見出し画像

リクルート面談でお伝えしたいことVol.01「AQUARINGが大切にしている3つのこと」

最近とてもありがたいことに選考希望のエントリーが増え、面談機会の頻度も上がっています。それに伴いクイックに面談を進めていることもあり、本来もっと丁寧にお伝えすべきことなのに、早口になっていたり、相手の関心によって内容を変えていたりしていると、「あれもお伝えしたかった!」と後から思うことがよくあります。そこで、採用担当として大切に思うことをnoteでもお知らせしていくことにしました。順次記事は増やしていきたいですし、気になっていることがあれば、ぜひ面談の機会に遠慮なく質問いただけると嬉しいです。

AQUARINGの3つの強さ

お話したいことはたくさんあるのですが、まずは「AQUARINGの3つの強さ」をお伝えします。どんな仕事を、どのようにしているのか?という説明を通じて、わたしたちが「大切にしていること=強さ」をお伝えできたらと思います。

1)クライアントワークは、面白い。
2)本質に近づくために、「直請け」にこだわる。
3)長いお付き合いだからこそ、理想も高くなる。

1)クライアントワークは、面白い。

「成長が早い方の特徴はなんですか?」と特に新卒採用の場面でよく聞かれます。その答えの一つは、クライアントのビジネスモデルの「理解の早さ」があります。

わたしたちの仕事は、クライアントのビジネスを成長させるための「コミュニケーション戦略」を一緒に考えることから始まります。ビジネスモデルを理解する力は、経験と比例する部分も大きいのですが、「いかにそのクライアントになりきれるか、その想像力によって成長スピードに差が出ます」とお話しています。クライアント以上に、その企業のことを考え、業界のことをリサーチできる人は、プロジェクトの初期段階で、より広範囲から課題を捉えて、本質に近づくことができます。そして、そうした自分の知見をもって、対話もできるので、クライアントからも大きな信頼が得られます。

つまり、プロジェクトを「自分ごと化する力」が、自分の視座をより高くすることになりますし、結果的に任せてもらえる範囲も広がるので、自分の成長にもつながっていきます。この「自分ごと化する力」を鍛えられるのが、クライアントワークの醍醐味でもあります。その企業に勤めていなくても、様々な業界のビジネスモデルを体験し、挑戦ができる。また、自分の想像力や知見をどんどん広げながら、達成感や成長を感じることができます。

さらに、クライアントの信頼を獲得し、関係性が築かれると、チャレンジングな提案も一緒に挑戦していこう!と受け入れられますし、より深い相談を持ちかけられるにようになることで、これまで気づかなかった新しい価値を生み出すことにつながります。

一番大切にしているのは、クライアントが「何を成し遂げようとしているのか」。AQUARINGとして、それに「共感できるか」です。そして、これまでやったことのないことでも、わたしたちも「面白そう!やってみたい」となれば、果敢にトライします。クライアントの思いに共感できるからこそ、一緒になって、今までなかったものを創り出したいというモチベーションも生まれます。

もちろん売上も大切なのですが、売上のために仕事をするのではなく、クライアントやその向こう側にいる多くのエンドユーザーのためになることが、大前提として大切と考えます。クライアントの期待値を超えていくことは大変なことですが、大きな市場のビジネスで勝負する方々と、本気になって一緒に取り組むからこそ成し遂げられることがあります。そんな経験ができるのがクライアントワークの面白さですし、それが実現できるのがAQUARINGなんです。

2)本質に近づくために、「直請け」にこだわる。

AQUARINGでは「直請け」での取引が約9割を占めます。なぜ「直請け」であることが大切なのか。コーポレートサイトを制作する機会も多いのですが、その場合、わたしたちはクライアントと同じくらい。それ以上に、その会社のことを好きになります。好きな気持ちを伝えるときって、事前に言葉を考えていったとしても、相手の反応をみながら次の言葉を考えますよね。そして、小さな反応を見逃さないように必死になりませんか。クライアントワークも同じで、会議だけじゃなく、会議前の雑談や話が脱線したところにヒントがあったります。また、そうして相手のことを深く知ろうとして、本音を交わすことで築かれた信頼があってこそ、遠慮せず話し合うことができます。

わたしたちがMissionに掲げる「仲間となって未来の輪郭をデザインする」の「仲間」とは、クライアントとAQUARINGが、同じ熱量で同じゴールを目指す理想的な関係を表しています。本当にいいモノをつくるために、根気強く対話を重ね、本質に近づく。このスタイルを実現するために、直請けにこだわっています。

そして、直接クライアントから依頼されるということは、「ありがとう」の言葉を直接受け取ることができます。これは当たり前のように感じられるかもしれませんが、心を込めて仕事をするためには、意外と大切なポイントなのです。「言われたことをやる」のではなく、「必要なことをしている」からこそ、心から「ありがとう」の言葉や気持ちがいただけますし、こうした信頼の積み重ねがあるから、新しい相談や挑戦にもつながっていきます

経営的な利点でいえば、直請けの場合、制作の品質に応じた金額や納期の交渉ができるので、自分たちの品質を安売りしてしまう危険も回避できます。ただ、それは副次的なメリットであって、わたしたちが一番大切にしているのは、ちゃんと直接向き合い、議論ができる。だからこそ、「本質的な解決ができる」ということなのです。「直請け」は、AQUARINGの強さということだけでなく、譲れない信念でもあるんです。

3)長いお付き合いだからこそ、理想も高くなる。

一般的にWebサイト構築の受注に向けて、コンペ参加からスタートすることも多いのですが、AQUARINGは積極的には参加していません。それは、大変ありがたいことに、直接のお問い合わせや紹介を通じたお引き合いが多いからです。また、サイトリニューアル後に、そのまま継続的な関わりになることもよくあるためです。

会社紹介の際に、Webサイト構築をビル建設に例えてよくお話します。大規模なビル建設や商業施設の場合、ゼネコンが担うことがほとんどだと思いますが、大規模サイトも似ていて、その構築ノウハウをもつ会社は限られており、AQUARINGはそのうちの1社です。また、建物は竣工されて終わりではなく、実施にその建物に人が集まり利用されて本来の役割が果たされるように、Webサイトも公開がゴールではなく、そこからがスタートになります。計画したコミュニケーション戦略がうまく機能するように、公開後もクライアントと一緒に見守り、具体的な方策を考え、育てていくことができるというのは、とても嬉しいことです。

運用などを通じてクライアントとのお付き合いが長くなり、関係性が深くなると、「〇〇を作ってほしい」というご相談ではなくて、「これから3年、何を目指したらいいだろう?」「そのためにこの1年は何をしたらいいだろう?」という相談に変化します。そうなると、制作費用の相談ではなく、広報やプロモーション予算全体を踏まえた、戦略から幅広い検討が可能になってきます。現状は、Webサイトを中心とした戦略の相談が多いのですが、デザインやデジタルの専門性を活かし、今まで以上に幅広くより高度な挑戦ができることを目指しています。

こうしてクライアントとの関係性が深くなるほど、求められる品質も高くなり難易度も上がっていきます。その期待を超えていくのは、なかなか大変なことですが、こうした機会が一人ひとり成長につながり、結果的に会社全体の成長につながります。 これまで社会になかった新しい表現や価値を、クライアントと一緒に世の中へ送り出すことができるチャンスのある制作会社は、そんなに多くありません。だからこそ、日々業務の中でも、一人ひとりがAQ Valueである「いいモノをつくる」というマインドを大切にして、今あるものに満足するのではなく視座を高くする「理想へ背伸びをする」という姿を目指しています。AQUARINGの掲げるMissionと3つのValueについては、↓以下の記事で詳しくお話ししていますので、あわせてご覧いただけると嬉しいです。

まとめ

AQUARINGに関わる一人ひとりが「成長」しながら働き続けるためには、「いい仕事」に恵まれることが大切な条件になります。「いい仕事」とは、「高い理想を追い求めるクライアント」と「信頼できる環境で仕事ができること」で実現できます。理想的なクライアントや環境や仕事に恵まれているのは本当にありがたいことですし、これからもこうした信頼をベースに、挑戦する領域や得意といえる範囲もどんどん拡大させていきたいと考えています。

まだまだ発展途上のわたしたちですが、「ぜひ一緒に挑戦していきたい」と感じられた方。AQUARINGに少でもし興味を持たれましたら、カジュアル面談も実施しています。一人でも多くの方とお会いできることを楽しみにしています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?