見出し画像

1週間あってもじっとしてられない北海道⑤美瑛・札幌編【完】

前半の富良野、美瑛編はこちら


曇りだけど楽しむぞ、美瑛

もう曇りであることは割り切り、美瑛の丘を巡ることにした。

改めて見ると綺麗な丘の連なり

宿の方からいただいたMAPを手に、絶景ポイントに行くも、曇りすぎて絶景ポイントかどうか怪しい。(眺めはすごくいい)

有名なケンとメリーの木なども一応見に行った。

そうして車を走らせていると、遠くの方にトコトコと道路を横切る動物の姿が。なんだ?とよくよく見てみるとキツネだった。

野性のキツネが現れた!

逃げるでもなく優雅に道路を歩いている姿が、とても可愛い。

えさちょうだい

車の気配も全くなかったので、車を止めて窓を開けると、運転席のすぐ下にひょこひょこ歩いてきて座り、こちらを見上げている。
もしかしたら他の観光客からご飯をもらったことがあり、期待をしているのだろうか。

残念ながら私たちは何も持っていないので、ばいばいしてキツネと別れた。

おしゃれな美瑛選果

昨日パン屋さんが気になったので美瑛選果に寄り、あんぱんと牛乳を買う。
(張り込み?)

ぎっしり!

山の形をしたあんぱんの中にはぎっしりのあんこ!
あんこ好きにはたまらないね〜。甘さも控えめで美味しかった。

昨日、お土産屋さんに行った際に彼がとても気に入ったものがあった。
それは美瑛の有名なパッチワークの路の風景を、木の持つ自然な木目や色合いを生かし表現した作品だった。でも値段が少し高く、その時はやめておくことに。

美瑛の四季を表現している

しかし、トムテルムさんに泊まった時に壁に同じ種類の作品がかけてあったのだ。

彼がこんなにアートを気にいるのも珍しく、宿のご夫婦に聞いてみると美瑛にアトリエがあるとのこと。行ってみることにした。

貴妃花(きひか)さんは十勝岳連峰を一望することができる美瑛の丘に立つ自宅兼木製品のギャラリーショップ。

扉を開けると奥さんが歓迎してくれた。旦那様が作品を作られているらしい。

この犬も欲しかった
これも欲しい‥

靴を脱いで上がると、1階、2階に渡って様々な作品が展示してあることがわかる。元々見ていた絵以外にも、椅子や動物をモチーフにした飾り物など、どれもあたたかさを感じられるかわいらしい作品ばかり。

悩んで悩んで、先ほど見に行ったケンとメリーの木を描いた横長の額を購入することにした。せっかくの新婚旅行、記念となるものを買えたらいいねと話していたのでとても嬉しい。

そして何より、このアトリエの窓から見る景色が美瑛で一番の絶景だった。
作品の梱包を待ちながら、コーヒーを入れてもらいゆっくりと外を眺めていると、奥さんが窓から見える畑は毎年植えられる作物が変わって、年によっても季節によっても全然違う景色が見られるとお話ししてくださった。
こんな景色を見ながら生活できたらどんなにいいんだろうと思う。

温かい気持ちになってアトリエを後にした。また行きたいな。

曇りといえば、食を楽しもうではないか。

100日とうきびのアイスが人気のイエティの家へ!

可愛いメモが貼ってあった

シーズンの時は長蛇の列らしいけど、天気が悪い×シーズンオフということですぐに買えた!

濃厚なコーンポタージュが、美味しいバニラアイスにかかっている。
お好みでと言われてかけたブラックペッパーがアクセントになっていて美味。ちょっと寒かったけど、美味しかったなあ。

その後、「千代田ファーム」へ。ふれあい牧場があるらしい。
すごくフリーな感じでシュールな部分もあり、存分に楽しめた。

哀愁を感じるラマ
たたずむポニー
ヤギかわいい

何より、人懐っこい子羊?がいて、ずっと撫でたりして遊んでいた。
近づいて行ったら一目散に駆け寄ってきて2人ともメロメロに。

兄弟なのかな、可愛すぎる
ナデナデ

ヤギ(ひつじ?)が柵を自由に出入りしていて楽しそうだった。
世界を広げていっているという彼の言葉が良かった。

世界は自由だ


寒かったし曇りだったけど、せっかくなので有名な観光スポット「青い池」や「しらひげの滝」も見に行く。

海外からの観光客がほとんどで、景色よりもそちらに圧倒された。

さて、札幌へ移動しよう。

食べおさめの札幌

背景でモンスターボールのようにおにぎりを掲げる人が

途中、お腹が空いたのでセイコーマートに寄っておにぎりとフライドポテトを買った。Instagramのストーリーに北海道へ行っていることをあげたところ、北海道出身の知り合いが絶対に買って!とおすすめしてくれたからだ。

おにぎりはとても大きく、にぎり加減が絶妙。ふんわりとしていてお米が美味しい!
フライドポテトは厚めのカットで少ししんなりしているけど、それがなぜか美味しい。ジャガイモの甘さがとても引き立っていて、こちらも塩加減が絶妙。

家の近くにセコマがあったら確実に太っていた。危ない。

札幌の宿に到着。コーヒーで有名な森彦のコーヒーが飲めるカフェが併設する「HOTEL POTMUM STAY&COFFEE」へ。外観からとてもおしゃれ!

チェックインとコーヒー豆がもらえる。部屋にはコーヒーミルやドリッパーなどが置いてあり、淹れたてのコーヒーが飲めるのだ。尚、コーヒー豆は持ち帰りまだ飲んでいない。

部屋もシンプルでとてもおしゃれだった。ご飯の時間までしばし休憩し、すすきのの街を少し散策することに。

人が多すぎて怖かったので、ショッピングセンターに避難するも、大きな音で音楽が流れていて怯む、繁華街に慣れない二人であった。

最後の晩餐!

時間になったので居酒屋さんへ。

途中で運よくゲリラ花火を見ることができた。

「地酒と道産食材 一笑」は、本店がいっぱいで別邸を予約したけどそれでも多くの人で賑わっていた。札幌の人気店でご飯を食べるなら早めの予約が必須である。

念願の生ビール、そしてお通しがアジフライ!嬉しい〜!
とうもろこしの天ぷら。甘くてサクサク。
お刺身の盛り合わせ。ぷりぷりで最高!
ホッケの西京焼き。
あまり西京焼きを見たことなかったので頼んでみた。
日本酒も挟みつつ‥
だし巻き卵。ほっとする味。
筋子の天ぷら。おすすめだったけど私には塩気が強すぎた‥
(ホッケの大根おろしと一緒に食べた)
しじみの味噌汁。出汁が効いていて美味しい〜!

そして帰り道、朝ごはんを買うためにまたしてもセコマ。

北海道メロンソフトをゲット!

締めはトリトンで決まり

長かった北海道旅行もいよいよ最終日。
今日は回転寿司に行って空港に向かうだけである。

昨日朝ごはんを買ったけど、彼がもうひと押し!と言わんばかりに
セコマへ行き、フライドチキンを買っていた。セコマ大好き。

フライトの時間もあるので、新千歳空港に一番近いトリトンへ向かう。
30分前に到着し、3組目に並べた。続々と後ろに列が続いていく。
相変わらずの人気店である。

オープン後、カウンター席に到着。
天井から吊り下げられているメニューに目移りしながらも、おすすめを確実に注文していく。
ラインナップは以下になります。

生サーモントロ
本マグロ赤身
炙り塩ハラス
旬たこの子(珍しいネタだったので)
苫小牧産生ほっき
自家製〆鯖
海鮮あら汁

そのほか活け〆はまちとろや北海道産にしんなど‥!

函館のお寿司には勝てないけれど、やはりレベルが高すぎる回転寿司。もはやネタは回転していないけど。
(レーンの真ん中に職人さんがいて目の前で握ってくれる)

大満足でレンタカーの返却に向かった。

新千歳空港に到着し、家族や自分たちにお土産を購入。
そして、おいしいと噂に聞いていた「きのとや」のソフトクリームと、チーズタルトもゲットした。人気のようで長い列ができていた。

微妙にピント合ってなかった

ソフトクリームは濃厚!極上牛乳ソフトと名前が付いているだけある。
しかもでかい。ひとりで食べるのはなかなかボリュームがありそう。

自分の家へのお土産には鮭のルイベ漬け(ご飯に乗せたら至福だった)、じゃがポックルなど(どこでも買えるけど、買いたくなっちゃうよね。プレーンと初めてみたホタテ味を買ったけど、ホタテめちゃ美味しかった!)。

そして無事帰路へ。

とにかく駆け抜けた、忙しい1週間だったけど
ずっと思い出に残るような楽しい時間だった。
結婚式と続けて行くのは大変と思っていたけど、2人で振り返る時間もあってすぐに仕事に入るより良かったかも。

でも、その後1週間くらいは2人とも疲れが抜けず。笑

北海道はまだまだ広いので、今度はまた違うエリアに行きたい。
きっとまた1週間あっても、あちこち行くんだろうな。

終わり




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?