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大自然に魅せられる《3日目前半》

人間って無力だよなあ、わたしなんか特に無力だよなあ、と大自然の神秘を目の前にするとだいたいそう思う。この日は朝からお昼くらいまでずっとそんな感じだった。

朝5時半起床。がんばった。
やっぱり普段朝に弱くても、旅行となると早起きできるんだよなあ。毎日旅行だったらいいのに。いやそれはそれで疲れるか。

3日目の今日は、楽しみにしていたグランドキャニオン!!朝日鑑賞とアンテロープキャニオンが楽しみすぎる。わくわく。

6時半過ぎ、バスに乗り込む。
外は昨日の夜ほど寒くない(昨日の夜が寒すぎた)。

バスに揺られること15分。
ついにグランドキャニオンに足を踏み入れる。

まずはマーサー・ポイントへ。
ガイドさんに言われた通り、駐車場から一分も歩けば絶景が広がった。
うわ~~って感動しながらその景色に近づく。すごい、すごいとみんなが言いまくっていると、(たぶんYちゃんが)「すごいって言ったら罰金ね笑」と無理難題を突き付けてきた。旅行でそれは拷問だ。

絶景ポイントに到着した頃にはもう人がいっぱいで、みんな寒さに耐えながら御来光を待ち構えていた。わたしたちも写真をいい感じに撮れそうなところを探してスタンバった。

7時過ぎ、ぎらぎらとした太陽が岩山の後ろからぐんぐん上がってきた。

綺麗なオレンジ色で、小さくても強い光を放っていた。
とってもきれいだった。眩しかった。

ひとしきり写真を撮って、朝日を堪能していたら集合時間ぎりぎりに…!
遅刻常習犯のわたしたち、走る走る。
DくんがGoProを聖火ランナーのように持って撮影しながらわたしと先頭を走る。
それを後ろからYちゃんとOくんがカメラで撮影しながら追いかけてくる。
なんともしょうもない動画が2本撮れたけど、いい思い出(笑)


またバスに乗り込み、続いての朝日鑑賞スポットのデザートビューポイントへ。

さっき太陽が出てきた岩山の向こう側(太陽側)なので、より朝日に近い感じがした。
もう朝日が昇ってしばらく経つから「朝の太陽」という感じだったけど、遮るものがなかったので綺麗に見えた。

↑Oくん撮影。

すぐ近くに展望台のような、ちょっと上からの景色を楽しめる建物があって、入ってみた。だいたいこういうのには入っちゃう4人。
上まで登ってまた朝日を見て。うわあ、やっぱいいねって話して。
下りてきてトイレ行ってバスに戻ろうとしたら、野生のキツネ?オオカミ?を発見してちょっとテンション上がった…!
写真撮ったりしてたらいい時間になっちゃって、やばいやばい、また遅刻だ~、、


次のアンテロープキャニオンに向かうバスの中で、昨夜買った朝ごはんを食べる。ハンバーガーみたいなやつと、ビンのスタバのコーヒー。
これが甘いんだけどね、おいしいの。
バスが揺れるタイミングで飲もうとするとこぼれそうになってあぶなかった。

4本並べてシートベルトつけた。ぶれぶれ。幼稚園ぽさから抜け出せないわたしたち。笑


アンテロープまで約3時間。途中、バスはトイレ休憩がてらお土産屋さんに寄った。わたしたちはお土産にはほとんど興味がなく、それよりも気になったのは駐車場から見える吊り橋。「なんか映えそう」そう誰かが言った。「行ってみようか」

どこまでも自由人な私たちは、集合時間に間に合えばいいよねということで吊り橋の方に近づいてみた。駐車場から近いところは砂利道になっていて、少し奥へ行くと丘のようになっていた。

「GoProを丘のふもとにおいて、後ろ姿とか撮ったら良さそう」的な話の流れで何枚か写真をぱしゃり。

何でもないところでベストショットが撮れてしまった。

丘から走ってきてGoProを跨ぐ動画も撮影してみた。みんなでやったんだけど、YちゃんはGoProを跨げず、カメラの前で止まるというポンコツぶりを発揮していた。そういうとこ好き。

ひとしきり遊んで、バスに戻る途中で頑なに飛ぶことを拒むバッタらしき虫にちょっかいを出したあと、バスに戻る。しかも時間通りに(雨が降りそうなくらい珍しい)。


またバスに揺られること50分ほど。
11時くらいにアンテロープキャニオン到着!

わたしたちは、人数の関係で一緒に来た日本人の人たちとは別のグループに振り分けられ、最初は少し不安だったけど「うちらっぽいね」と言えるグループだった。国際色豊かで、わたしたちの前を行く外国人夫婦が何とも言えない良いノリで、とっても楽しかった。

アンテロープキャニオンの洞窟に向かう途中、何でもないところで滑って転びそうになるOくん。て、よく見たら革靴じゃん…!!ここに革靴で挑むってなかなかよ、、笑

洞窟の中は大自然が作った芸術作品のようになっている。風や水の流れによって削られた土壁。どこを見ても同じ形はなく、神秘的。太陽の光によってその神秘さが増す。圧倒。圧巻。

行った者にしかわからない凄さだと思う、、、(語彙力)

案内してくれた現地ガイドさんもユーモアたっぷりで、所々でベストショットを撮ってくれた。


洞窟探検を終え、大満足のわたしたちはバスに戻る。バスは中華料理屋さんへ向かった。

バイキング形式のそのお店は、中国人の観光客であふれていた。彼らのマナーの悪さ、食べ方の汚さには驚いた、、、バイキングなんだから完食してから帰れよ~~って内心思ってた。

わたしたちも思い思いに好きなものを食べ、お店を後にする。


さて、そしたらもうラスベガスへ帰るのみ。
この日のお話は次の記事につづく…。


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