見出し画像

たまには本で別世界に触れてみたい

私の勤める会社(オフィス)は都内の商業ビルの中にあります。ビルに入ってすぐの広間に構えるセブンイレブンは書店も兼用しているようで、最近話題の小説などが並んでいます。

前から気になっていて、ついに購入しました。辻村深月さんの「ハケンアニメ!」のスピンオフ作品「レジェンドアニメ!」です。

夢と希望。情熱とプライド。愛と敬意ーーアニメ制作に情熱を傾ける仕事人たちの熱血エンタテインメント『ハケンアニメ!』には、心震えるさらなる物語が隠されていた!書き下ろしを含む6作品を完全収録。

Amazon内容紹介抜粋

お仕事を題材にした小説は他にもありますが、それぞれ楽しいことだけでなく、そのお仕事ならではの苦しいことや辛いことが描かれています。その業界のリアルを本を通して知るのも、また面白いかもしれません。

辻村深月さんの本との出会い

辻村深月さんの作品はその場の臨場感が本当に伝わってくるので、普段小説を読まない私でもすぐに引き込まれました。 

初めて読ませて頂いたのは「かがみの狐城」でした。鏡の奥にあるお城を舞台に、何の脈絡もなく集められた7人の中学生たち。学校に居場所を見出せなかった彼らの1年間の交流と冒険の記録です。

舞台は実在しない場所なので、臨場感を描くのは難しいはずなのですが、すんなりと頭の中で想像できてしまいました。さすがはベテランの作家さんです。

タイトルからしてファンタジー要素を感じてしまいそうですが、内容は非常に現実的で、不登校という問題を独特の視点からあぶり出したもの。これを通して、中学生ならではの不安定な部分を持つ彼らが「居場所」を探し続ける姿を見て、色々と考えさせられました。

その時に書いた感想文がこちらです(ネタバレは極力無くしました)。

ここから、辻村深月さんの「鍵のない夢を見る」「琥珀の記憶」なども読むことになります。幼少期から大人の心の中で抱えそうな問題をターゲットに、物語を紡ぐのが辻村深月さん作品の特徴だと思います。

普段知らない世界を覗くこと

普段は小説を読むことがない私ですが、かがみの狐城を読んだときにスッとその世界観に引き込まれたということで、辻村深月さんの作品は長らく読ませて頂いています。先に紹介したレジェンドアニメも序盤まで読み終えました。

普段接することのない世界に触れるのが、本を読むことの楽しみなのかもしれません。私は男性なので、女性の抱える事情などはあまり詳しくなくて、それらを間接的に知れることも、良い点のひとつだと考えています。

他にも作家さんは多くいるので、少しずつこういう世界にも手を伸ばせていけたらと思います。

おわりに

普段読まない小説だからこそ、その独特の世界観にたまには触れてみたいと思うのかもしれません。小さな自分だけの冒険譚です。

なるべく早く「レジェンドアニメ!」を読み終えて、感想をまた投稿させて頂けたらと思います。書いたからには有言実行です。

-------------------------

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。実際は非定期ですが、毎日更新する気持ちで取り組んでいます。あなたの人生の新たな1ページに添えるように頑張ります。何卒よろしくお願いいたします。

-------------------------

⭐︎⭐︎⭐︎ 谷口シンのプロフィール ⭐︎⭐︎⭐︎

⭐︎⭐︎⭐︎ ブログのロードマップ ⭐︎⭐︎⭐︎


この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?