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三度目も、台湾だった。〜家族4人で行く台湾旅行③〜

台湾旅行2日目はこちら▼

ぶらり台湾鉄道途中下車の旅

今日もぴかぴかの青天。

みんな大好きフレンチトースト!
タコさんウインナーは全国共通?


スターホステルの美味しい朝ごはんを食べ、出発の準備を始める。

31℃!そりゃ暑いわけだ。

この日は、電車で遠出をする予定だ。猫村→十分→九份という3つのスポットを電車とバスを駆使して回る。

まずは、電車に乗り猴硐(ホウトン)駅まで。
車窓を眺めながら母と隣電車に揺られ、いろいろな話をする時間はとても楽しかった。長い移動というのも、とても貴重な時間になったと思う。

猫を手懐ける母



1時間ほど電車に揺られ、到着した(ホウトン)は台湾の猫村と言われている。

日本統治時代に炭鉱の町として栄えていましたが、炭鉱業の衰退とともに町の過疎化が進みました。
元々ネズミ除けとして多くの猫が生息していた猴硐ですが、地元の人たちが猴硐を猫と人が共存する猫村として活性化させようと立ち上がり、猫好きの観光客が写真をブログやSNSに投稿したのがきっかけで注目を浴びるようになっていきました。

着いた瞬間から、手作り感のある可愛い猫の看板や装飾、そして猫ちゃんたちがお出迎え。‥といっても、また人間が来たか、とでも言いたげな猫ちゃんが多くそれはそれで猫らしくて良かった。

また人間が来たか〜

動物好きの母は、至る所で猫たちを手なづけていた。

ご満悦な猫①
ご満悦な猫②
ご満悦な猫③
この表情である


どうも撫で方が猫たちのツボに入ったらしく、ご満悦の表情。

猫も暑いよね

にしても、暑すぎたので(11月上旬だけど、日本の8月のような暑さ。なぜ私は長袖できたのか‥)カフェに入ることに。

デーーーーン

デーンとした猫ちゃんが看板猫のこちらのカフェ。

暑い中のスムージーは神

マンゴースムージーとアイスコーヒーを飲んで出発までしばし休憩‥

この表情である
タイミング見計らい中

その間に、デーンとした猫ちゃんがドアが開くのを見計らい脱走する事件も起きたが、抱っこされて連れ帰られていたので一安心。


十分に猫村を楽しみ、次の目的地は十分。電車(平渓線)に乗れば乗り換えなしで到着する。(電車は1時間に一本なので乗る時は時間を調べるのがマスト)

願いをランタンに込めて

十分(シーフェン)は、歩道ギリギリに電車の線路があることと、ランタン上げが有名な場所だ。母がランタンを上げたい!と言っていたので、私も初めて上げることに。

書き書き

800円くらいのランタンを買い(色によって願いが異なる。私たちは健康とかの意味がある白色にしたが、別の店舗では別の意味合いであった。お店が適当につけているのだろう)、4面あるので一人1面、筆で願いを書いていく。

個性が出て面白い。

父「家族が幸せ」←可愛い
妹「平穏健康」←若いんだからもっとはっちゃけなよ
母「すべての病気がよくなります様に 〇〇家みんな幸せですごせます様に  (私の夫)のヘルニアよくなりますように」←願いが強い、あと最後のは笑う
私「笑っておいしいもの食べる」←幼稚園児?

ハチワレもいるよ

そんな我々の願いをのせて、ランタン上げは線路の上で行われる。

幾万の観光客を相手にしてきた凄腕スタッフが撮る写真と動画はさすがと言わざるを得なかった。

青空に飛んでいくランタン

ランタン上げてもどこかの森や川に落ちてゴミになってしまうなんて、何の願いなんだか‥とひねくれた印象を初め持っていたが、とても感動的だったし、家族のいい思い出になってとても良かった。

生のマンゴーをたっぷり!

十分ではアイスのクレープ巻きや
マンゴーかき氷を食べた。暑さの程度が伺える。

十分を満喫したところで、次に向かうのは有名な九份!

奇跡のような景色が見られた九份

電車に乗り、バスに乗り、うねうねと山道を登ること1時間。
私は二度目の九份に到着。九份は30日のうち20日が雨と言われているが、カラッと晴れていた。私が前に行った時ももちろん雨だったから、とてもいい日に来れた。

それにしてもすごい人。昔こんなに人いたっけ。

事前に食べ歩きの目星はついていたので、進行方向に合わせて順番に食べていくことに。

九份街角傳統小吃 

店内に眺めの良いテラスのある小籠包屋さん。帰り際に行ったらとても混んでいたので早めにいくのがおすすめ。

小籠包と、もつの煮込みを食べる。綺麗な景色を見ながら食べる小籠包は最高だったなあ。

阿珠雪在焼

写真どうぞ!とのこと。
SNSの現代に特化している

先ほども食べたクレープ巻きアイスの別店舗。クレープ生地にアイス、ピーナッツの粉、パクチーをのせて巻いてカットしてくれる。母はとてもお気に入りとのこと。

阿蘭草仔粿
母がYouTubeで見つけて気になっていたお店。よもぎのような色をしたお持ちの中に、甘く炒められた(?)切干大根が入っている。新食感で見た目以上に美味しかった!

阿柑姨芋圓

タロ芋団子のお店。芋圓(ュイーユェン)はタロイモや、さつまいもから作られる芋だんご。もちもちした食感が人気の台湾定番スイーツです。
店の奥に入ると、絶景スポットが!ちょうどマジックアワーの時間帯だった。

昼と夜の境にある、水色からピンクにかかった空はずっと眺めていたいくらい美しかった。もちろん芋圓も絶品だった。

阿妹茶樓

最後の目的が、九份の写真を見たことがある人なら一度は目にする、九份を代表する有名なお茶屋さん。ちょうどライトアップが始まり、よく言われる千と千尋の映画の世界のような幻想的な景色が広がっていた。

だからこそ、混んでいることは覚悟で向かうことに。母は待っても良いからどうしてもテラスでお茶を飲みたいという。私たちは混んでるし、座れればいいよーという最初から諦めモード。入れたらラッキーくらいに思っていた。

少しならび、店員さんに案内される際、母が翻訳アプリで「テラス席待っても良いですか?」と聞いてみると、伝わったのかわからないが二階へどうぞとのこと。二階で待つのかなと思っていると、

美しすぎる夕暮れ

まさかの一番景色が見える、端っこの特等席に案内されるではないか。

しかも、空はちょうど陽が落ちる前の一番美しい景色。
海に浮かぶ大陸、山々が見渡せた。

母が、こんなことあるなんて‥!ととても喜んでいたことが、私としても一番嬉しかった。(こんな運いいなんて、もう少ししたら死んでしまうかも‥と言っていた。やめてください)

お茶のセットと茶菓子を注文し、景色を堪能する。
家族とこの美しい景色を共有しながら、大好きな台湾茶が飲めている幸せ。この先も思い出していきたい素晴らしい時間だった。母、諦めずに翻訳アプリを駆使してくれて、ありがとう。(エレン、マフラーを巻いてくれてありがとうのトーンで)

ゆっくりとお茶を楽しみ、帰る時間に。
帰りのバスが混んでいてなかなか乗れないという噂を聞いていたので、混んでいる九份の道を猛ダッシュ。笑 さっきの優雅さはどこへやら‥

そして、急いだのに全然人が並んでおらず、無事席に座れて優雅に台北へ帰宅。何もかもが予定通りで恐ろしいくらいだった。

今日しょっぱい系食べてなくない?

一日歩き回って気づいたが、ちゃんとした食事をほとんどとっていない。甘いものばかりだったので何かしょっぱいものを‥という話になったので

私がおすすめのお店「度小月」へ行くことに。
台湾でも有名な軽食のお店で、台南発祥ですが台北市内にも何店舗かあるお店。

あっさりとしたスープ、モチッとした手打ち麺の上に、脂っこさのない肉そぼろがのっており、えびがトッピングされている。小さめサイズではあるが、遅い時間やちょっと食べたいときに嬉しい一人250円の夜ご飯である。

妹がこういうのを求めていた‥と言ってくれて、おすすめして良かったと胸を撫で下ろす。みんなのしょっぱいへの気持ちが落ち着いてくれたのなら本望である。

長旅で疲れたので、そのままホテルへ帰宅。

お疲れの台湾ビ

翌日は最終日、昼過ぎには出発するのであと少しの滞在である。

つづく

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