「君たち」完全読解

arkios5496@aol.com 「君たちはどう生きるか」の真実@Arkios4

「君たち」完全読解

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    最近の記事

    彼は「君たち」を読解できていません。

    今日、はじめてこの本を手にとりました。 どうせ愚かなことしか書いてないだろうとおもって今まで放置していましたが、やはりその通りでした。 そもそも村瀬はまともに「君たち」を読解できておらず、 この本にかかれている内容は、おおよそ的外れなことばかりです。 村瀬さん、異論を唱える前に、ちゃんと読解しましょう。 バカ丸出しですよ? レベルが低すぎるので、論駁する気にすらなりません。 私の記事から学んでください。 皆様も、 こうした程度の低い本にだまされないように、お気をつけくださ

      • 宮崎「君たち」ポスターvs高畑「火垂る」ポスター

        この画像をみて、「君たち」映画公開に関して、ますます鬱な気持ちになりました。駄作の予感がビシビシと伝わってくる気がしてしかたありません。 宮崎・・・・君にはこの映画を作ってほしくなかった。 高畑勲監督であったなら、あるいは素晴らしい作品ができたかもしれない。 あの偉大なダブルミーニング映画、「火垂るの墓」をつくった高畑ならあるいは・・・とは思う。 宮崎はあくまでファミリー向け、大衆向けの軽薄なエンターテイメント作品しかつくれない思慮の浅い人物だと僕は考えている。彼はあ

        • やっと理解したよ

          私たちはどう生きるか1 池上彰さんは、マガジンハウス版の「君たちはどういきるか」の「まえがき」を書いておられます。その中で・・・、 「この本」「本書」などといった語や、 といったタイトルづけや という結びの言葉から、「そもそも本が違う」とは思いつつも、それが何なのかわかりませんでした。 というより、吉野源三郎自身の「作品について」にはどうせ内容的に及ばないのだから、無視してもかまわないとおもって放置していました。 とりわけ、「星空は何を教えたのか」に関しての言及が

          • ルサンチマンと日中戦争

            (5分25秒以降のあたりも聴いてほしい) (この記事は、以前公開した記事の一部を見やすく修正したものです。 内容的にはなにも変わっていません) 歌詞の意味・和訳(テキスト) カツ子さんは当時流行していた偏狭な軍国主義精神のカリカチュア。 吉野源三郎がこの歌をカツ子さんに歌わせたのには、当時、「暴支膺懲」というスローガンのもとで「無法にも暴れまわる中国をこらしめてやれ!」という思想が流行していたという背景からであろう。吉野源三郎の著作にはこの「暴支膺懲」について言及がい

            現行版の「あとがき」に相当する「作品について」の意図とは

            「君たちはどう生きるか」をちゃんと理解しようとすれば、最も重要視しなくてはならないテキストが「作品について」。 ↑ 書かれている内容は、表面的には執筆当時の社会状況を関連情報として書いているように見えるかもしれないが、言外の意味においては作品に直接関わっている、ということ。 吉野源三郎は当時の時代と全面対決した上、それを受けて「君たちはどう生きるか」を執筆しているので、ここで吉野が語る時代状況は、そのまま直接に作品の紹介ともなる。 ↑ 「君たちはどう生きるか」は、戦争の問

            「この本の成り立ちについて」

            「新しい版の前書き」

            東京は二度焼けた 3/3:暗い未来と方丈記

            「へんな経験」は鴨長明の「方丈記」を連想させるように書かれている!? 「へんな経験」において、水の描写はそうとうにしつこく繰り返されています。 水に関連した言葉を前から順にピックアップすると、下のようになります。短い文章の中でこれだけの数が出てきていますから、頻度としては相当なものです。 文学作品の書き方としてはあまり上手なやり方ではありません。 ですが、吉野はあえてクドクドしく書いているのではないのか、そこに何かの含意があるのではないでしょうか。 少なくともそう考

            東京は二度焼けた 2/3

            前回の記事:東京はニ度焼けた① 警告!『君たちはどう生きるか』こう読めば100倍つまらない!! (「君たちはどう生きるか」完全読解、記事リスト) 「君たち」の冒頭、「へんな経験」で・・・ 作品の冒頭のこの部分は、あまり上手ではない描写だとは思うのですが・・・ お話の意図としては、 コペル君が、7階建てのデパートの屋上という、当時としては最高の展望スポットから地上を眺めやる、という非日常的な経験をしたことで、 それがきっかけとなって、コペル君は、日常から身を引き剥が

            東京は二度焼けた 1/3

            1923年の関東大震災の時、吉野源三郎は24歳。 この15年後に「君たち」が刊行されます。 ↓ ↓ いち早く復興していったのが銀座。 銀座のデパートは復興と繁栄の象徴でもありました。 銀座近辺には華やかな大衆文化が花開いていきますが、 その一方で、 吉野源三郎は 既に日本の悲劇的な敗戦を予想しており、 その事が 「君たちはどう生きるか」に暗い影を落としているのです。 丸山真男さんは 「東京は、その冷たい湿気の底に、 身じろぎもしないで沈んでいるのでした」 (

            99.9%の人は気づけないようです

            ↑の引用部の「このノートに」の 「に」 が、かけ詞になっています。 場所をあらわす助詞の「~に」 と 「~によって」の意味で使われる「に」。 コペル君の呼び名の由来の「表の意味」は、 「ノートの中に書かれている」 のですけれど、 同時にその「裏の意味」、より大切な方の意味は 「ノートによって(カモフラージュされ)隠されている」 という意味の、二重の意味となっています。 「まえがき」の・・・ ①笑うコペル君の謎、 ②「なんのために、その報告をするのか、 それ

            「雪の日の出来事」と二二六事件

            二二六事件のおこった翌年の7月、「君たちはどう生きるか」は出版されています。それは青年将校たちが処刑されてからはおよそ1年後のことで、北一輝と西田税が処刑される1月まえでした。 出版当時に「雪の日の出来事」という章を読んだ人には、ほぼ同時に二二六事件を連想したに違いありません。 ↓この記事ですでに述べているのですが、 「君たちはどう生きるか」完全読解、実在した「水谷くんのうちの大きな洋館」のモデル 「君たち」の「五、ナポレオンと四人の少年」に出てくる「水谷くんのうち」

            ジブリの映画化の前に知っておきたい。その⑤

            物語の後半に入り、おはなしは抽象的な話題が主体となってゆきます。 前の記事を読んでいない方はまずそちらを参照してください。 ① ② ③ ④ おはなしはここで終わっています。 この作品は、単体でも非常に豊かな内容を持つものですが、「君たちはどう生きるか」の解釈をすすめる手がかりとしても非常に重要な作品です。 「君たち」と比較した場合、テーマとして何が残され、 何が削ぎ落とされているのかという事。 そこから「君たち」で本当に言いたかったのが何なのかをあぶり出せます。 そし

            警告!『君たちはどう生きるか』こう読めば100倍つまらない!! 20220617ver

            『「君たち」完全読解』による記事には、「君たちはどう生きるか」を読解してゆくにあたっての、致命的なネタバレを多分に含みます。 「君たちはどう生きるか」は、世界最高の冒険小説です。 ネタバレをしてしまえば、二度と自力で冒険に出ることはできなくなります。ですから、この先読み進める方は、世界最高の作品をドブに捨てるつもりの覚悟をしてください。

            ジブリの映画化の前に知っておきたい。その④

            これまでの「星空」関連の記事→ ① ② ③ 手紙の書き手である<おじさん(ぼく)>は、読み手である<純一>に手紙を通して語りかけ続けます。 (次の記事へ)

            ジブリの映画化の前に知っておきたい。その③

            これまでの記事は↓のリンクへ。 ① ② そとへ出ると、もうすっかり夜になっていて、氷のようにつめたくすきとおった冬の空気に、見上げればたくさんの星がとてもきれいにまたたいていました。 おとうさんはポツリポツリと天文の話をしてくれました。 光が一年間にはしる長さを1光年とし、それを単位に使ってあらわす、というお話。 地球は太陽を中心としてその周りをまわるいくつもの惑星のうちの一つにすぎないが、その太陽にしたって宇宙の中心というわけではなく、銀河の中心をめぐってまわっている