朝子と街子

日記は100均のノートに書いてます。 いつか旅と書くことで暮らしたい。

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マガジン

  • ヒッチハイク

    ヒッチハイクに縁のあった方、これから挑戦してみようと思う方、ヒッチハイクなんて、って思ってる方もぜひ読んでみてください

最近の記事

レインブーツを買わずに11月になってしまった

大したことないけど、ストレスに感じることのひとつが 「雨の日に靴が濡れる」こと。 濡れるくらいならクロックスで出勤して、着いたら足を洗いたい。そう思うくらいじんわりと雨が染みてくるのに嫌悪感を感じる。 レインブーツを履けば良いのだけど、靴を買うと荷物になるし後回しにした結果、梅雨を終え、夏の豪雨もすぎ、あっという間に11月になっていた。 秋晴れという言葉がまさに合う日が続いている。 季節が変わるとレインブーツより、ムートンブーツ、ロングブーツと他に欲しいものが出てきて

    • 深夜のマクドナルド

      専門学校に通っていた2年間、課題に追われる日々は長居しやすいスタバにお世話になっていた。 周りを見渡すと、試験勉強に励む学生、PCに向かいカタカタと指を動かす若者、私のようなお一人様がかなり多い。 建築系の学校に通っていた私は、課題がかなり多かった。 夜間学部ということもあり、授業で基本を習い、あとは各自課題に取り組みながら身につける、という形だった。 フリーター生活を送っていた為、社会人の生徒よりも時間に余裕のあるはずが、作品に取り掛かると寝る暇もないくらい追われる生活に

      • 残業とコンビニ

        時代の流れに反して私の会社は「月一回、無遅刻無欠勤のみ定時退社を許す」という風習がある。 先輩には気にしなくていいと言っているので、帰れる日は帰ってたら社長から人伝で「残業時間が少なすぎる」と指摘を受けた。 ほとんどの人が1時間残業するのが日常なのだが、たまに本当に仕事が終わらない事態が発生する。 その週は、初めてやる仕事を任されていた。 基本的に全員出社するが私の上司は諸事情でリモートワークのため、指示は全てメール。 CADを使った作業で、思うように仕上がらないし、

        • 猛暑が続いても秋を感じること

          暦の上ではすでに秋の訪れを告げている。 8月8日立秋、挨拶が暑中見舞いから「残暑見舞い」に変わる頃だ。 昔はハガキを出していたが、今は1通も出さなくなってしまったので「暑中見舞い」という言葉とともに、かつての気候も懐かしく感じる。 立秋は夏至と秋分の中間ということもあり、連日35度以上の猛暑日が続く中でも秋を感じたのは朝陽だった。 我が家にはカーテンがない。 和室をリノベーションしたような部屋でまずカーテンレールがない。 見栄えが悪くなるならいらないと思い、曇りガラスと

        レインブーツを買わずに11月になってしまった

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        • ヒッチハイク
          4本

        記事

          PC禁止の喫茶店

          麻布十番にあるサロンに通っている。 その日は六本木まで歩いて、展覧会を訪れて、喫茶店に入るのがお気に入りの過ごし方だ。 この喫茶店はGWに陽射しが辛くなってたまたま入ったのがきっかけだった。 壁にたくさんい飾られた絵には数十万〜数百万の値札がつけられて、撮影禁止の文字。 少し雑に並べられたカップもきっと高価なものに違いない。 半分物置になっているピアノ、ギターもあっだ気がする。 ごちゃごちゃしてるように見えてもなぜか落ち着く、マスターの趣味が溢れるお店だった。 十

          PC禁止の喫茶店

          AM6時にポテチをつくる

          退職間近の父は最近畑仕事に精を出している。 先日、ラジオの経済コーナーで物価上昇などが取り上げられていたとき、パーソナリティーが「食べ物を作れる人は強い」というようなことを言っていた。 学生の頃、実家が農業を営んでる友人は、米や野菜が送られてきたりして羨ましかったのを覚えている。 節約のための自炊といっても、材料は必要なわけで、材料の出費も抑えられるとなるとかなり助かるはずだ。 そして実家で育った野菜たちは、見た目は劣っていても綺麗な水と愛を注がれて育ったものたち。 子

          AM6時にポテチをつくる

          なんでもない日の朝陽

          この日は日の出を見にいくことから1日が始まった。 もともと朝型だが、最近は隣家に届く新聞配達のエンジン音で目覚めてしまう。 近くに(と言っても自転車で30分くらいだが)日の出が見える公園があることは知っていたので、行ってみることにした。 日の出時間は4時40分。間に合うか微妙だったが4時すぎに家を出てぐんぐん自転車を漕いだ。 物流関係の会社が多いので、朝靄のなかにカラフルなコンテナが浮き上がって綺麗だった。 建材施設の周りは砂ほこりが酷かったけど、これは臨海の証拠。

          なんでもない日の朝陽

          タイ料理屋での過ごし方

          たまに無性に食べたくなる東南アジアの料理。 味のついたお米と酸味の効いたスープが恋しくなる。 私は辛いものとパクチーが苦手だ。 本当はタイ料理など向いていないので、辛さのレベル、パクチーの効き度合いがわかっているお店じゃないと入れない。 なのでタイ料理が恋しくなった時はいつも同じ店にお世話になっている。 店員さんはタイの人で、オーダーをしようとするとこっちが発する前に「番号は?」と聞いてくる。(ランチメニューには番号がふってある) これをみていつも思い出すのは、私が東

          タイ料理屋での過ごし方

          ジェラートを食べに行くだけのドライブ

          猛暑日となった三連休初日。 しばらく週六勤務をしていた私は休日に予定を詰め込んでしまう。 「今月はこの日しか出かけられない!」と思うと、買い物したい、展覧会に行きたい、カフェでだらだら過ごしたい、、、。 とにかく予定がないと落ち着かなかった。 ただ先日は少し違う休日を過ごした。 ジェラートを食べに行く。それだけの100キロドライブ。 もちろん近くの渓谷や温泉に寄ったけど、それはあくまでもおまけというか、予定として組み込んでいなかったこと。 旅先では勿体無いからと、あ

          ジェラートを食べに行くだけのドライブ

          映画館で初めてスマホの電源を切った話

          映画を観に行くことはほとんどない。 今日は仕事でショッピングモールを訪れて、なんとなく「映画でも観て帰るか」となった。 上映中の作品が何も出てこなかったので、スケジュールを見て最近SNSで目にした「君たちはどう生きるか」を観ることにした。 仕事を終えて同僚と夕飯を済ませた後だったので、手持ちの水だけで席に着いた。 初めて本当に携帯の電源を切った。 今や30分のアニメですら集中して見れない。 気づいたらスマホを触ってる。 サブスクでなんでも観れる時代だけど、映画館で

          映画館で初めてスマホの電源を切った話

          図書館にある自分が好きだった思い出

          梅雨明けが発表されないまま、気温30度以上の日が続いている。 日差しも強くなる午後2時、鍵がなくて家に入れないという事態が発生した。 数ヶ月前に実家がリフォームをして、家の鍵が変わった。 父の誕生日が近かったため手土産片手に、電車に乗ってから連絡したら家には誰もいないとのこと。 帰宅時間はある程度予想できたので駅前のカフェに入るか迷ったが、昨今の物価上昇、薄給かつ欠勤(これは私の責任だが)によってお金に余裕がない。 コーヒー500円を渋り、近所の図書館で時間を潰すことにし

          図書館にある自分が好きだった思い出

          高価なものを買うときに思うこと

          ブランド物のバッグをみて思うこと。 「家賃と同じくらいか」 恐らくこんなふうに感じる時点で持つに相応しくない。 20代になっていつからか300円のアクセサリーをやめて、プチプラのバッグも買わないと決めたけど大した経済力もなく手持ちのほとんどは頂き物だ。 あげる価値のある女になった、と思えばそれでも良いのだけど、悔しい気持ちにもなる。 貧乏性の私は自分で買うとしても、必ずアウトレットで購入すると思う。 (酒々井プレミアムアウトレット@千葉県酒々井町)

          高価なものを買うときに思うこと

          同僚とのランチタイムよりリアルタイムのラジオ

          生放送のラジオはリアルタイムで聴きたい。 休憩時間になるとそそくさと席を立つ。 同期はみんなでお昼を食べてるけど、こればっかしは自分を優先。 オープニングトークの5分で歩いてパン屋に、最初の音楽が流れている間に買い物を済ませて公園のベンチに腰をかける。 アイスコーヒーとあんぱんを両手に、大好きな声を聞きながら、風にあたるこの時間がとても大切。 でも7月からパン屋さんの定休日が金曜になる、フラれたのうな心持ち。 (焼きたてパンぽんぽん@東京都大田区)

          同僚とのランチタイムよりリアルタイムのラジオ

          2023年のセミ初鳴

          セミが泣いている。 ここ数年私の初セミは早稲田大学の大隈講堂付近、おそらくあの大きなイチョウで泣いていた気がする。 あの時は仕事中だったか通勤中だったか覚えてないが、たまたま聞こえて夏を知らされた。 今日はいつものように早く目が覚めて、お弁当用のサンドイッチを一つ余計に作って、クーポンでコンビニのコーヒーを買った。 公園のベンチに腰をかけるとセミが泣いた。 たまたまセミの声を聞いたのではなく、私はセミの初泣きを聞きに来た。 季節を私が操ったような初めての感覚だった

          2023年のセミ初鳴

          ジブリは大人になったと思わせてくれる

          【日記】7月27日(月) 早めにお風呂に入って、自転車を漕いで映画館に向かう。 「一生に一度は、映画館でジブリを。」 そんなセリフに誘われて千と千尋を観てきた。 もちろん小さい頃から今まで何度も映画館に足を運んでジブリ作品を観ている。 でもその頃ってただ面白いとか可愛いとか怖いとか、愛とかエモさとか懐かしさとかそんなものは感じたことがなかった。 ジブリの作品は年を重ねるごとに見え方が変わって、大人になったなと思わせてくれる。 そしてどんな映画よりも「愛」がどうい

          ジブリは大人になったと思わせてくれる

          「頑張って」の代わりにワイシャツにアイロンをかけてくれた

          【日記】7月26日(日) 就活がなかなかうまくいかず、対面での個人面接は明日が初めて。そして第一志望の会社。 部屋で勉強してたら母がいきなり入ってきて、「アイロンかけといたよ」とワイシャツを渡されました。 私のは就活用でアイロンをかけなくてもシワができないワイシャツ。 今までもアイロンをかけずに着てきた。 これアイロンかけなくても大丈夫なやつだよと伝えると、「知ってる、でもちょっとシワあったから」と。 その時は何も思わなかったけど、後から考えれば母なりの「明日頑張

          「頑張って」の代わりにワイシャツにアイロンをかけてくれた