みゆう

旅をするとまたひとつ好きなまちが増える

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知らないどこかへ今日も想いを馳せる

趣味、と聞かれた時に思いつくもの。 そのひとつに旅行がある。 学生時代は、夏休みをフルに使って 日本のあちこちに旅行へ行った。 もっぱら国内旅行が好きで、 そこにある知らない景色や食べたことのない美味しい料理に想いを馳せてはわくわくした。 私の旅は、計画から始まっている。 いつから始めたのか、 旅しおりを作るようになった。 旅しおりは完全なる自己満足で、 一緒に旅行を共にしてくれる人に押し付ける。 幸せなことに、今まで旅行を共にしてくれた皆さんは嫌がる顔ひとつせずむし

    • 三度目も、台湾だった。〜家族4人で行く台湾旅行④〜

      台湾旅行三日目はこちら▼ ホテルを後にするのが名残惜しい 最後の朝ごはんは、謎の海老はんぺんとネギ入りのスクランブルエッグ。謎だけど暖かくて美味しい。 台湾のコンビニで買った牛乳やヨーグルト。普通に美味しい。 荷物をまとめ、チェックアウトをする。 本当にいいホテルだった。ありがとう、お世話になりました。 そうそう、私のちいかわ悠遊カード探しはほぼ諦めモードになっていたが、最終日にホテル近くのセブンを覗くと、なんと一枚だけ入荷されているではないか!母が買ってあげるよ、

      • 三度目も、台湾だった。〜家族4人で行く台湾旅行③〜

        台湾旅行2日目はこちら▼ ぶらり台湾鉄道途中下車の旅 今日もぴかぴかの青天。 スターホステルの美味しい朝ごはんを食べ、出発の準備を始める。 この日は、電車で遠出をする予定だ。猫村→十分→九份という3つのスポットを電車とバスを駆使して回る。 まずは、電車に乗り猴硐(ホウトン)駅まで。 車窓を眺めながら母と隣電車に揺られ、いろいろな話をする時間はとても楽しかった。長い移動というのも、とても貴重な時間になったと思う。 猫を手懐ける母 1時間ほど電車に揺られ、到着した猴

        • 三度目も、台湾だった。〜家族4人で行く台湾旅行②〜

          台湾旅行1日目はこちら▼ 台北街歩きのスタート! 台湾は朝ごはんも外食という方が多い。それだけ気軽に入れてサクッと食べられる屋台のようなお店が充実しているのだ。元々は人気の朝ごはん屋さんを予定していたが、朝各々準備が揃わないことや、スターホステルの朝ごはんが美味しそうすぎて、ホテルで食べることにした。 宿泊料金に含まれているのかもしれないけれど、日替わりの美味しそうな朝食が提供される。よくある、ちょっとしたパンとコーヒーなどではなく、毎朝決まった時間にスタッフがキッチン

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        知らないどこかへ今日も想いを馳せる

          三度目も、台湾だった。〜家族4人で行く台湾旅行①〜

          私は過去に三度、海外へ行ったことがある。 一度目は、大学の友達といった台湾旅行。 二度目は、妹といった台湾旅行。 そして、今回記念すべき三度目の台湾旅行へ家族4人で行ってきた。 きっかけは、私の結婚。なかなか家族旅行に行く機会がなくなってしまうだろうと、母が台湾に行きたいと口にしたことがきっかけだ。 台湾に行ったことがない人は言う、せっかくなら別の場所へ行けばいいじゃないと。それでも私は何度でも台湾へ行きたいのだ。台湾旅行中には、お金が余ってもいいよ、来年の夏にまた行けば

          三度目も、台湾だった。〜家族4人で行く台湾旅行①〜

          またこの勝手口へ帰ってくる 富山旅③

          2日めはこちらから⤵︎ 朝5時にセットした目覚ましが鳴る。 少し枕元の襖を開けると、雲がかかっている。しっかり朝日は期待できなさそうだけど、相変わらず海は美しかった。 眠たいけれど、カメラを持つと少し頭が起きた。 屋上から朝日を見る、起きれたら、昨日妹と約束したのだ。そんな妹はまだ寝ていて、私が出て行こうとすると行くの〜と言っている。 一緒に行くようだ。 やはり、曇りで少し小雨は降っているけれど、雲の切れ間からオレンジ色の光が漏れている。 とても神秘的な景色。 朝の空

          またこの勝手口へ帰ってくる 富山旅③

          またこの勝手口へ帰ってくる 富山旅②

          1日めはこちらから⤵︎ 朝起きて、港の方へ向かう。目指すは港の朝ごはんだ。 新湊の漁港すぐそばにある「きときと食堂」。 朝早くからたくさんの人で賑わっている。 席を取り、メニューを選んだら、カウンターで注文とお支払い。 メニューによっては冷蔵庫に入っているおかずから好きなものを決められた点数選ぶ。私たちはおまかせ定食700円(ご飯、味噌汁、漬物、おまかせおかず1品、自分で選ぶおかず2品)を選んだ。 煮魚やがんもの煮物を選ぶ。すごいボリュームだし、こんなにお魚が食べられて

          またこの勝手口へ帰ってくる 富山旅②

          またこの勝手口へ帰ってくる 富山旅①

          私には2つ下の妹がいる。ほとんど親友のようなものだ。 過去にも、四国を電車で巡ったり、台湾へ行ったりと旅行をしてきた。 今回選んだのは富山県。 富山の金沢により近い海の近く、氷見という街が今回の目的地だ。というより、氷見にある宿が目的地だった。 別々の県に住んでいるため、集合は富山駅。 12時過ぎに合流し、ますのすしが有名な駅中のおにぎり屋さん「源」でおにぎりを買う。 そのまま歩いて「富山県富岩運河環水公園」へ。 公園の真ん中には大きな池があり、その周りに“世界一綺

          またこの勝手口へ帰ってくる 富山旅①

          ケチな2人の婚前軽井沢たび②

          お酒と疲れでなかなか目が覚めない朝。 前日、時間が遅いと種類が無くなることがありますと脅された朝ごはんが待っているので、渋々起きる。 無事、朝食の選択権を得て、彼はパン3種とソーセージ、ベーコン、サラダのついた朝ごはん、私は羽つきフレンチトーストの朝ごはんをチョイス。 外は天気が良く、テラスで朝ごはんを食べている人も。 なぜか必死に何か書いている娘さんとお父さんがおり、宿題に追われているのだろうかと心配になった。軽井沢で焦らなくても‥。 のんびりしつつ、身支度をして、近

          ケチな2人の婚前軽井沢たび②

          ケチな2人の婚前軽井沢たび①

          別荘地、軽井沢。 名前だけで優雅な響きのその地に、憧れを感じつつもまだ一度も足を踏み入れたことがなかった。あるきっかけがあり、軽井沢への旅を決め1泊2日で行く事に。 行きも帰りもバスで。ギリギリ許容できる時間、新幹線より断然安い。 乗ってしまえば、4時間弱で到着する。寝てしまえばあっという間だ。 片道、一人4000円弱で軽井沢というファビュラスな場所へ足を踏み入れてしまった。 軽井沢駅に到着した私たちは、お昼ご飯のお蕎麦屋さんに向かうことに。 夏真っ盛りの8月末、当然溶け

          ケチな2人の婚前軽井沢たび①

          梅干し作りに鎌倉へ。街歩きとおすすめのお店、そして

          季節の手仕事といえば、味噌作り、フルーツシロップ作り、梅酒作りと色々やってきたが、梅干し作りはなんとなく未知でやってこなかった。 彼が和歌山県出身ということもあり、梅干しに愛着があったから、私も知らず知らず梅干し好きになっており、作りたい気持ちも高まっていたところ。 私の好きな料理家さん、「今井真実」さんの梅干し作りワークショップのお知らせを目にし、申し込むことにした。しかも場所は鎌倉。ついでに観光なんかもしたりして、わくわくしながら申し込みのメールを送った。 私は過去

          梅干し作りに鎌倉へ。街歩きとおすすめのお店、そして

          朝靄の中に見た、念願のあの景色〜九州旅④〜

          いよいよ阿蘇の広大な自然に触れに行く 目覚ましが鳴る。あたりは真っ暗。何かの間違い?と思うが、4時半に目覚ましをセットしたのは私だった。草千里の朝焼けを見に行くのだ。 眠い目を擦りながら必要最低限の準備をし、まだ寝ている看板わんこを横目に車を走らせる。まだ薄明るい道を行くと、道がひらけて朝日に照らされた大きな山が。とても美しかった。 しかし、空には晴れているところと厚い雲に覆われたところがある。不安だ‥ 草千里に近づくにつれ、霧が濃くなり、怪しい雰囲気に。 そしてナビ

          朝靄の中に見た、念願のあの景色〜九州旅④〜

          朝靄の中に見た、念願のあの景色〜九州旅③〜

          ①はこちら ②はこちら 目が覚めて、カーテンを開けると青空が見えた。 ありがとう神様、ありがとうちょっと日頃の行いを正していた私。 露天風呂に行くと、脱衣所で今上がってきたであろう方に「気持ちよかったですよ」と声をかけられた。「晴れて本当に良かったですね」と返す。雲は多いけど、本当に晴れ間があってよかった。 露天風呂に一人。 お風呂までの道のりは、真っ裸で山の中にポツンと自分だけがいるようで、とても開放的な気持ちになった。そしてもちろん最高だった。 朝ごはんはビュッフ

          朝靄の中に見た、念願のあの景色〜九州旅③〜

          朝靄の中に見た、念願のあの景色〜九州旅②〜

          初めての聖地巡り、そして阿蘇の偉大さを垣間見る ①はこちら さて、チートデイという魔法の言葉を唱えつつ、すき放題食べた博多を後にして、次に向かうのは大分県の日田。 日田は私たちが大好きな漫画、「進撃の巨人」の作者である諫山創先生の故郷だそうで、クラウドファンディングで建てられたキャラクターの銅像と、原画が飾られているミュージアムがあるとのことでずっと行ってみたいと思っていた。 実は私はアニメを今までほとんどみてきた事がなかった。昨年、同じタイプの友人がおすすめしていた

          朝靄の中に見た、念願のあの景色〜九州旅②〜

          朝靄の中に見た、念願のあの景色〜九州旅①〜

          あの写真を見たのはいつのことだったか。 草原の背景には、雄大な山々が聳え立ち、その麓では、湖と小さくポツポツと馬が放牧されている。少し霞がかったようなその景色は絵画を見ているようで、一瞬で私の気持ちを奪った。 何かの勘違いでずっと鹿児島県であると思っていたが、最近たまたま行った写真家さんの展示会でまたこの写真と出会うことになり、その場所が熊本の阿蘇にあるということを知る。 最近、急に焦ることがある。 昔ほどのアクティブさが失われ、行きたいと思っても面倒だし‥。遠いし‥。

          朝靄の中に見た、念願のあの景色〜九州旅①〜

          今年もお疲れ様、と熱い湯に浸かる草津旅

          昨年末に行った草津旅行。 下書きのまま、未完成で終わっていたので、せっかくだからと投稿する。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 2022年も残すところあとわずか。 年々加速していく1年に、驚きを隠せないまま、ちょっといい旅館を予約した。 今年は、転職も引越しがあり、人から見れば転機と言われる年だったけど、 自分としては昨年よりも穏やかで、平凡で、でも確実にいい方向に向かっている人生に少し喜んだりもした年だった。 そんな1年を共に過ごした、彼と共に、ありがとう

          今年もお疲れ様、と熱い湯に浸かる草津旅