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タイ料理屋での過ごし方

たまに無性に食べたくなる東南アジアの料理。
味のついたお米と酸味の効いたスープが恋しくなる。

私は辛いものとパクチーが苦手だ。
本当はタイ料理など向いていないので、辛さのレベル、パクチーの効き度合いがわかっているお店じゃないと入れない。

なのでタイ料理が恋しくなった時はいつも同じ店にお世話になっている。

店員さんはタイの人で、オーダーをしようとするとこっちが発する前に「番号は?」と聞いてくる。(ランチメニューには番号がふってある)

これをみていつも思い出すのは、私が東京駅でバイトをしていた飲食店。
場所柄外国人のお客さんも多かった。定食に番号はふってはあったのだが、何故か重複していて「ハンバーグランチの1番ですか?唐揚げランチの1番ですか?」みたいなやりとりが生まれていた。

バイト中に店内を観察していると、一人で食事をしている人は大抵何か聞いているか、スマホを立てかけて動画をみている。

私も普段はラジオを聞いて食事を済ませているが、タイ料理屋だと何故かそうはできない。
永遠と繰り返される華やかな衣装を着て踊っている映画を見てしまう。
あれが映画なのかPVなのかもいまいちわからない。

インドカレー屋さんでも同じ。
料理と映画があってこ、カレーをより一層美味しく頂けている。

先日も無性に食べたくなって訪れたのだが、体はあの味だけでなく映画も欲しているようだった。

(タイ屋台サバイチャイ@東京都墨田区)

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