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日本人唯一のイタリアワインの資格🎖️〜なぜ私がイタリアワインを選んだのか🇮🇹

みなさんBuongiorno!!☀️
やっと春らしくなってきて、何か新しいことを始めたい、ワクワクする気持ちになりますよね🌸

イタリアワイン講師の吉川麻美(よしかわあさみ)です🍎
私は2024年3月現在、日本人唯一のイタリアワインの資格を持っています。
イタリアヴェローナに本部のあるVinitaly International Academyの Italian Wine Educatorという資格です🎖️

世界には300人ほどのイタリアンワインアンバサダーがいて、その中で日本人は4人のみ!
さらにその中でエデュケーターの資格を持っているのは私のみ、ということになります😊
という自慢話はさておき、

色んな方に、『先生はどうしてイタリアワインを選んだの?』もよくご質問いただくので、そのことについて書いておこうと思います😊

異例の抜擢

日本で1番有名なワイン資格JSAのワインエキスパートを私が取得したのは2017年
その年、私はSAKA DIPLOMAという日本酒の資格も取得しました。
このW合格がとても珍しかったため、
通っていたワインスクールのコンテンツにコメントのご依頼をいただき、寄稿しました。
それをきっかけに、色んな方の目に触れることとなり、講師をしないか、というお声掛けをいただいたのが講師となるきっかけでした。

元々大学時代は教員を目指していたこともあり、(中高英語の教員免許持ってます)、教育実習はもちろん、家庭教師や塾講師などをさせていただいてきた中で【教える】とが好きだったので、大好きな【教える】ということと、【ワイン】ということが一緒になった『ワイン講師』にとても魅力を感じましたので、挑戦してみよう、と思いお引き受けしました。
このお話をいただいたのがワインエキスパートを取得してから半年くらい。
なんとこのあと2018年には講師デビューをさせていただくことになったのです。

これがなかなか珍しいことで、おそらくエキスパート取得から講師まで最短なんじゃないかと思ってます。(違ったらごめんなさい)

ワインエキスパートをお持ちの方、考えてみて下さい。
エキスパートになってすぐに講師として立つ…できますか?しかもワインの資格はこれしかない状態で…普通無理ですよね😅
しかも日本で1番大きなワインスクールですから、そのプレッシャーは大きい。

講師デビューまでに、講師トレーニングというものを受けるのですが、毎回幹部の方たちに『あとは知識だよね〜』と言われる日々、、

元々舞台やミュージカルなどもさせていただいていたので、滑舌や声の通りが良く🎤そのあたりはさほど問題ではなかったよう。
でもとにかく知識と経験が足りないことが1番の懸念でした。
トレーニングが終わって2018年の秋には講師デビューをさせていただいたのですが、とにかく知識と経験を積ませていただく日々でした。

当時の初めてのクラスの生徒さん、初期のクラスの生徒さんには今でも本当に感謝していて、
拙い私のことを
『いつか「先生の初代生徒だった!」と先生のことを自慢したいから頑張って下さい』
『青田買い得意なので』←🤭
と応援して下さり、立てる場を与えて下さったことに本当に感謝しています。

講師デビューする際に色々と悩んでいて、『何か強みや専門分野を持った方がいい』というアドバイスをいただいたりして、とはいえどこかの産地にピンと来ておらず…
そもそも授業の準備だけで日々が過ぎていく…
何か専門分野を、と思ったものの、
シャンパーニュ・ブルゴーニュ、アメリカ、など、主要の産地はすでに他の先生が極めてらっしゃる…
ここに裸一貫で飛び込んでいくのは無謀だし無理。

運命の出会い


そんなとき、このイタリアワインアンバサダーの資格について知り、イタリアワインを女性の先生で極めていらっしゃる方がスクールに当時いなかったので、よし、チャレンジしよう、と。
これがイタリアワインとの運命的な出会いとなったのです💘

そこから1ヶ月後にイタリアに試験を受けにいきました🇮🇹✈️

実はイタリアワイン好きではなかった⁉️

ちなみに、ワインエキスパートを取得した際、イタリアのワインはあんまり好きじゃなかったんです。勉強は楽しかったのですが、圧倒的に勉強する機会が少なかったことと、あまり美味しいイタリアワインに出会ったことがなかった。
しかも通っていたのは『フランス・パリに初めて設立された』ワインスクールですから、イタリアワインが好きになる、という道はあまりなかったのです。
(ちなみに、私のクラスに来ていただくと、いやでもイタリアワインに触れる機会が増えますのでよろしくね🤭🇮🇹)
その時にちょうどカーゼ・コリーニなど美味しいイタリアワインを飲む機会があったこともあり、よし、勉強してみよう。と思ったのが始まりでした。

ただ…イタリアワインって難しいんですよ。
品種もワイン産地もたくさん。多様性の宝庫です🍷
だから敬遠されがち。

私も最初は、多様な品種の名前、ワインの名前、産地の名前に、頭パンクしまくってました。
そのうち、まだ売れていないアイドルを発掘する気持ちになり、勉強にワクワク…💓
好きな品種に出会ったことも相まって、さらに勉強は加速。

主要品種だけでこの数‼️🍇


人生そんなに甘くない

ところが。
たった1ヶ月で、イタリアに試験に行ったのですが、そんな付け焼き刃の知識で合格出来るわけもなく。
しかも英語の試験は初めて。英語での4日間の講義にもついていくのに必死…


当時まだ日本人のイタリアンワインアンバサダーはいなかったので、講師として箔をつけたく、
『日本人初』を目指して奮闘したのですが、結局5点足らず。
『日本人初』の称号は、一緒に受けに行った別の方に…🎖️
この方、イタリアワインの経歴も素晴らしいのですが、お人柄も本当に素敵で、ただただ自分の力不足を目の当たりにして、ヴェローナで1週間泣き続けるという…


先日ここで笑顔のリベンジ写真撮りました🤭

この広場で、テキスト見返しながら、ワインも飲みながらw、『これもできたのに😭』って毎日悔しがってました。
なんなら帰国後も思い出す度に泣いてました🤣

リベンジ

そこからリベンジが始まるわけです❤️‍🔥
帰国後毎日イタリアワインを飲み続け、イタリアワインの試飲会にも通いまくりました。

そして半年後、香港にてリベンジをするわけです🎖️
日本人にしては2人目の、イタリアンワインアンバサダーとなることが出来ました🙌

みなさんに祝福していただきました🎉
Sarah Heller MWにバッジをつけてもらいました🎖️
私たちのボス Stevie、Henryと


こちらがアンバサダーのバッジ🎖️



その頃にはイタリアワインの魅力にすっかり取り憑かれていて、イタリアワイン大好き💕になっていました。

このような形で、私のイタリアワインライフはスタートしたのです🇮🇹🦹‍♀️✈️

その後、

WSET Diploma
ヴァルポリチェッラ・ワイン・スペシャリスト(世界50名)
IWS (highest honor)
チーズプロフェッショナル
ポルトガルワインコンクール優秀賞

などなど、資格と経験と実績を積ませていただき、今に至るわけです😊

長くなりました🤭
が、まだまだお伝えしたいことたくさんです🩷
もっと深〜いお話はインスタライブなのかYouTubeなのか、はたまたお会いしたらぜひ聞いて下さい🎶

そんな経験を活かしイタリアワイン専門のオンラインワインショップもしています🇮🇹

https://aivinowine.base.shop/

↑お好きなイタリアワインを見つけるお手伝いをさせていただけると嬉しいです☺️🇮🇹

最後まで読んで頂きありがとうございました😘

ぜひスキをお願いします♡

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