夏休みは台湾の離島を訪れよう!現地留学生が教える7つの離島の魅力!【台湾観光】
こんにちは!ARCHのNatsumiです!
皆さんは、台湾の離島を訪れたことはありますか?
台湾には観光に人気な島がいくつかあり、長期休みにはSNSで多くの台湾の方が離島へ訪れているのを見かけます。
(台湾では)夏休みが始まった今、皆さんもこの機会に台湾の離島を訪れてみるのはどうでしょうか?
そこで今回は、「台湾で離島を訪れるならどこが良いの?」と気になる方のために、台湾人に聞いたおすすめランキングと、それぞれの島の魅力についてまとめました!
ぜひこの記事を参考にして、次の旅行先候補となる島を見つけて欲しいと思います!それでは参りましょう!☁️✈️
おすすめランキング
台湾の島の中でも特に人気な4つの島から、私個人のInstagramのフォロワーの方々に、おすすめの島を聞いてみました!
※回答者内訳【台湾人:42人、外国人:6人、華僑:4人、日本人:4人、計56人】
圧倒的に票数が集まったのが澎湖列島、続いて小琉球→綠島→金門という順番になりました。
※国籍上のばらつきはありませんでしたが、「金門」だけは、台湾人の票数は1人のみで、あとはすべて台湾人以外の票でした。私たち外国人にとって「金門」は特に魅力的に映る可能性がありますね。
それでは、それぞれの島の魅力に迫っていきましょう!
1.澎湖 (peng2 hu2)
澎湖は台湾本島の西側、嘉義の隣にある群島です!
澎湖諸島は玄武岩から成り、周囲はサンゴ礁に取り囲まれているので、土壌は痩せていて植物が育ち難く、植生が豊かな台湾本島とは景観が異なります。
ハワイと同じ緯度に位置し、中国や香港の雑誌では ”台湾のハワイ” として度々メディアなどで紹介されています。
島の住民は古くから、豊富にある玄武岩とサンゴを活用してブロック塀や家を造っており、島独特ののどかな雰囲気を醸し出しています。家屋は福建省や金門と似ています。
また、澎湖では青い海と空、白い砂のビーチが楽しめ、近年はマリンスポーツが人気です。
そして、澎湖で最も有名なものといえば、春から夏にかけて開催される花火大会です。(以下イベント情報あり)
私が思う、澎湖の推しポイントはこちら!
以下でおすすめの観光地を3つ紹介してるのですが、観光地を調べてみると、魅力的な場所が多くて選ぶのが難しかったんです。
「たくさん観光地を回りたい」という方に、澎湖は特におすすめです!
アクセス
台湾本島から澎湖に行く主な交通手段は、飛行機と船です。
島内での交通手段
バイク、自転車、レンタカーが利用可能。
※バイクや車を利用したい場合、台湾の免許に切り替える必要があります。
毎年恒例の花火大会✨
「『ONE PIECE』アニメ25周年イベント in 2024澎湖国際海上花火祭」
イベント情報
「澎湖といえば花火祭り」と考える人が多いほど、澎湖の花火は有名です。会場に浮かぶ迫力満点の花火だけでなく、圧巻のドローンショーも楽しめます。また、ステージでは多くの著名アーティストや地元のパフォーマンス団体が出演し、さまざまなショーで澎湖の夜を盛り上げます。
そして、今年はなんと「ワンピース」とのコラボがあるそうです!日本のアニメがどのように活躍しているのかとても気になりますね。限定グッズの販売などもあるそうです。ワンピースとは今回限りのコラボなので、今年こそぜひ澎湖へ!!
花火大会の時期は特に人気のため、飛行機や船、ホテルの予約はお早めに!
花火大会についてもっと知りたい方はこちらへ⇩
ボートから花火を見るツアープランもあるようです!
澎湖のおすすめスポット3選
1.雙心石滬(shuāng xīn shí hù)
澎湖の最もロマンチックなフォトスポットの一つである「雙心石滬」は、澎湖諸島の『七美』で見ることができます。
「石滬shí hù」とは、石を積み上げて作られた漁法の一種で、干潮時に魚を捕まえるための仕掛けです。澎湖にはたくさんの石滬があり、その多くが玄武岩や珊瑚礁石で作られています。
満潮時にはハート型が見えないこともあるため、干潮の時間を事前に確認しておきましょう。そしてこちらは、メインの澎湖島からフェリーで約1時間の距離にあるので、現地ツアーへ参加するのもおすすめ。
2.池西岩瀑(chí xī yán pù)
澎湖諸島は海底火山が噴火して形成された玄武岩によってできているので、玄武岩による不思議な景色があちこちで見られ、こちらの池西岩瀑は特に見ごたえがある場所。
メディアなどでは「世界遺産級」と称されることが多いですが、台湾は国連に加盟していないため、正式に世界遺産として登録されることはないのだそう。澎湖では、このような「世界遺産級」の貴重な景色も楽しむことができます。
3.南寮古厝(nán liáo gǔ cuò)
南寮古厝は、世界百大グリーンツーリズムスポットにも選ばれた歴史的な集落です。サンゴの石で建てられた家屋が特徴的で、古代の農村にタイムスリップしたような感覚を味わえます。
人気のInstagramスポット「浮球秘境」もあり、鮮やかな色彩が絶好の撮影スポットとなっています。(浮球秘境⇩)
番外編:
おすすめスイーツ店「玉冠嫩仙草」
私の台湾人の友達に、澎湖に親戚がいるため一年に2回は訪れる、という方がいたので、おすすめスポットを聞いてみたところ、「ここは必ず行く!」と言っていたのが、人気スイーツ店のひとつである、こちらのお店。
「(かき氷の)氷自体も仙草の味つけで、それが食べられるところはここしか知らない」、と話していました!おすすめメニューは「翡翠嫩仙草綜合冰」だそう。
★澎湖のそのほかの観光地が知りたい方はこちらから!:
2.小琉球 (xiao3 liu2 qiu2)
小琉球は台湾本島の南側、 屏東の少し下にある島です!正式には「琉球嶼」という島だそうです。
小琉球は台湾唯一の珊瑚礁でできた島です。
「小琉球」という名前の由来は、中国大陸から見た「大琉球(琉球王国;現沖縄)」に対して使われていた呼称だそう。
黒潮の支流の影響で年間平均海温が高く、冬でも海に入れます。島内には多くの石灰岩の洞窟やビーチがあり、多様な海洋生物が生息します。
また、ウミガメの生息地としても知られ、シュノーケリングやダイビングが盛んです。
観光名所には烏鬼洞、美人洞、白沙埠頭、花瓶岩などがあり、観光バスで1-2時間で回れます。
島の周囲は約13キロ、歩けば1時間50分くらいで島が一周できるような小さな島ですが、民宿を中心に宿泊施設も観光スポットも充実しています。
詳細な情報はこちらをチェック!
3.綠島 (lv4 dao3)
綠島は台湾本島の南東、 台東の隣にある島です!
緑島は、台東から船で約50分のところにある、海底火山の噴火によりできた翡翠色の小さな島。
亜熱帯に属し、明確な四季の変化はなく、一年中ほとんどが夏だそう。
珊瑚礁に囲まれており、ダイビングやシュノーケリングが楽しめる美しい海が広がっています。観光スポットとして、イルカを観察できる場所やリゾート気分を味わえる宿泊施設も充実しています。
この島は、白色テロ時代に政治犯とされた人たちの流刑地となったことで有名です。その時代、一般市民の渡航は制限されていました。
現在では、刑務所跡が資料館として整備され、当時の雰囲気を感じることができる場所となっています。
人権記念公園も設置されており、台湾の近代史に興味のある人にとって、重いテーマではありますが、訪れる価値のある場所でしょう。
観光名所には柚子湖、彎弓洞、朝日温泉などがあります。
詳しい情報はこちらをチェック!:
4.金門 (jin1 men2)
金門は、台湾の西側、中国大陸のすぐそばにある列島です。
金門島は地理的には中国の福建省に近い位置にありますが、一貫して中華民国の統治下にあり、歴史的にも戦略的にも重要な役割を果たしてきました。
福建語を話す人も多い地域です。
もともと軍事管制エリアだったため、神秘のベールに包まれていましたが、1994年になってから一般観光客に開放された後、自然の美しさと歴史的な重要さを兼ね備えた場所として人気を集めています。
亜熱帯に属し、年間を通じて穏やかな気候が特徴です。島の大きさは台北市より一回り大きいくらい。
歴史的な遺産や戦争の痕跡が数多く残されていて、国共内戦の歴史を伝える記念館や、中国の砲撃を避けるために建設されたトンネルが観光スポットとして整備されています。
特産品である、包丁/貢糖(クッキー)/高粱酒は「金門の三宝」として知られています。
観光名所は翟山坑道、山后民俗文化村、模範街など。
そのほかの観光地はこちらから!:
5.その他にもこんな島が!
馬祖 (ma3 zu3)
馬祖は台湾本島の北西、 中国大陸のすぐそばにある列島です!
馬祖列島は名前の通り、「媽祖(人気のある海の神様)」信仰の中心地として知られています。
大陸に非常に近いので、1949年以降国軍が駐屯し、海上防衛施設として重要な役割を果たしてきました。
1994年に出入境制限が解除されてからは、観光地として注目され、21世紀のリゾート地としての期待が高まっています。
現在では、軍事施設が地元の人々の生活の中に溶けこみ、独特な景観を作り出しています。
馬祖は、未開拓の自然や福建省南部の伝統的な家屋や文化、軍事施設など、見どころがいっぱいです。
蘭嶼 (lan2 yu3)
蘭嶼は台湾本島の南東、綠島の下の方にある列島です!
蘭嶼は、今回ご紹介した島の中で最も南に位置する島になります。
島内には、原住民のタオ族の方、約4,000人が暮らしています。伝統的な地下に埋まった形の住居「地下屋」など、独自の文化も見ることができます。
主な産業は、トビウオなどの漁業と、タオ族の伝統文化や自然を活かした観光業です。
火山でできた島で、島全体には熱帯雨林が広がり、豊かな自然環境が広がっています。昆虫や植物などにはこの島固有の種や亜種が見られ、その中には島の名前を冠するものもあります。
龜山島 (gui1 shan1 dao3)
龜山島は、宜蘭のすぐそばにある無人島です。
名前の由来は、形が亀に似ているから。
火山島であり、最近噴火したのは1785年頃で、現在でも温泉や硫黄の噴出などの火山活動が見られる活火山です。
宜蘭の近くに位置する、周囲10kmほどの小さな島です。清の時代から人々が住み始め、日本統治時代には小学校も建てられましたが、現在は保護のため、無人島となっています。宿泊はできませんが、申請して日帰りで訪れることができます。
硫黄によって形成された「ミルクの海(牛奶海)」の周遊と、ホエール・イルカウォッチングがセットになったツアーや、島に上陸して山登り・散策を行うツアーなどが楽しめます。
宜蘭へ行く際に、一緒に亀山島まで訪れるのがおすすめです。
最後に
いかがでしたか?
今回ご紹介した島は、どれもとても魅力的でしたね。私も思わず、今すぐにでも行きたくなってしまいました。特に気になった島は「金門」!
今回の執筆を通して、台湾の離島の魅力をたくさん知ることができたので、時間を見つけて絶対に遊びに行こうと思います!
みなさんも気になった島がありましたら、ぜひ訪れてみてください!
今回の記事が皆さんの「気になる」にお応えできていたら幸いです。次の記事もお楽しみに!
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執筆、サムネイル:Natsumi
参考にした記事:
『台湾留学したいけど、何から始めれば良いの?』
『現地のリアルな声を知りたい!』
『そもそも台湾ってどんなところ?』
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