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【障害者に関する知識全般】

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2020年5月の記事一覧

グループホームとケアホームの現状

グループホームとケアホームの事業者数は着実に増えています。 従来の規定では、グループホー…

高齢の知的障害者は施設で暮らしている率が高い

さて、のぞみの園では65歳以上の高齢者の居住環境についても調査しています。 知的障害のある…

知的障害者の平均寿命は一般の高齢者よりも短い?

「のぞみの園」による調査で確認できた65歳以上の知的障害者の年齢分布を調べたところ、一般の…

障害者の高齢化の現状

障害のある子どもの年齢が上がってからの生活の場について考えていきます。 その前に、高齢の…

成年後見は個人ではなく、法人が後見人になる選択肢も

後見の期間が長くなるために、個人ではなく永続性のある法人が、障害者の後見人となることも、…

成年後見制度を障害のある子どもに利用する方法【2】

本人はまだ若いけれど、親の健康状態などに不安があって、子どもの世話をするのがむずかしくな…

成年後見制度を障害のある子どもに利用する方法

知的障害者が高齢者と大きく違うのは、後見の期間が長くなるということです。 高齢者の場合は、後見人が選任され、財産管理と身上監護を行いながら、被後見人の最期までをみとるということが一般的ですが、障害者の場合は高齢とは限らないので、被後見人の方が後見人より長く生きる可能性も高く、特に親が後見人になった場合は、被後見人である子どもを最期までみとることは少ないでしょう。 そこで、まだ若い障害者に成年後見制度を利用して、「親なきあと」の準備をする場合について、考えてみましょう。

任意後見契約書はどのような内容にすればいいか

では任意後見契約を結ぶ場合、どのような項目を決めておく必要があるのでしょうか。 任意後見…

任意後見制度は公正証書により契約する

公正証書は、法律の専門家である公証人が、法律によって作成する公文書です。 公文書ですから…

任意後見監督人

任意後見監督人とは、文字通り任意後見人を監督する人です。 法定後見とは違い、家庭裁判所が…

任意後見制度

任意後見制度は、現時点では判断能力に問題はないが、将来衰えたときに備えて、あらかじめ任意…

成年後見人などの申立て以降の流れ

申立て書類の提出後に、家庭裁判所で審判手続きが行われます。 そのまま確定する場合もありま…

後見人は誰にする?

では実際に申立てをしようと考えて社協に相談する場合に、一つ決めておかなければいけないこと…

成年後見人などの役割は、「財産管理」と「身上監護」

財産管理は、本人の財産の維持と管理を目的とする行為です。 たとえば、税金や施設の料金支払い、本人の口座から日常生活に必要な現金を本人に渡す、不要になった不動産を処分する、などさまざまです。 身上監護とは、たとえば施設に入所したり病院に入院したりするための手続き、療養や介護サービスを受けるための手配などです。 成年後見人などが自ら介護行為をするわけではありません。 なお、成年後見人などには、被後見人などを勘案して、家庭裁判所が定めた報酬額が、被後見人などの財産から支払わ