みゆう

旅をするとまたひとつ好きなまちが増える

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知らないどこかへ今日も想いを馳せる

趣味、と聞かれた時に思いつくもの。 そのひとつに旅行がある。 学生時代は、夏休みをフルに使って 日本のあちこちに旅行へ行った。 もっぱら国内旅行が好きで、 そこにある知らない景色や食べたことのない美味しい料理に想いを馳せてはわくわくした。 私の旅は、計画から始まっている。 いつから始めたのか、 旅しおりを作るようになった。 旅しおりは完全なる自己満足で、 一緒に旅行を共にしてくれる人に押し付ける。 幸せなことに、今まで旅行を共にしてくれた皆さんは嫌がる顔ひとつせずむし

    • 1週間あってもじっとしてられない北海道⑤美瑛・札幌編【完】

      前半の富良野、美瑛編はこちら 曇りだけど楽しむぞ、美瑛 もう曇りであることは割り切り、美瑛の丘を巡ることにした。 宿の方からいただいたMAPを手に、絶景ポイントに行くも、曇りすぎて絶景ポイントかどうか怪しい。(眺めはすごくいい) 有名なケンとメリーの木なども一応見に行った。 そうして車を走らせていると、遠くの方にトコトコと道路を横切る動物の姿が。なんだ?とよくよく見てみるとキツネだった。 逃げるでもなく優雅に道路を歩いている姿が、とても可愛い。 車の気配も全くな

      • 1週間あってもじっとしてられない北海道④富良野・美瑛編

        釧路編はこちら 暗雲立ち込める富良野の夜 富良野に到着した時、あたりはもう暗くなっていた。 翌日から天気が崩れることがわかっていたので、少し無理して美瑛の丘へ夕焼けを見にいくことに。 だいぶ雲は厚かったけれど眺めが良く、後々このタイミングで見に行って良かったと思ったのであった。 夜ご飯を食べに向かったのは、スープカレーの人気店「ふらのや」さん。 外にいてもスパイスのいい香りがする。 妹が昔ランチに伺った際は大行列だったそうだが、19時ごろに伺うと前に待つ人はおらず、

        • 1週間あってもじっとしてられない北海道③釧路編

          旭川編はこちら 釧路川源流カヌーツアーへ ベッドから出て数秒で幻想的な屈斜路湖を朝から眺めるなんて、いい寝起きにも程がある。 朝早くホテルを出てしまうのは惜しいが、早朝の美しい屈斜路湖を眺められたのでヨシ、だ。 今日朝イチで行くのは今眺めている屈斜路湖をスタート地点とし、釧路川の源流をカヌーで渡るアクティビティだ。 6時半スタートで、たっぷりと3時間コースとなっている。 2人ともささっと身支度を整え、朝ごはんを食べてホテルを出る。2人とも寝起きも準備も早い方なので、

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        知らないどこかへ今日も想いを馳せる

          1週間あってもじっとしてられない北海道②旭川編

          函館編はこちら 函館〜旭川ドライブスタート! 北海道出身の会社の先輩に、旅程を話すと驚かれた。目が無謀ではないかと物語っていた。しかし、私たちは進むのだ。 函館から旭川は高速を使って5時間ほど、下道で7時間。 一日丸潰れ覚悟でドライブである。スタートは私がハンドルを握った。 旅行の際は大体彼が運転をする。優しいというのはもちろんだが、私の運転技術が信用されていない、というのが一番の理由である。 しかし、道がほとんどまっすぐであること、函館は高速入口のスタート地点で合

          1週間あってもじっとしてられない北海道②旭川編

          1週間あってもじっとしてられない北海道①函館編

          私たちにはしてみたいことがあった。 できるだけ長い期間、北海道に行っておいしいものと美しい景色を堪能しつつ“のんびり”過ごすこと。 しかし、そんな長期の休みを取るのはなかなか難しい。 そんな時に私たちに来るチャンス、慶弔休暇5日間。 どこへ行く?という話をしている中で、航空券が安く取れたことや時期的にもちょうどいいのではという話から、前々から夢見ていた北海道1週間旅行が決定した。さて、北海道は広い。どこへ行こうか。 “のんびり”過ごすという願いとは裏腹に、行きたい場所、

          1週間あってもじっとしてられない北海道①函館編

          旅の風景と、その日 -結婚式当日編-

          1日の始まり 朝目が覚めてすぐに行なったのは、 天気と眉間にできた大きなニキビの状態チェックだった。 天気は前日からよっぽど大丈夫と思えるくらいの晴れマークだったけれど、 改めて天気を見て胸を撫で下ろす。 ニキビは赤みは引いたものの、 なんでこんな日にと思う大きさであった。 あとはメイクさんに託す。 メイクや髪の毛はそのままでいいので、 簡単なスキンケアをして 朝ごはんをパパッと食べる。 野菜が摂れるようにスープと、 良質な糖質が摂れるようにバナナ、 たんぱく質が摂れる

          旅の風景と、その日 -結婚式当日編-

          旅の風景と、その前 -結婚式準備編-

          2024年5月18日、 奇跡のような晴天の中で 大切な人に見守られて結婚式を挙げた。 結婚式のことを語りだすと、 いろいろな思い出がぐちゃぐちゃになって今でも泣きそうになる。 でも、忘れないうちに、 伝えきれなかったことも含めて文章としてここに残しておきたい。 これは、結婚式のカメラマンさんが当日の写真と共に Instagramのキャプションに書いてくれた言葉だ。 私が当日一番感じて欲しかったことを、前日から共に過ごし、ファインダー越しに当日の全てを隈なく見てきたカメラ

          旅の風景と、その前 -結婚式準備編-

          三度目も、台湾だった。〜家族4人で行く台湾旅行④〜

          台湾旅行三日目はこちら▼ ホテルを後にするのが名残惜しい 最後の朝ごはんは、謎の海老はんぺんとネギ入りのスクランブルエッグ。謎だけど暖かくて美味しい。 台湾のコンビニで買った牛乳やヨーグルト。普通に美味しい。 荷物をまとめ、チェックアウトをする。 本当にいいホテルだった。ありがとう、お世話になりました。 そうそう、私のちいかわ悠遊カード探しはほぼ諦めモードになっていたが、最終日にホテル近くのセブンを覗くと、なんと一枚だけ入荷されているではないか!母が買ってあげるよ、

          三度目も、台湾だった。〜家族4人で行く台湾旅行④〜

          三度目も、台湾だった。〜家族4人で行く台湾旅行③〜

          台湾旅行2日目はこちら▼ ぶらり台湾鉄道途中下車の旅 今日もぴかぴかの青天。 スターホステルの美味しい朝ごはんを食べ、出発の準備を始める。 この日は、電車で遠出をする予定だ。猫村→十分→九份という3つのスポットを電車とバスを駆使して回る。 まずは、電車に乗り猴硐(ホウトン)駅まで。 車窓を眺めながら母と隣電車に揺られ、いろいろな話をする時間はとても楽しかった。長い移動というのも、とても貴重な時間になったと思う。 猫を手懐ける母 1時間ほど電車に揺られ、到着した猴

          三度目も、台湾だった。〜家族4人で行く台湾旅行③〜

          三度目も、台湾だった。〜家族4人で行く台湾旅行②〜

          台湾旅行1日目はこちら▼ 台北街歩きのスタート! 台湾は朝ごはんも外食という方が多い。それだけ気軽に入れてサクッと食べられる屋台のようなお店が充実しているのだ。元々は人気の朝ごはん屋さんを予定していたが、朝各々準備が揃わないことや、スターホステルの朝ごはんが美味しそうすぎて、ホテルで食べることにした。 宿泊料金に含まれているのかもしれないけれど、日替わりの美味しそうな朝食が提供される。よくある、ちょっとしたパンとコーヒーなどではなく、毎朝決まった時間にスタッフがキッチン

          三度目も、台湾だった。〜家族4人で行く台湾旅行②〜

          三度目も、台湾だった。〜家族4人で行く台湾旅行①〜

          私は過去に三度、海外へ行ったことがある。 一度目は、大学の友達といった台湾旅行。 二度目は、妹といった台湾旅行。 そして、今回記念すべき三度目の台湾旅行へ家族4人で行ってきた。 きっかけは、私の結婚。なかなか家族旅行に行く機会がなくなってしまうだろうと、母が台湾に行きたいと口にしたことがきっかけだ。 台湾に行ったことがない人は言う、せっかくなら別の場所へ行けばいいじゃないと。それでも私は何度でも台湾へ行きたいのだ。台湾旅行中には、お金が余ってもいいよ、来年の夏にまた行けば

          三度目も、台湾だった。〜家族4人で行く台湾旅行①〜

          またこの勝手口へ帰ってくる 富山旅③

          2日めはこちらから⤵︎ 朝5時にセットした目覚ましが鳴る。 少し枕元の襖を開けると、雲がかかっている。しっかり朝日は期待できなさそうだけど、相変わらず海は美しかった。 眠たいけれど、カメラを持つと少し頭が起きた。 屋上から朝日を見る、起きれたら、昨日妹と約束したのだ。そんな妹はまだ寝ていて、私が出て行こうとすると行くの〜と言っている。 一緒に行くようだ。 やはり、曇りで少し小雨は降っているけれど、雲の切れ間からオレンジ色の光が漏れている。 とても神秘的な景色。 朝の空

          またこの勝手口へ帰ってくる 富山旅③

          またこの勝手口へ帰ってくる 富山旅②

          1日めはこちらから⤵︎ 朝起きて、港の方へ向かう。目指すは港の朝ごはんだ。 新湊の漁港すぐそばにある「きときと食堂」。 朝早くからたくさんの人で賑わっている。 席を取り、メニューを選んだら、カウンターで注文とお支払い。 メニューによっては冷蔵庫に入っているおかずから好きなものを決められた点数選ぶ。私たちはおまかせ定食700円(ご飯、味噌汁、漬物、おまかせおかず1品、自分で選ぶおかず2品)を選んだ。 煮魚やがんもの煮物を選ぶ。すごいボリュームだし、こんなにお魚が食べられて

          またこの勝手口へ帰ってくる 富山旅②

          またこの勝手口へ帰ってくる 富山旅①

          私には2つ下の妹がいる。ほとんど親友のようなものだ。 過去にも、四国を電車で巡ったり、台湾へ行ったりと旅行をしてきた。 今回選んだのは富山県。 富山の金沢により近い海の近く、氷見という街が今回の目的地だ。というより、氷見にある宿が目的地だった。 別々の県に住んでいるため、集合は富山駅。 12時過ぎに合流し、ますのすしが有名な駅中のおにぎり屋さん「源」でおにぎりを買う。 そのまま歩いて「富山県富岩運河環水公園」へ。 公園の真ん中には大きな池があり、その周りに“世界一綺

          またこの勝手口へ帰ってくる 富山旅①

          ケチな2人の婚前軽井沢たび②

          お酒と疲れでなかなか目が覚めない朝。 前日、時間が遅いと種類が無くなることがありますと脅された朝ごはんが待っているので、渋々起きる。 無事、朝食の選択権を得て、彼はパン3種とソーセージ、ベーコン、サラダのついた朝ごはん、私は羽つきフレンチトーストの朝ごはんをチョイス。 外は天気が良く、テラスで朝ごはんを食べている人も。 なぜか必死に何か書いている娘さんとお父さんがおり、宿題に追われているのだろうかと心配になった。軽井沢で焦らなくても‥。 のんびりしつつ、身支度をして、近

          ケチな2人の婚前軽井沢たび②