麻木久仁子♡温活薬膳で体の中から美しく

おいしく食べて、カラダの中から美しく!美しく健やかな60代を目指して始動!カラダを温め…

麻木久仁子♡温活薬膳で体の中から美しく

おいしく食べて、カラダの中から美しく!美しく健やかな60代を目指して始動!カラダを温めて免疫力をアップ!生き生きとしたカラダを作る「温活薬膳」に取り組む! タレント・薬膳研究家・国際薬膳師・国際中医専門員」(国際中医師)・医薬品登録販売者・温活指導士・フードコーディネーター

最近の記事

日々を重ねることへの思いを

「もう1年経ったのか・・・」 1年という時の流れを最も強く感じるのは春だ。 正月よりも、春。 9年前に乳がんを患った頃から、そう感じるようになった。 春一番が吹き、さまざまな山菜が野菜売り場に並びはじめる。まだ肌寒い日がつづく中にも水温むような日があるようになり。やがて南の方から桜前線が上ってくるニュースが流れ始める。 「ああ、1年経ったなあ」としみじみと思う。 若い頃は花見なんて集まって酒を飲む口実くらいなものだった。 が、この歳になり、病気も経験すると「また今年も

    • 電鍋で楽しい薬膳生活3〜内鍋が直火にかけられない問題を解決!

      すっかり生活に定着した大同電鍋。とにかく手軽に食材と調味料をポイポイ入れてスイッチポン!の手軽さ気軽さが良い。仕込んでスイッチポンすれば、一旦忘れて他のことに没頭できるのも嬉しい。 ところで、いろいろな料理に挑戦してみると、一つ不便というか「これ解決したらますます手軽なんだけどな」という問題が。 大同電鍋は外鍋に水を入れ、材料を仕込んだ内鍋をその中に入れて加熱する。外鍋に入れた水が沸騰して蒸気になり内鍋を熱するのだが。 この付属の内鍋が。直火不可なのだ。 が、いろいろな

      • 電鍋で楽しい薬膳生活2〜蒸す煮る同時調理してみる

        日本にルーツを持ちながら、忘れ去られていた電鍋。 一方で台湾の人々に愛され続け、炊飯器としてだけでなく、煮る、蒸す、温めるという力を存分に発揮している電鍋。 スイッチポンで、煮る・炊く・蒸す・温めるという、薬膳料理にぴったりの調理法が使え、工夫次第で複数のメニューも同時に作れるという優れもの! 使い勝手をいろいろ試してみます! 忙しい朝、お粥とおかずを同時にスイッチポンで作れたら助かる! やってみよう! 下の内鍋に麦入りのお粥を仕込む。 ありあわせのザルに、醤油とみりん

        • 電鍋で楽しい薬膳生活1〜煮てみる

          薬膳では季節や体調、体質にあった食材を選んで食べる。 そのとき、調理法も重視します。 例えば、たまご鶏肉とご飯があるとして、 食べ盛りのこどもたちにはボリュームのあるチャーハン、高齢者のおばあちゃんには消化によい鶏たまご粥というように、それぞれの体にあった調理法を選ぶのです。 若い頃は、疲れると「よーし!焼肉でも食べて、いっちょ精つけるか!」「それとも鰻をキメるか!」などと言っていたものだが、年齢を重ねていくとそうもいかない。むしろ胃もたれしたり胸焼けしたりで、かえって疲ぐ

          愚痴と気鬱とリゾット

          なんだかどうも調子がおかしい。 どうにもこうにもやる気が起きない。 やらなくてはならないこともあるのだが、いつものようにはかどらない。 なんだかなあ。 このひと月ぐらい、そんな調子で。 困ったものだ。 「更年期かしら・・・」とつぶやくと、 「え。それはとっくに終わったでしょ」と娘。 はい、すみません、更年期だなんて若ぶってしまいました(笑)。 「気」の巡りが悪いのだ。 中医学では、体の調子自体に問題がなくても「気=生命力」の巡りが悪いことを「気鬱」とか「気滞」という。

          牛すじは、見たら即買え!

          「お!あるある!今日はあるぞ!あったぞっ!」 いつものスーパーにて。 目に入ったなら、即! 一瞬たりとも迷わずに、カゴに入れるべし! 「他を一回りしてから」なんて悠長なことを言っていてはならない。 それどころか、ちょっとでも目を離してはならない。横から誰かにかっさらわれるかもしれない! とにかくそこにあったなら、四の五の言わずにパッと手を伸ばして、確実にとらえるのだ! 「何を」って? 牛すじですよぉ、奥さん! どういうわけか、牛すじが、手に入らない。 ウチの近辺だけなの

          朝の足湯効果。心のプチ贅沢

          「今日は冬至です。柚子湯に入りましょう」というようなニュースを見ると、「そうか、冬至か。陰も極まったな」と思う。もうこれ以上夜が長くなることはない。夜が長い=「陰」の強い季節は終わりに至って、目には見えなくても大地の奥深くでは「春の支度が始まる」ということだ。これからは少しずつ日が長くなる。「陽」の季節、春へ向かう準備が始まるのだ。 が、夜明け前が最も暗いと言うがごとく。寒さ自体の本番はこれから。このあと立春までは小寒、大寒と寒さが厳しいときが訪れる・・・。 要するに何が

          女の眉毛と歳の重ね方

          今年もあっという間に12月、師走だ。 今年は幸い、家族に病人が出なかった。ありがたいことだ。 というのも、このところ毎年のように入院騒ぎがあったからだ。冬になると多くなるという脳卒中だが、妹が脳出血、母が血管が詰まるほうの脳梗塞だった。いずれも対応が早かったことが幸いして命の別状はなかったが、ひやっとした出来事だった。今年はコロナの対応で病院の体制が逼迫していると聞く。救急医療体制も厳しそうだ。もしいま何かあったら去年や一昨年のような万全の医療を受けられたかどうか・・・と思

          娘にゴチになりご機嫌な夜

          なんと娘がディナーに誘ってくれました!もちろんご馳走してくれるというわけです。 うふふ。嬉しいもんですね。 まだ子どもが小さい時に「大きくなったら酒を酌み交わすのが楽しみ」などと言うベタな台詞があるが、こうなるとやはり嬉しい。しかも奢り♡ 店のチョイスも全て任せ、指定された時間に指定された店に行ってみると、なかなかオシャレなレストランで。頼んでくれたコースも「ハイティースタイルスペシャルディナー」。いくつものオードブルがアフタヌーンティーのように盛り付けられていて、それをつ

          「体」という名の「鍋」の火加減は・・・

          いよいよ寒さも厳しい季節である。この歳になると寒風が骨身にしみる。 歳をとると体が冷えやすくなるが、それは単に体温計で測った数値の高い低いではない。昔の車は冬の朝などは暖機運転が欠かせなかった。エンジンをかけてすぐに走り出すとエンストするので、十分エンジンが温まるまで、かけっぱなしでしばらく待つのである。あれと似たようなもので、体もこの季節はなかなかエンジンがかからない。1日の始まりには、まず体のエンジンをがっちり温める必要があるのだ! なので、朝食は大事である。だが、ただ

          「体」という名の「鍋」の火加減は・・・

          自分の機嫌は自分でとるの♡

          年に一度のこの日がきた! 誕生日です!58歳になりました! 「いやあ、もうこの歳でめでたくなんかないよ」かつてはお祝いの言葉をもらっても、そんなふうに嘯いていた。 いわゆる「おばさんキャラ」の立ち位置を得て、ちょっと楽になっている自分がいた。仕事のときも、娘ほどの歳の若いタレントさんに囲まれるなか、気軽にツッコんでもらえる「おばさんキャラ」は便利でもあった。 聞かれもしないのに、言われもしないのに、 「いやもう老眼で」「いやはや50肩で」「もうすっかりくたびれてます