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鎖につながれた私を発見した話

鎖につながれた象。学習性無力感やトラウマの説明に用いられる例え話です。

サーカスの象は、杭につながれた鎖で逃げられないことを幼少期に学びます。そのため、大人になり鎖を杭ごと抜く力を得ても、それを試そうともしなくなる。

まさに自分のことだと気付かされた。そんな出来事がありました。

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あなたの夢は何ですか?

突然ですが、あなたには夢がありますでしょうか。将来でやりたいことや行きたい場所など。誰しも何かしらのことがあると思います。

実を言うと、私はこの手の話がかなり苦手です。実際に問われたのですが、現時点で将来にやりたいことが何もない。何も思いつかない。

今回の「鎖につながれた象」は自分で自分の限界を決めていることの説明として使われることがあります。それは、過去に身を置いていた環境がそうさせたことでもあります。

私の場合で言うと、実は実家が裕福ではなくて、経済的な制約で我慢することが多くありました。そのうち、自ら夢を見ることを抑えていたかもしれません。

また、我慢という言葉で共通することとして、私は対人関係でかなりの我慢を自らに強いてきました。周りを怒らせないことに気を回していたのです。

そのことに気づいた。個人的に驚きの瞬間でした。

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学習性無力感からの解放

学習性無力感はうつ病と似た症状を示し、支配的な家庭で育てられた子ども、硬直化した職場で働く大人などの抑うつ状態を説明することに用いられます。

例えば、逃げ場のない家庭環境で過干渉な親に厳しく支配されて育てられた子どもは、大人に成長しても親の言いなりになりやすいです。ここは個人的にも心当たりがあります。

コミュニケーションにおける自分の課題。そのひとつに相手のテリトリーに入る勇気がないことがあります。どうしても相手の反応を先に考えてしまい、相手の領域に入れず、距離感が遠くなりがちです。

距離感をある程度自ら縮める努力をすること。相手のご機嫌を気にしてしまう。そのため、警戒心をまといながらの会話になってしまう。このことが、私の学習性無気力の影響であると感じました。

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おわりに

サーカスの象のような自分に気づいたら、少しずつ練習してみることです。体につながれた鎖は、硬そうに見えるかもしれません。それでも、鎖の先の杭ごと引き抜けば、意外と簡単に抜けてしまうかもしれません。

短期間では無理かもしれません。何度も何度も練習を繰り返すうちに、杭は緩んでいきます。そして、ある日突然に抜けるのです。

私の場合で言えば、相手との距離感を自ら縮める勇気を持ち実践すること。そのための関門として、相手の反応を気にするという、まさに学習性無気力があるような気がします。

今回は私のコミュニケーションに関する問題。その気づきになる話でした。

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最後まで読んで頂き、ありがとうございます。この記事があなたの人生の新たな気づきになれたら幸いです。今後とも宜しくお願いいたします♪♪
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