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電鍋で楽しい薬膳生活3〜内鍋が直火にかけられない問題を解決!

すっかり生活に定着した大同電鍋。とにかく手軽に食材と調味料をポイポイ入れてスイッチポン!の手軽さ気軽さが良い。仕込んでスイッチポンすれば、一旦忘れて他のことに没頭できるのも嬉しい。

ところで、いろいろな料理に挑戦してみると、一つ不便というか「これ解決したらますます手軽なんだけどな」という問題が。

大同電鍋は外鍋に水を入れ、材料を仕込んだ内鍋をその中に入れて加熱する。外鍋に入れた水が沸騰して蒸気になり内鍋を熱するのだが。
この付属の内鍋が。直火不可なのだ。

が、いろいろな料理の中には、あらかじめ焦げ目をつけたいものや、炒めて油を回してから煮込みたいものなどもある。

調べてみると、本場台湾ではそういうニーズに応えて純正の直火用内鍋があるらしい。だがまだ日本では未発売。

電鍋レシピなどでは「フライパンで焼き目をつけてから内鍋に入れる」などと書いてあることが多い。もちろんそれでいいのだが。鍋一つで片付く電鍋の魅力を考えると、フライパンを出してくるその一手間が惜しい。

さあどうしようかな・・・。

お!これでいいんじゃない?これがあるじゃない!

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よくある取っ手が取れる鍋!うちにも一つあって。これが外鍋に入れてみたらジャストフィットするじゃありませんか!

早速使ってみます。

まずは魯肉飯です。五香粉の香りが食欲をそそる、体の温まるメニュー。電鍋付属のレシピを参考にしました。
フライパンで豚肉を炒めて焼き色をつける工程があるのですが、この取っ手が取れる鍋で代用してみます。

豚肉を炒めて・・・

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きくらげと干し椎茸も入れて薬膳魯肉飯に・・・

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炒まったらその鍋をそのまま外鍋に入れて調味料とフライドオニオンを加えたらスイッチポン!

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出来た!きゃー美味しそう!家中にただよう香辛料の香り・・・

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はじめに焼き目をつけたいといえば、煮込みハンバーグ。取っ手が取れる鍋で焼いてから、その鍋ごと外鍋へ入れて煮込みます。

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春キャベツと新玉ねぎのスープも作ってみた。そのまま煮込んでもいいのだが、ちょっと焼き目をつけると香ばしくておいしいのだ。
まずオリーブオイルでにんにくとベーコンを焼いて、味と香りが移ったところでキャベツと玉ねぎを焼き、あとは外鍋に移してスイッチポン!

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フライパンを洗うというちょっとした一手間がはぶけるだけで、手軽気軽感、増し増しである!はじめに炒めてから煮る筑前煮などにも良さそうだ。これでまた電鍋の出番が増える。

電鍋は蒸気の力で加熱するので鍋の中の食材の煮崩れがほとんどない。一見形はしっかりしている。が、食べてみるとほろり、とろりと柔らかく火が入っているのが嬉しい。魯肉飯もハンバーグも柔らかく、キャベツや玉ねぎはトロリンとしていた。

さて、鍋のサイズだが。
6人用のMサイズの電鍋で。付属の内鍋が、上部の直径が20cm、底部が18cm、高さが9.5cmなので、それよりも小さいサイズのものを使ってください。それより大きいものを無理やり入れると蒸気が回りません。下手をすると外鍋にがっちりはまって外れなくなる恐れもありますので気をつけてくださいね。
また、熱伝導が付属の内鍋と違うと加熱時間も変わるかもしれません。まあ、その辺は臨機応変に。
土鍋などは直接入れると振動でヒビが入ったりする恐れもあるかも。蒸し料理の時、蒸し台を入れた上に置くのでなければ避けたほうが良いかもですね。

というわけで、電鍋の使い方、さらに研究していきます!


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