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工業デザインと学際

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工業デザイン、取り分け、機械工学とその自動車産業のエリアは、日本の基幹産業だ。それは、複合的な産業であり、まず、Quality Controlや先端技術開発によるものも大きいだろ…
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2020年1月の記事一覧

#2)自動車工学と、今後の課題(メモ)

#2)自動車工学と、今後の課題(メモ)

工業デザイン(自動車工学)とその周辺
自動車工学と、今後の課題は多様だ。そして、地球環境に於けるトータルな学際的な要素は欠かせない。
従来の自動車工学は、機械工学が基本として、その6力学は、制御工学以外は、自然から学べと言われてきた。その制御工学も、人間の五感や身体工学を考えると人も自然の一部なのであるから、自然を観察することは、大きなポイントだ。そこへ、EVシステムのあり方から、AI技術での無人

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#1)非常事態(戦争)と自動車の品質管理、そして今後の課題(メモ)

#1)非常事態(戦争)と自動車の品質管理、そして今後の課題(メモ)

工業デザイン(自動車工学)とその周辺
戦争という悲惨な非常事態が機械工学を急激に進化させた。
1918-1945年頃は、自動車の拡大期となるが、ポイントは、戦争という悲惨な非常事態が、自動車の品質管理に与えた影響を大きい。非常事態が、安定した状態の自動車を作り出したという事だ。現在のように、AIとロボットによる無人の航空機やドローンのない時代だ。
その品質管理(Quality Control)は、

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#2 映画-「世界でいちばん貧しい大統領/愛と闘争の男-ホセ・ムヒカ」

#2 映画-「世界でいちばん貧しい大統領/愛と闘争の男-ホセ・ムヒカ」

映画-「世界でいちばん貧しい大統領/愛と闘争の男-ホセ・ムヒカ」
監督エミール・クストリッツァ
2018年製作/74分/G/アルゼンチン・ウルグアイ・セルビア合作
原題:El Pepe, Una Vida Suprema
国内劇場公開日:2020年3月27日

監督のエミール・クストリッツァは、アンダーグラウンド(1954- )の名匠と呼ばれる。
南米ウルグアイのホセ・ムヒカ第40代大統領の実に質

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#1-ホセ・ムヒカ-国連主催の環境会議「リオ+20」

#1-ホセ・ムヒカ-国連主催の環境会議「リオ+20」

「もしドイツ人がひと家族ごとに持っているほどの車を、インド人もまた持つとしたら、この地球はどうなってしまうのでしょう? 私たちが呼吸できる酸素は残されるのでしょうか。」ホセ・ムヒカ-国連主催の環境会議「リオ+20」での演説だ。
「私たちは発展するためにこの地球上にやってきたのではありません、幸せになるためにやってきたのです。」
ホセ・ムヒカ-国連主催の環境会議「リオ+20」

(註)環境問題とデザ

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