ホロスコープは運命論的

成功している人や、それぞれの分野で活躍している人程、ホロスコープの示す特徴がはっきり出ているとよく言われます。実際にぼくから見ても、そう思います。やはりそれは、自分の欲求に忠実に生きた結果だと言えるでしょう。受け身で、親とか世間の目にを気にして、流されるように生きていると、個性的な人生には当然なりません。

占星術で出生図を見ても、当たっていないように感じるのだとすれば、それは自分の本当の欲求がよくわからなくなっているからでしょう。ホロスコープに現れている構造に沿って生きていくときっと楽しいのです。楽しくて、充実感を得られるだけではなくて、もっと利点があります。ホロスコープで示されているのは、約束された成功の予想図のようなものです。その流れに沿って進むと、スムーズにうまい具合に人生が進んでいくでしょう。なぜなら、そういう本質的な能力と縁をそれぞれの人が持っているからです。宇宙的な力が味方してくれています。

人は周りからの影響を受けたり、寄り道して自分にとってあまり重要でないことに興味を持ったり、こうしないといけないという刷り込みを真に受けたりして、自分が本当に興味を惹かれるテーマを見失いがちです。興味はあるけど、難しいだろうからと諦めたりもするし、「隣の芝生は青い」と感じて、脱線することもあります。自分が本当にやりたいことにこだわり続けるというのは、往々にして難しいものなのでしょう。

人生には寄り道することがあるし、それが後で生きてくることもあります。でも無駄なことをしないようにするのも大事だと思います。無駄なことというのは、自分が本当にワクワクしたり、楽しさを感じることができないのに、何となくやらないといけないと誤解して、続けてしまっていることであると思います。雪が膝の高さ位まで積もった道で、誰かが踏みならしてくれているところがあったとして、そこを通れば余計な努力をせずに歩くことを続けられます。そんな風に生きていくことがきっと正解なのでしょう。その踏みならされたコースは、ズバリホロスコープに表示されているのです。