見出し画像

【不登校】いつまで待てば良いの?問題

不登校になり病院を受診すると医師からは必ず
「無理はいけません。本人のエネルギーがたまるまで待ちましょう。」
と言われます。

不登校になるくらい辛い日々を毎日がんばってきた子供たち。
休息が必要なのはもちろんわかります。

実際息子の担任の先生にも言われました。
「不登校・引きこもりから立ち直るには倍の時間が必要と言われています。でも私が現場で実感したのは立ち直るには3倍の時間がかかるということです。」

待つ中で私は思いました。
ただ3年まてば学校に行けるのか?回復するのか?
そもそもこの休憩…いったいいつまで待てば良いの!?

そんなときに出合ったのが
特別支援を専門でやってきた先生の講演会でした。

その講演会で
「待つ」だけではいけない実態・不登校から回復させるポイント
不登校でも進める進路いろんな情報を教えてもらいました!


①大切なのは早期の手だて

学校へ行かなくても行ける場所の確保
学校へ行かなくても放デイや個別の学習塾、好きな習い事に行く
とにかく家から外に出る習慣を継続させる。

そして
「朝起きて、出かけて、夜に寝る」の生活リズムを整える。

不登校になってからだと新しい場所に出かけるパワーはありません。
なのでそうなる前に学校以外の居場所を作るのは大切みたいです。

不登校になってからでも、ある程度回復して外にでられるようになれば
好きなことから居場所を探しても大丈夫!

②学校と密に連絡をとりあう

子どもが回復して学校の話題を出したときに、今学校でどんなことをやっているか、子供は運動会で何組なのか、発表会子供のクラスは何をやるか
子どもは知らなくても親が分かることでタイミングを逃さない!

実際に運動会を機に復帰できたお子さんもいたそうです。
会話で「運動会」がでたタイミングで自分の子供が何組か教え、見にいってみる?から少しづつ学校に行けるようになったとのことでした。


それと同時に不登校の原因を探り学校と連携して環境を整える

子どもへの働きかけだけでなく、学校にいったときに「やっぱり変わらなく嫌だ」とならないよう、なるべく不登校の原因を探り対策を考えていく。

我が家では聞き込みをもとにパーテーションの活用、避難場所の確保など先生と話し合いながら一つずつ対応していきました。


③通信制サポート高校という選択

小・中不登校でも高校・大学・短大を諦めなくて大丈夫!
通信制のサポート高校を使って高卒をとれます!

講演会の先生が担当した子の中には
小5で保健室登校・中学は完全不登校。
通信サポート高校で3時から登校からはじめ、マンツーマン指導から少人数指導にステップアップ。少人数指導の中で出会った仲間の影響で専門学校へ行く夢ができ、2年の秋から午前登校できるようになった子がいたそうです。

先生は言っていました
「ご両親にお願いしたいことは

本人が高校くらいは卒業したいと思えるように働きかけることです。」

そのためには今の現在の話ではなく、3年後どうしたいか聞くのが良いそうです。
「明日学校どうするの?」より「2年後・3年後どうなりたいの?」と聞いたほうが聞かれるほうも答えやすいと話していました。


すべて言うほど簡単じゃないんですよね。
一つ一つのやりとりにものすごく疲れます。
私はものすごく疲れました!地道だし結果がすぐには見えないし…。
でも実際に我が家の息子は今午前中登校ができるようになってきました。

親の働きかけの効果は絶大です!
今は無理でもいつか蒔いた種から芽はでます。
それを気長に待ちつつ寄り添いサポートする。
何かの参考になれば幸いです!!


ちなみに…「待つ」だけの失敗談を後半にのせています。
医師の言葉を信じて「待ち続けた」結果。
内容がある種の批判が含まれるのでここから有料とさせていただいています。読まなくても全然問題ない内容です。

ここから先は

373字

¥ 100

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

よろしければサポートお願いします! 頂いたサポートは発達障がいの書籍や 支援グッズとして使わせて頂きます!