【キャッチアイとは】瞳の中にドラマティックな光を
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今日もPhotographerとしての話をしていこうと思う。
ポートレートを行う上で、特に子供の撮影では気をつけながらしているもの、それは瞳の中の光。
私は写真講座やカメラマン育成なども過去にしていて、人物撮影の講座を開く時には必ずといっていいほど伝えているが、しつこいというくらいに伝えないといけない大切なものだ。
瞳はその人の全てが映る。
今まで歩んできた生き方も、考え方も、その人となりも。
それをしっかりと受け止めるために必要なのは瞳の中に入れる「光」だ。
「キャッチアイ」と呼んでいるそれは、瞳の中にあるのとないのでは全く表情が変わってしまう。自撮りでもそうだ。
キャッチアイを入れないともともと死んだような目の私はさらに死んだ魚みたいな瞳になってしまう。そう、人間にすらなれないのだ。
他の写真だすの面倒だからもうこれでいいだろうか。元気がない顔をしているがこれはわかりやすくしっかりとキャッチアイが入っている。
この時点でもすでに死んだような目をしているが、まあまだ生きている。
これにキャッチアイがなくなったらどうなるか想像がつくだろう。
きもちわるっ。
もう、3秒後には死にそうな人になってしまった。「闇落ち」顔の出来上がりである。
これはもうすでに死んでるもはや。せっかくもうすぐ誕生日を迎えるのだから、強く生きたい。生きさせてほしい。
このように、
瞳に光があるのとないので、こんなにも違うのだ。
たかが光、されど光である。
撮影は光と影が全てを制している。
素晴らしい写真を撮る人は光はもちろん、影を操る達人だ。
光は比較的写真を撮りたての人でも操れるが、影はテクニックを駆使していかないと難しい。
話がそれてしまったが、人物撮影にはキャッチアイなしでは撮影は成り立たないとすら思う。
生き生きとした瞳には光が必ずある。
光が入らないということはすなわち、前を向いていない、伏し目がちになっているということだ。
自分らしく自信を持った姿をうつすためには、背筋を伸ばし前を向かないと成り立たないのだ。
背筋を曲げ、下を向いていてはその人の光はキャッチできない。
ドラマティックな光を入れ込んで、その人が歩んできた生き様をカメラは捉えていかないといけない。
山口葵
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