら歩くというのがあった。パランでは天王星(電子機器)と結びついているのを思い出したけれども、これも夢の内容と符号しているし、恒星パランは侮れないのではないか。

          数日前の夢でアルクトゥルスという言葉が頭に浮かびつつ、ショッピングモールの中をスマホで動画を撮りながら歩くというのがあった。パランでは天王星(電子機器)と結びついているのを思い出したけれども、これも夢の内容と符号しているし、恒星パランは侮れないのではないか。

          トートタロットは占星術との関連も構造上深いので、タロット、占星術、生命の木をぐちゃぐちゃに混ぜ合わせて編み物をつくるようにリーディングするのは面白いと思う。

          トートタロットは占星術との関連も構造上深いので、タロット、占星術、生命の木をぐちゃぐちゃに混ぜ合わせて編み物をつくるようにリーディングするのは面白いと思う。