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シンガポールでSTAY@HOME 5月5日(金)通算1124日目 グリーン(DORSCON)82日目

シンガポールでは病気のリスクを示す指標であるDORSCONが鳥インフルエンザ等と同じ緑に変更され、公共交通機関ではマスクの着用義務が撤廃されました。以前の生活に戻ってきていることを日々実感していますが、WHOは収束宣言をしていません。当地での様子を引き続き記していますので、お付き合いいただけますと幸いです。
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5月5日(金)通算1124日目 グリーン(DORSCON)82日目

 一昨日の記事で、とあるブランドの公式サイトで友人への結婚祝いを買うつもりだ、という話を書いた。添えるメッセージの文言を考えるのに時間がかかってしまったが、決まったのでいざ購入すべく注文をクリック。しかし、注文完了の言葉は出てこない。代わりに表示されたのは「海外からの注文は受理できません」といった内容だ。

 正直、ショックだった。以前購入できなかったフリマアプリのように、出品者も購入者も素性が分かりにくいタイプなら、トラブルを減らすために国内に限定する気持ちも分からなくはない。ただ、今回はとあるブランドが公式に運営しているウェブサイトだ。オフィシャルですら、海外居住者をはじくとは想像していなかった。断っておくと、私が届けて欲しかった友人自身は日本で暮らしており、国外発送を依頼した訳ではない。結局、今回のプレゼントはもう1人と共同で贈る予定だったので、その友人に注文を頼むことになった。

 偏見だが、こういった対応をするのは日本発祥のブランドだと思っていた。国外での認知がまだないと内部の人が判断した結果、海外への対応が遅れていたとしても不自然ではないからだ。しかし、今回のブランドはアメリカで生まれたもので、名前をここに書けば恐らく全員が名前は知っている。フィードバックはオフィシャルに送るべきだと思っているため、ブランド名は伏せておくが、文明がいくら進んでも国境の壁に阻まれることはあるのだな、と実感している。新型コロナウイルスの流行があっても、インターネットがあればある程度は自由に過ごせると感じたこともあったものの、それは幻想だったのかもしれないと思わずにはいられない。


去年(2022年5月5日)の記事はこちら↓

一昨年(2021年5月5日)の記事はこちら↓

2年前(2020年5月5日)の記事はこちら↓

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最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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